じいさんの通夜の話
2012/03/22 12:56 登録: えっちな名無しさん
691 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2012/03/13(火) 20:06:41.97 ID:wfOO4oVhO
じいさんの通夜の話。
まずはうちの姉。
頑固でケチ、女癖の悪いじいさんを嫌っていた姉は身内の席から
少し離れた場所に座っていた。
しかし内孫で初孫だからと母親に手招きされ仕方なく立ち上がったが
ツルリと滑り、となりで居眠りしていたオッサンにスライディング
タックル。更にビックリして立ち上がり掛けたオッサンとからまり
転げ回って前にいたオバサンの脇腹にエルボー。
オバサンも寝ていたらしく、『はいっ、いらっしゃいませ!』と
ねぼけてデカイ声で言い出し周囲は爆笑(デパ地下勤務)。
騒ぎを起こした姉は何故かドヤ顔で身内の席に。
姉のオーラ?に打たれた人からパラパラと訳の分からない拍手がw
更に姉と顔が似てる従妹はかなり独特で、坊さんのシャウトの様な
読経に合わせて、葬儀で配られた缶ジュースで小芝居?始めた。
それが『昔この沼には主がおってな…』とか、意味不明な小芝居。
更に従妹と仲良しな姉がその小芝居に便乗。
『主を忘れたこの沼はー』とか唄い出しカオス過ぎる状況に。
更にやはりじいさんを嫌っていた叔父が、坊さんの外見的特徴を見て
ぽつりと、何だか子供の時に見たヒーロー物思い出すわ。
なんだっけ、アレ、ほら、凄い気持ち悪いやつ。妖怪みたいな。
等と言い出し、叔母が『アクマイザー3よ!』と何故か間髪入れず速答。
そうなると三人いる坊さんの眉毛が何故か皆同じ形なのも
読経が異様に激しく太った坊さんが汗だくなのもすべてがおかしく
参列者のほとんどが、笑いを堪えるのに必死と言う、通夜になった。
更に通夜の深夜、親族が殴り合いの大喧嘩となり、翌日の葬式は
みんなボロボロで参加し、坊さんを驚かせた。
色々と忘れられない葬式となりましたw
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