死んだ彼女と瓜二つな女性と出会った時の話をする

2012/03/17 01:40 登録: えっちな名無しさん

気長に聞いてくれ


スペック


1:男 25歳 177センチ 藤木直人に似ているらしい 体型細マッチョ 性格は結構ネガティブ


当時、俺はある鋳造品メーカーで努めていた。。
ちょうどその頃は繁忙期で毎日午前様の勤務状況で心身共に疲れ切っていた。
そして、精神的に疲弊していた理由は他にもあって
6年付き合った彼女(仮に真麻とします)との突然の死別で、婚約もしていた程の仲でもあった為
それは本当に精神的にやばかった。
ちなみに真麻は中島美嘉似で、身長は153位だったかな。
少しでも気を紛らわすつもりで仕事に打ち込んだが、それが返って肉体的にも
追い込む形となり、今思えばいつ糸が切れて自殺をしていてもおかしくない状況だった。



4 :1:2012/02/10(金) 00:38:52.52 ID:6k10s1ys0

そんなある日、いつもの様に激務を終え死んだ魚の様な目をして帰宅をしている時
時間は多分12時を回るかどうかだったと思う。
場所はいつも通る駅前の雑居ビル前。
俺の前を歩く1人の女性が視界に入った。
その女性は1人で、俺と同じ様に仕事帰りなのだろうか。
グレーのスーツに身を包み、後ろ姿でもわかる程足取り重く歩いているのがわかった。
周りがまだ看板等の光で明るかった為、後ろ姿での印象は少し茶髪で腰の辺りまで伸びたゆるふわのロングヘア。
身長は165位はある、パッと見の後ろ姿でもスタイルの良さを伺わせる感じだった。雰囲気はとても重かったが。



6 :1:2012/02/10(金) 00:40:15.08 ID:6k10s1ys0

とにもかくにも、この時の印象は今でもとても強く残っている。
何故単なる通行人に過ぎない女性にここまで目を惹きつけられたのか
実のところ今でもよくわかっていない。そういうことって皆さんはないだろうか?


そして、歩幅と歩く速さの違いでどんどんと女性との距離は縮まり、ついには女性を追い越す形となった。
その後、俺はまた視線をいつものように地面へ伏せ、思考は停止したまま歩き続けた。
どの位歩いただろう。ふと視線を上げるともうすぐ駅前通りを抜ける交差点まで後少しというところまで
歩いていた。そして、その時には先程の女性のことはすっかりと忘れていた。



7 :1:2012/02/10(金) 00:41:46.32 ID:6k10s1ys0

交差点へたどり着き、すでに点滅信号となっていたので、左右確認をし横断程を渡ろうとした時
先ほどの女性が隣にきている事にきがついた。
そして、その時初めて女性の顔を見ることになったのだが、一瞬息が止まった。
と同時に体中から汗が吹き出す感覚に襲われた。


その女性は、死んだはずの真麻に瓜二つだった。
そのまま自分の方を向いたまま硬直をしている俺に気がついたのか、女性は俺の方を向き目が合った。



8 :名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 00:41:50.45 ID:2o0LCMH4O

俺も聞きたい。


俺も昔彼女死んだ。



9 :1:2012/02/10(金) 00:42:46.30 ID:6k10s1ys0


>>8
お前さんも辛い思いしたんだな。
でも、今がある!一緒にがんばろうな

1「あ…」


女性「…? こんばんわ」


1「あ、いや…すみません」


一瞬戸惑った顔をした後笑顔で挨拶をしてくれた女性に、俺はろくな言葉を返すことも出来ず
その場から走り去った。というより逃げ出した。
そこから自宅までずっと走り続けて帰宅した。
走っている最中、走っているせいなのか女性のそのあまりにも衝撃的な容姿のせいなのか、
高鳴る心臓の鼓動が耳の奥でずっと聞こえていた。


1(なんで?真麻は死んだはず)
1(他人の空似でも程があるだろ…)
1(それとも幻覚か?)


結局、疲れから来る見間違いということで無理矢理自己解決をさせて、その日は入浴後すぐに床へついた。



13 :1:2012/02/10(金) 00:45:28.82 ID:6k10s1ys0

そして次の日、目が覚めても昨夜の女性の事が頭から離れず悶々とした一日の始まりだった。
疲弊しきった精神と肉体。そしてその日はそれに加えて、昨日の出来事で全く仕事にならなかった。
その時の状態が露骨に表情に出ていたのだろうか。その日は上司から定時で帰るよう命令された。
この糞忙しい時期に、同僚や上司には申し訳なさでいっぱいだったが、正直助かった。
2ヶ月ぶりに日が出ているうちに帰路に着くことが出来る事で、オレンジ色に染まった空を見上げながら
少し気分が和らぎ、足取りもいつもよりは軽くなっていた。


そして、昨日と同じ雑居ビルの前を通り過ぎる時、ふと昨夜の女性の事が頭をよぎったが


1(…いるわけないか)


別に期待をしていたわけではないが、少ししんみりした気分になった。


いつもの交差点へ差し掛かった時、信号は赤だったので横断歩道前で信号を見つめていた。
すると、突然俺の真横に誰かが立つ。


女性「こんばんわ」


1「…ん?」



15 :名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 00:46:41.91 ID:RkYfQ0Wr0

死因



16 :1:2012/02/10(金) 00:47:14.33 ID:6k10s1ys0


>>15
心筋梗塞でな…



横を見ると昨夜の女性が笑顔で立っていた。
真麻と同じ笑顔で声をかけてくる状況にテンパった俺はただ、目を見開いたまま呆然とするしかなかった。


女性は言葉を続ける。


女性「昨夜はごめんなさい。気を悪くさせてしまったかと思って気になってました」


そこで、ようやく俺も口を開けた。


1「あ、いや…俺の方こそすみませんでした…急にその申し訳ないです…」


女性「いえいえ!全然気にしてませんよ!でも、良かったぁ…何かしてしまったかとちょっと凹んでました…
   男性からいきなり走り去られたの初めてだったから…w」


1「本当に申し訳ないです…」


女性「…」
1「…」


お互い横断歩道の前で人目も気にせず頭を下げあってる姿はきっと滑稽だったと思う。
そして、お互いに前を向き直し信号が青へと変わったので、歩き出したその時


19 :1:2012/02/10(金) 00:48:44.84 ID:6k10s1ys0

女性「あの…」


1「…?はい」


女性「今って仕事帰りですか?」


1「ああ、はいそうですよ。久々に定時で帰らせてもらえたんです」


女性「じゃあ…もしお時間があれば食事でもいきませんか?」


1「え?」


突然の食事の誘いにかなり動揺した。
これが、女性でも会社の同僚や友達、もしくは他の女性ならまだここまで動揺はしなかった。
だが、目の前にいるこの女性は死んだはずの真麻と瓜二つな女性。
頭が混乱していくのが自分でもわかった。


1「…」


女性「あ、いきなりご迷惑でしたよね…何言ってんだろ私」


1「…」


女性「ごめんなさい!失礼しますね!」


俺は何も返す言葉を出せず、ただ黙ってその女性を見つめていた。
女性はその場から走って去っていった。
昨夜と逆のパターンだな…などとぼんやりと考えるのが精一杯だった。



21 :1:2012/02/10(金) 00:50:39.65 ID:6k10s1ys0

俺は情けなくとぼとぼと足取り重く再び帰路についた。
その日は、何もする気も起きず早々に床についた。
が、深夜2時頃に目が覚めてずっとあの女性の事を考えていた。


なんであの時ちゃんと返事をしてあげなかったのかな…
あんな顔で泣きそうになられたら俺も辛いよ…


でも…ちゃんと謝りたい。


そんな事を考えていたら朝になった。



22 :1:2012/02/10(金) 00:51:35.04 ID:6k10s1ys0

だけど、それから女性に会うことはなかった。


2週間程過ぎた頃だろうか。
俺はいつもの様に激務に追われ、女性の事も殆ど忘れかけていた。というより、気にする暇もなかった。


そして、その日の退社も23時を回った頃だったと思う。
いつもの交差点で見覚えのある女性が立っていた。
あの女性だ。
俺は見つけた瞬間にあの晩の事を思い出し、ものすごい緊張感と動揺で吐き気が襲ってきたが


ちゃんと謝りたい…


その気持ちを思い出して、思い切って女性に声をかけた。



24 :1:2012/02/10(金) 00:52:59.04 ID:6k10s1ys0

1「こんばんわ」


女性「!!」


1「あ、突然ごめんなさい…びっくりさせましたね」


女性「…いえ…」


明らかによそよそしくなっている。まぁ、お互い名前を知っているわけでもない。
まして、自分が誘って返事もくれなかった相手だ。無理もない。


1「…あの!」


女性「…はい」


1「こないだは折角誘って頂いたのに、その…返事も返さず申し訳ありませんでした…」


女性「…」


1「俺、ちょっと動揺してしまって、頭がごちゃごちゃになって…ほんとごめんなさい」


女性「動揺…?」


1「あ、いや…あなたの事が嫌とかじゃなくてですね…そのなんというか…」


女性「…いえ、全然きにしてないので、お気になさらなくていいですよ。それじゃ、失礼しますね」


1「」


女性は終始よそよそしさは変わらず、最後は目も合わさずその場を立ち去ろうとした。



26 :1:2012/02/10(金) 00:54:43.34 ID:6k10s1ys0

1「待って!」


女性「…」


女性はそのまま歩き続ける。


1「待って下さい!」


思わず、声を上げてしまう。


女性「…なんですか?」


1「良かったら、俺と飯に行きませんか?」


女性「いいですよ」


1「え?」
女性「え?」


思わず、言っちまった…
なんで俺誘ってんだろ。
てか、この人なんでOKだしてんの?
色んな思いがぐるぐる頭を回ってヨダレが出た。



28 :1:2012/02/10(金) 00:56:02.14 ID:6k10s1ys0

女性「今からですか?どこに行きますか?」
1「いや、その…」


女性「どうするんですか!」


こえぇぇぇ…何この人…


女性「もう…冗談なんですか…?すっごい嬉しかったのに…」


みるみるうちに女性の顔が泣き顔へ変わっていく。


1(ちょ…その顔で泣かないで…てか、嬉しいってさっきまでめちゃくちゃ怒ってたじゃないですか…)


それでも、なんとか返事を返さねばと思い、冗談ではない事を伝える。


女性「じゃあ、今週末はどうですか?時間は1さんに合わせます」


1「あ、はい…じゃあ、また連絡しますね…すみません」


女性「…どうやって?」


1「」


そして、俺達は連絡先を交換して、お互い帰路についた。


その時女性の名前を初めて教えてもらった。


ここでは仮に美嘉とする。



32 :1:2012/02/10(金) 00:58:48.01 ID:6k10s1ys0

帰宅して、入浴を終えて携帯を見ると、美嘉からメールが届いていた。


美嘉[先程は申し訳ありませんでした。週末楽しみにしてますね。おやすみなさい]


俺もすぐに同じ様に謝罪と楽しみにしてますねとメールを返しておいた。


それからあっという間に日は経ち週末。
俺は、久々に本当に久々に女性との食事プランを調べた。
しかも、相手は真麻と瓜二つな女性。
俺はなんでこんなことしてんだろ…
あの女性が気になるから?それとも、真麻の面影と重ねているから?
そんな思いが複雑に絡みながらも、とりあえず地元でも評判のイタ飯屋に決めた。
イタリアン好きなんです。
美嘉とは予め前日に時間を決め、待ち合わせはいつもの交差点で19時。



33 :1:2012/02/10(金) 00:59:55.34 ID:6k10s1ys0

そして、その日は18時で上がらせてもらい、少しゆとりを持って待ち合わせ場所へ向かう。
そういえば、こんな気分は何時ぶりだろう…
真麻が死んでからこんな気分になった事なんかなかった。
しかも、真麻とは違う女性相手に…
確かに姿は真麻に瓜二つだけど、真麻じゃない。
そんな事を考えながら歩いていると
待ち合わせ場所についたのは確か18時半位だった思う。かなり早くについてしまった。



34 :1:2012/02/10(金) 01:01:02.19 ID:6k10s1ys0

すると、美嘉は俺よりも先に到着していた。


美嘉「あ、お疲れ様です!てか、早すぎw」


1「いや、あなたもでしょ…w」


美嘉「え?」
1「ん?」


美嘉「ぷっ…あははははw」
1「なによw」


美嘉「なんか、楽しみで早く着き過ぎちゃいましたw」
1「そっか…」


なんか複雑だった。
今目の前で無邪気に笑ってる女性は真麻ではないのに、どうしてもその笑顔に真麻を重ねてしまう。
この人は俺を見て笑ってくれている。でも俺は…
俺、最低だな。



36 :1:2012/02/10(金) 01:02:11.39 ID:6k10s1ys0

美嘉「今日はどこに連れていってくれるんですか?」
1「…ん?ああ、この先に評判の良いイタ飯屋があるんだよ。そこにいこっか」
美嘉「あ、そこって○○じゃないですか?」
1「うんそうだけど…ひょっとして知ってる?」
美嘉「知ってますよwあそこ美味しいんでよく行くんですよー」
1「あらら…じゃあ、他のとこいく?俺はそれでも大丈夫よ」
美嘉「あ、いいですいいです!そこに行きましょ!それよりもお腹空いちゃってw」
1「りょーかい」


そして俺達は、目的の店に向かって並んで歩き出す。
その道中美嘉は色々話してくれた。
仕事は建築デザイナー。一人暮らし。年齢は25歳。彼氏は3年ほどいない。
俺はへーとかふーんとかそんな返事しかしなかったと思う。
今思うと、自分から深入りしないように無意識に対応しようとしていたのかもしれない。
俺自身の事は殆ど話さなかった。



37 :1:2012/02/10(金) 01:03:59.86 ID:6k10s1ys0

そして、目的の店に到着。


美嘉「お腹空いたーw1さんは何にしますか?オススメは−」
と言いながら、オススメを言ってくるので、じゃあ、それで。とオススメに決める。
美嘉は今日はいつもと違うものを食べてみるとパエリアにしていた。
そして、オーダーも済まして食事が運ばれてくる間、美嘉は俺に質問をしてきた。


美嘉「1さんはどうして食事に誘ってくれたんですか?」
1「んー…なんでだろ?自分でもよくわかってないんだ」
美嘉「えーなんですかそれwノリですか?w」
1「そんな感じかも」
美嘉「そっかぁ…私は嬉しかったのになぁ」
1「…」
美嘉「どうしたんですか?」
1「…なんかごめんね」


俺が謝ると、え?という顔をしてなんで謝るんですか?と聞いてきた。
俺は美嘉が死んだ彼女と瓜二つなんだということを話そうかどうか悩んだ。




でも結局言えなかったんだ。



38 :1:2012/02/10(金) 01:05:16.27 ID:6k10s1ys0

この時言えなかった事で後に自分の首を絞める事になる。


1「いや、なんか折角食事に付き合ってもらってるのになんかね…」
美嘉「そんな気にしないでくださいよwほらほら顔が暗いですよ!楽しくいきましょ!ね?」
1「…ありがとね」


そして、美嘉の質問は続く。


美嘉「1さんって、彼女はいるんですか?」


1「…今は遠くにいるんだ」


美嘉「え?遠距離恋愛って事ですか?」


1「そんな感じだね」


美嘉「そっかぁ…あまり会えてないんですか?」


1「そうだね」


お互いに沈黙。


この時もう限界だった。真麻の顔をした真麻でない女性から、真麻の事を聞かれてそれに答えている自分。
頭がおかしくなりそうだった。



39 :1:2012/02/10(金) 01:06:21.29 ID:6k10s1ys0

1「ごめん…ちょっとお手洗にいってくるね」
美嘉「あ、はい…顔色悪いですよ?大丈夫ですか…?」
美嘉が心配そうに顔を覗きこんでくる。
俺は大丈夫と答え、トイレに席を立った。


洗面台で自分の顔を見る。
酷い顔色だ。こりゃ心配されて当然だわ…
やっぱり今日は来るべきじゃなかった。
あの人には酷いことをしている。
俺は最低だ。


そんな事を考え、そしてそんな鬱蒼とした気分を払うように土気色をした顔に水を浴びる。


せめて、食事だけは楽しく過ごしてもらってその後は早々に帰宅しよう。
そして、もう彼女とは関わりを断つべきだ。そうしよう。
そう考えをまとめ、席に戻った。


42 :1:2012/02/10(金) 01:07:49.86 ID:6k10s1ys0

席に戻ると、美嘉はまだ心配そうは顔で大丈夫かと聞いてくるので、
精一杯の作り笑顔で大丈夫と答える。


1「ごめんね」


美嘉「…なんかさっきから謝ってばかりですね…」


1「ごめん…」


美嘉「また」


1「…」


そうこうしている内に食事が運ばれてくる。
良い匂いが漂う中、雰囲気は最悪だった。
お互いに沈黙。


あーこりゃ完全に嫌われたな
まぁ、その方がお互いの為にもいいかもね
などと、卑屈な事を思いながら、食事を口に運ぶ。



47 :1:2012/02/10(金) 01:09:46.56 ID:6k10s1ys0

1「うま…」
美嘉「え?」
1「いや、これめっちゃうまいw」
美嘉「でしょ?wオススメだもんw」
1「いや、これはマジで美味しいよwありがとw」


美嘉が突然うつむく。


美嘉「やっと笑ってくれた…」
1「え?」
美嘉「1さん私と出会って初めて笑ってくれました」
1「あ…」


俺は、この人の笑顔を見るたびに辛くなっていた。
でも、この人は俺の笑顔を喜んでくれている。
この人は俺を見てくれている。
俺は…


なぁ?真麻…俺はどうしたいんだろ



49 :1:2012/02/10(金) 01:11:41.13 ID:6k10s1ys0

1「美嘉さん。聞いて欲しいことがあるんです」
美嘉「じゃあ、この後飲みに行きませんか?1さんが良ければですけど」
1「…うんいいよ」
俺はこの時、何故かこの女性に自分の事を聞いて欲しくなった。


そしてその後は、お互いうめーうめーと食事を楽しみ店を後にした。


美嘉「じゃあ、どこにいきましょうか?」
1「うーん…」


普段殆ど飲みに行かない俺は正直店を知らない。
そんな俺がうーんうーんと悩んでいると美嘉が口を開く。



51 :1:2012/02/10(金) 01:12:52.08 ID:6k10s1ys0

美嘉「私の部屋で飲みますか?」
1「うーんうーん…え?」
美嘉「私の部屋」
1「いや…それはまずいでしょ…」
美嘉「私、1さんを信じてますよ。だから、ね?そっちのが落ち着いて話もできるし」
1「そういって頂けるなら…お邪魔します」



52 :1:2012/02/10(金) 01:13:27.56 ID:6k10s1ys0

という訳で、美嘉の部屋で飲むことになった。
女性の部屋に入るなんていつぶりだろう。
根が堅物でもあった当時の俺は、付き合ってもいないのに女性の部屋に入る事に少し戸惑いがあった。
そんな事を悶々と考えながら、美嘉の案内で部屋へと移動する。
美嘉の部屋は結構大きなマンションで、意外と俺の自宅から近い場所にあった。
というよりも、目と鼻の先というくらい近かった。今まですれ違ったりしなかったのが不思議な位だ。


玄関近くになり、少し待ってて下さいねと言い残し、美嘉は部屋へと駆け込んでいった。
恐らく慌てて部屋を片付けているのだろう。5分程たってドアが開き顔だけを出した美嘉が
顔だけを覗かせて、ちょいちょいと手招きをする。その時の顔がドキっとするほど真麻にそっくりだった。
俺はそそくさと玄関に入り込み、美嘉のどうぞという言葉の後に続いて部屋に上がる。
めっちゃ良い匂いがした。



54 :名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 01:14:11.11 ID:3rDdaK7F0

わくわくだぜこれは



56 :1:2012/02/10(金) 01:15:10.87 ID:6k10s1ys0

1「お邪魔しまーす…」
美嘉「散らかってますが…適当に座っててください…w」


リビングに通された俺は、流石デザイン関係の仕事をしているだけの事はあるといった感じの
センス良くまとめられたリビングに配置されたソファに座って、ありえないほどの挙動不審っぷりで
ソワソワしながら美嘉を待った。
そうしている内に、美嘉は部屋着へと着替えて戻ってきた。
上はキャミソールで下はホットパンツという露出の高い格好に多分赤面して直視出来なかったと思う。


美嘉「ごめんなさいこんな格好でw」
1「いや別に気にしてないっす///」


めちゃめちゃ気になります。ブラ見えてますよ。黒だった。
出会った当時は見た目と同じで胸もちっぱいな感じだったのだが、こうやって見るとかなりでかい
多分D位はあったと思う。



62 :1:2012/02/10(金) 01:17:09.44 ID:6k10s1ys0

そんな目のやり場に困って相変わらずの挙動不審な俺にお構いなしな美嘉は
部屋に来る途中のコンビニで買ったお酒を机に並べて、その内の1本を渡してくる。


美嘉「それじゃ、お疲れ様でしたーw」
1「あ、おじゃじゃしたーw」
お互い缶のまま乾杯を交わし、やっと力が抜けた。
そしてしばらく、今日の店の事やお互いの身の回りの事などで談笑した後
美嘉が一息ついて聞いてきた。


美嘉「それで話したいことってなんですか?」


心臓がドキンといった。
こういうのって漫画だけの現象と思っていたが、実際なるものなんだな。



67 :1:2012/02/10(金) 01:19:56.41 ID:6k10s1ys0

1「んー…話というかですね、俺自身の事を聞いて欲しくて…」
美嘉「はい。何でも聞きますよ」
1「多分ものすごく気分を悪くさせるかも知れないですが、最初に謝っときますね」
美嘉「大丈夫ですよ。どうぞおっしゃってください」


そして俺は、美嘉に自分には婚約をした彼女がいて、その彼女は今はもうこの世にはいないこと
そして美嘉がその彼女に瓜二つで、美嘉には申し訳ないがずっと美嘉の姿に彼女を重ねていた事を
そんな自分に嫌悪して、本当はもう美嘉に会うべきじゃないって思っていることを、
言葉に詰まりながらも美嘉に話した。
美嘉はただ黙って頷きながら聞いてくれた。
一通り話し終えた後、俺は泣いていた。
そんな俺を美嘉は黙って抱きしめてくれた。
胸の弾力が気持ちよくて勃ちかけた。



72 :1:2012/02/10(金) 01:21:54.23 ID:6k10s1ys0

1「ごめんなさい…本当にごめんなさい…」
美嘉「いいから…ずっと1人で辛かったですね。もう大丈夫だから…」
1「うわぁぁぁぁぁぁ」


俺は真麻の葬式以来初めて声を上げて泣いた。
美嘉は大丈夫だからと何度も言いながらずっと抱きしめてくれていた。


そっか…俺はずっと誰かにこうやって抱きしめられて泣きたかったんだ…



74 :1:2012/02/10(金) 01:23:01.04 ID:6k10s1ys0

どの位泣いただろう。
ひとしきり泣いて落ち着きを取り戻した時、目の前にある美嘉の谷間とその感触に気が付き
俺は慌てて離れた。


1「なんか申し訳ないです…ほんと」
美嘉は穏やかに本当に穏やかな笑顔で首を横に振り、落ち着きましたか?と聞いてくれた。


1「…お陰様で」


美嘉「じゃあ、今度は私の話を聞いてもらっていいですか? 」



75 :名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 01:24:01.20 ID:So971kMY0

美嘉にも事情があったのか



78 :1:2012/02/10(金) 01:25:14.74 ID:6k10s1ys0

1「え?あぁ、どうぞどうぞ!なんでも聞きますよ」


美嘉「はじめ1さんを見た時ものすごく目に惹かれたんです。」


1「目?」


なんでこの人はこんなにも深い目をしてるんだろう。
どんな人生を送ったらこんなにも深い目をするようになるんだろうって
そう思ったら、1さんの事をもっと知りたくなって、食事に誘ったのだとか。
美嘉は少し伏し目がちにそう語ってくれた。


こんな死んだ魚のような目に惹かれるなんて、ちょっと変わってる子だなと正直思ってしまった。


美嘉は話を続ける。



83 :1:2012/02/10(金) 01:26:55.76 ID:6k10s1ys0

美嘉「でも、先ほどの1さんの話を聞いてなんとなく理解できました。1さんは優しいですね」
1「俺が?優しい?w」


俺は優しくなんかないだろ。
初対面の女性に死んだ彼女を重ねて、勝手に浮かれたり沈んだりして振り回して、
挙句の果てには、のこのことそのままこんな所にまで上がりこんで。
好き勝手話して。勝手に泣いて。勝手にすっきりして。
全然優しくないじゃないか。
そんな事を考えながら、またもや自己嫌悪していると美嘉が語りだした。


美嘉「だって、そんな出会って間もない人間の事を思ってそこまで自分を責める人がいますか?
   私だったら自分がそんな状況で、そこまで相手の事を考えられませんよ。それは1さんが
   誰よりも優しすぎるからじゃないですか?私はそう感じましたよ」


1「買いかぶりすぎですよ…俺はただ自己嫌悪から抜け出したくて、自己満足するためにこうやって
  話をしているに過ぎませんよ…」


美嘉「それでも、やっぱり優しい人だと私は思います」


1「…」



86 :1:2012/02/10(金) 01:29:14.98 ID:6k10s1ys0

美嘉はそんな俺を見てふふっと笑い、ほらほら飲みましょう!と言い酒を推めてきた。
俺も、なんか今まで入っていた力が一気に抜けて、そうですねと酒に口をつける。
結構飲んだと思う。元々酒は強い方では無い。
頭がボーっとして自分でも何を話しているのかあまり覚えていない。


目が覚めると、俺はベッドにいた。
横には美嘉が寝ていた。


90 :1:2012/02/10(金) 01:31:30.09 ID:6k10s1ys0

はっきりしない頭で、身の回りを確認した。
服は…着ている。美嘉も着ている。
少し安心したが、如何せん全く記憶に無い。
この状況をどうしたものか…と考えていると美嘉が目を覚ました。


美嘉「あ…おはようございます…」
1「…おはようございます」
1「あの…すみません。なんか全く覚えてなくて…」
美嘉「でしょうね…wあんな事したのに…」


あんな事?!どんな事?!ということは、ナニをアレしてヌキヌキポンしたってこと?え?え?
と、うろたえていると、美嘉は大笑いしながら、何を焦ってるんですか?wと意地悪く言ってくる。



92 :1:2012/02/10(金) 01:32:33.11 ID:6k10s1ys0

1「いや…あの…ということは、雄しべと雌しべをアレしたって事ですかね…?」


美嘉「何言ってるんですか?w…大丈夫ですよ。1さんは何もしてくれませんでしたw」


1「え?…だって今さっきあんな事って…え?どういうこと??」


美嘉「昨夜は本当に何もありませんでしたよ。私は別に構わなかったんですけどね。
   指一本手を出す事無く、そのまま寝ちゃいましたよ…wだから、ちょっと意地悪
   言ってみただけですw」


1「はぁぁぁぁ…良かった」


美嘉「まぁ、1さんならそんな気はしてました。最初に言ったじゃないですか。信じてるって」


1「ははは…」


実際、俺は自慢じゃないが酔った勢いでって事はこれまでもしたことが無かった。
まぁ、ただのチキン野郎なだけだけど。



95 :1:2012/02/10(金) 01:34:31.87 ID:6k10s1ys0

なんとなく安心した様な残念な様な複雑な気分になりながら、再びベッドに転がる。
ふと横を見ると、美嘉の顔がめちゃくちゃ近い。谷間も近い。
あ…と固まってると、美嘉の顔がどんどん近づいてくる。
そして…



99 :1:2012/02/10(金) 01:36:29.82 ID:6k10s1ys0

美嘉「あ、1さんお腹空きましたか?」
1「あ、え?あぁ、そういえば少し空いたかも…」


じゃあ、何か作ってきますねと言いながら、美嘉はベッドを出てキッチンへと向かっていった。


めっちゃドキドキした
やばかった。もう少しで理性が吹っ飛んでいたと思う。あの顔であれは反則だろ…
また俺はいつの間にか美嘉に真麻を重ねていた。
でもなんでだろう…今はあの時のような自己嫌悪はわかない。
確かに真麻の面影を見ているが、しっかりと美嘉としてその姿を見ている自分に気がついた。


早い話が、美嘉の事が気になっていた。


俺は美嘉の事が好きなのか?


…好きになっても良いのかな?
なぁ、真麻…



101 :1:2012/02/10(金) 01:38:19.73 ID:6k10s1ys0

そんな事を考えていると、リビングの方から美嘉の呼ぶ声がした。
俺はのそのそと起き上がり、リビングへと向かう。
テーブルには朝食が良い匂いをたてながら並べてあった。
美嘉はすでにテーブルにつき俺を待っていた。


1「ありがとう」
美嘉「いーえw」
1 美嘉「じゃ、いただきまーす」


昨夜は深酒をした事もあり、朝食はシンプルなものを作ってくれていた。
そして、朝食をとりながら美嘉が話し始める。



102 :1:2012/02/10(金) 01:39:36.13 ID:6k10s1ys0

美嘉「1さんは今日のご予定は?」
1「ん?いや別に無いけど…」


美嘉「じゃあ、どっか出かけませんか?」
1「え?うんいいよw」
美嘉「ほんとですか?!じゃあ、ご飯食べたら準備してきますね!」
1「あ、じゃあ俺も一旦帰宅して準備してくるよ」
美嘉「わかりましたwじゃ、待ち合わせは…」
1「いつもの交差点でw」
美嘉「ですねw」


そして、俺は一旦帰宅して風呂に入り私服に着替えて待ち合わせの交差点へ向かった。
俺はその時、美嘉へ気持ちを伝えようと決めていた。


だけど



104 :1:2012/02/10(金) 01:41:02.53 ID:6k10s1ys0

美嘉は現れなかった。


携帯にも連絡したが、電源が切れているようで繋がる事はなかった。
美嘉のマンションへも行ったが、インターホンからの反応は無かった。
それから、もう一度待ち合わせの交差点へ戻って2時間待ったが、結局その日美嘉と会うことは出来なかった。


俺は、美嘉の身に何かあったのかと思い、それから毎日美嘉のマンションへ寄ったり、
いつもの交差点付近で美嘉を探したり、携帯へも毎日連絡を入れた。
でも、美嘉と繋がる事はなかった。



113 :1:2012/02/10(金) 01:44:23.60 ID:6k10s1ys0

そんな日々を半年ほど続けた。
ある日、見知らぬ番号から携帯に着信があった。
ちょうどその時俺は会議中で、受ける事ができず会議終了後にその着信に気がついた。
そして、その着信には留守電が記録されていた。



122 :1:2012/02/10(金) 01:48:26.67 ID:6k10s1ys0

留守電「もしもし1さんの携帯電話でしょうか?美嘉の母と申します。急なお電話申し訳御座いません。
    お伝えしたい事が御座いますので、折り返しの御連絡をお待ちしております。失礼致します」


美嘉のお母さん?何で俺の番号を?それより伝えたい事って?まさか…


俺は今にも心臓が飛び出る位緊張しながら、履歴の番号へ電話をかけ直す。
電話の呼出音が鳴る。この間がものすごく長く感じた。何時間にも。


そして、電話が繋がる。



134 :1:2012/02/10(金) 01:50:01.90 ID:6k10s1ys0

女性「はい…」


1「あ、先程お電話を頂いた1と申しますが、美嘉さんのお母様でいらっしゃいますでしょうか?」


女性「あぁ…わざわざご丁寧に有難うございます。美嘉の母で御座います」


電話の奥の女性は確かに美嘉の母のようだった。落ち着いた年配の女性な感じだった。


1「先程は電話を受けることが出来ず申し訳ございません。それで、美嘉さんの事で何か…?」


美嘉母「1さんの事は美嘉の日記に書かれていて知ることが出来ました。
    娘が大変お世話になったようで有難う御座いました」



137 :名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 01:50:52.34 ID:JkYICGpQ0

うそでしょ…



141 :1:2012/02/10(金) 01:51:46.56 ID:6k10s1ys0

1「いえそんな事は…それで美嘉さんは?今どうされているんですか??」


美嘉母「美嘉は今入院しています。半年ほど前に自宅付近で車の事故で頭を強く打って…」


1「事故?!でも、美嘉は生きているんですね?!どこの病院ですか?すぐに伺います!」


美嘉母「…美嘉はもう話すことも立つ事もできません」


1「え?どういうことですか…?」




155 :1:2012/02/10(金) 01:55:35.67 ID:6k10s1ys0

美嘉母「事故をした時に頭を打ったのですが、打ちどころが悪かったらしくずっと意識は戻っていません」


1「そんな…」


美嘉母「今日は、1さんへ美嘉の事はもう忘れて欲しい旨を伝えたくてお電話させて頂きました」


1「なぜですか?私は今すぐにでも美嘉さんの側にいきたいんです!何故忘れる必要があるんですか!」


俺は、どうしても美嘉に会いたくて美嘉母へ搬送先の病院と
美嘉へ逢わせてもらえるように頼んだが
返ってくる返事は忘れてくれとの一点張りで、最後は一方的に電話を切られた。
それから、何度連絡をしても繋がる事はなかった。
そして、今に至る。これが1週間程前の話。



157 :1:2012/02/10(金) 01:56:57.35 ID:6k10s1ys0

一応話はこれで終わりなんだが、俺は近いうち興信所か探偵を雇って
美嘉の居場所を突き止めようと思っている。
それに向けた準備も進めている。
絶対に美嘉の事は諦めたくないし、俺の気持ちもちゃんと伝えたい。
何よりも側についていたい。好きな女がこんな状況にもかかわらず、何も出来ないなんて
もう嫌なんだ。



159 :名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 01:57:32.69 ID:3l6bJtni0

会わせたくないというより会えない



160 :名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 01:57:45.58 ID:JojAAdTv0

忘れて欲しいならなんで電話したんだよw



162 :1:2012/02/10(金) 01:58:25.82 ID:6k10s1ys0

付き合ってくれたお前等ありがとう
どうしてもこの気持ちを形として残しておきたかったんだ



164 :名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 01:58:44.12 ID:n/8/02K30

哀しい話だ。会って抱きしめてやれ



>>164
今すぐ抱きしめてやりたいわ



165 :名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 01:59:17.35 ID:yc6UlBCj0

言葉も無い…



168 :名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 02:00:18.85 ID:eUiYF1UP0

>1は実際あって何か現実を突きつけられても彼女に向き合えるのかい?
親御さんが忘れてくれっていってたのはなにかしら理由があるからだろうし。



>>168
何かしら理由はあると思うでも、>>160が言うように本当に会わすつもりが無いなら連絡なんかする必要ないと思うんだ。


169:名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 02:00:24.11 ID:c1IiYLQqO


自宅が近かったら事故が合ったの分からなかったのか?救急車とか


それに疑いたくはないけど、警察の現場検証がすぐに終わるわけないし



173:1:2012/02/10(金) 02:04:22.11 ID:6k10s1ys0


>>169
現場検証の跡っていうのかな?白線で囲ってはあった。
勿論、警察に問い合わせをしたけど、教えてもらえなかった



175:名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 02:05:44.63 ID:3l6bJtni0


連絡きたの半年後でしょ?
跡残ってるんか…



179:1:2012/02/10(金) 02:08:06.06 ID:6k10s1ys0


>>175
残ってたよ
それは確認して、吐きそうになった
だから、美嘉のお母さんが言ってることは本当なんだろうけど…
俺もなんでここまで頑なに拒否をされるのかわからないんだ



180:名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 02:08:09.03 ID:WlspFWXL0


>>1
無責任だけど、後悔を残して欲しくない
自分の事もいたわりながらすべきことをしてください
応援しています



185:名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 02:09:39.28 ID:G71IJ8d50


う〜ん
美嘉が事故にあったのが自宅付近
>>1と美嘉の家は目と鼻の先
事故現場は美嘉の家と例の交差点の間美嘉の家付近と予想がつくが、
>>1は美嘉が来なくて心配して美嘉の家に行ったんだよな?
そしたら救急車なりなんなり騒ぎが起こってるのはわかると思うんだがなあ
あと家が目と鼻の先なのになぜ離れてるであろう交差点待ち合わせにしたのか。
気分を害したらすまんが、負に落ちなかったので、答えていただけると嬉しい。



189:1:2012/02/10(金) 02:14:12.94 ID:6k10s1ys0


>>185
交差点を待ち合わせにしたのは、その時のノリだね。
ただ、救急車とかの音に関しては恐らく俺が風呂に入っている時か、何かしらの理由で聞こえなかったのかも知れない。
普通に部屋にいるときだと聞こえるからな
いつ救急車がきたのかまではちょっとわからないんだ。
答えになっていないかもしれないけどすまん。



195:名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 02:21:48.37 ID:G71IJ8d50


>>189
いや、いいんだ
よくわからない
っていう答えが聞けただけでいい
むしろそれがリアルであって普通だと思うよ
つらいと思うががんばれ
いつか抱きしめてやれよ
今度はそばにいてやれ
こんなことしか言えんけど応援してるぞ
>>1



201:1:2012/02/10(金) 02:24:49.40 ID:6k10s1ys0


>>195
ありがとう
ちょっと今、皆の意見が色々ときけて自分を客観視できつつある
本当に感謝している



191:名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 02:15:07.90 ID:c1IiYLQqO


当日の話しね
すれ違わないのが不思議な距離で、待ち合わせから彼女のマンションに行く途中で事故の喧騒に気付かなかったのかなと。
使う道はほとんど同じじゃないのかな?まあ寄り道とかしてた可能性もあるけどさ



194:1:2012/02/10(金) 02:21:45.98 ID:6k10s1ys0


>>191
後付の説明で説得力ないかもだが、美嘉との自宅距離は確かに近かったんだが、交差点までのルートで美嘉の自他周辺を回ることはなかったんだ。
こればっかりは地理的な事になって説明が難しいんだが、とにかく事故現場と美嘉の事故現場との接点が無いので、事故の喧騒には気が付かなったんだ



193:名も無き被検体774号+:2012/02/10(金) 02:18:10.08 ID:kTkejmRS0


というか、美嘉さんはずっとこのままかもしれないのよ?
付き合いも長くない>>1さんの人生を背負わせるのは、母親の立場であれ、美嘉さんの立場であれ歓迎しないし、ずっと負い目を感じるかも。
>>1には薄情に感じるかもしれないけど、それが>>1に対する、美嘉さんの母親の愛情なんじゃないかな?


参考までに。



199:1:2012/02/10(金) 02:23:38.84 ID:6k10s1ys0


>>193
そうかもしれないね。
自分の気持ちが前面に出すぎてたわ
冷静に考えるとそうかもしれない



209:1:2012/02/10(金) 02:33:46.04 ID:6k10s1ys0


皆、話を最後まで聞いてくれて有難う
感謝している。


今、皆からの意見を聞けて少し冷静になれたと思う。
もう少し、向こうの家族の心情、そして美嘉の心情を汲んだ上でどうするのかをもう一度考えてみるよ


今日はありがとう




出典:死んだ彼女と瓜二つな女性と出会った時の話をする
リンク:2ちゃんねる

(・∀・): 119 | (・A・): 52

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