近所の野良猫ちゃん
2012/05/18 17:38 登録: えっちな名無しさん
51 名前:オグリッシュ[] 投稿日:2006/10/10(火) 23:06:15 ID:JxigfX520
近所の野良?
人懐こい野良だった。体長40センチ弱。一歳くらいだろうか?
餌を上げなくても近寄って来て、体を擦り寄せてくる。余程普段から餌付けされ
ているのだろう。
(連れ去るのは造作もないな)
即実行に移すことにした。
次の日、段ボールを改造・補強した、猫を詰め込む箱を作る。元々は缶コーヒー
の箱で大きさはそんなには大きくない。
猫を発見。向こうもこちらに気付き、近づいてくる。危機察知能力のない猫だ。
野良で生きている以上、これは致命的だ。遅かれ早かれ虹の橋を渡ることになっ
ただろう。
そして、それは今日になるのだがね。
58 名前:オグリッシュ[] 投稿日:2006/10/10(火) 23:49:16 ID:JxigfX520
近所の野良?
段ボールの上側は、猫の体がギリギリ入るくらいに入口の大きさを調整してある
。俺の体に擦り寄ってきた猫の顎を撫でる。「ゴロゴロ…」喉を鳴らし丸くなって
いる。そっと首根っこを掴む。猫は皮を多めにわし掴みすると、四肢を延ばして身動き
しなくなる。猫の四肢をうまく段ボールに入れ、頭まで入れると同時に手を離し、段ボールの
入口を閉じる。
途端に猫は気が狂ったように暴れ出す。
「ギニャ〜〜オゥ〜〜!!」
叫び声を上げるが、もう遅い。ガムテープで箱をグルグル巻きにして、中が見えるよう、隙間を少しあける。
隙間から、恐怖に見開かれた猫の目が見える。
(お楽しみはこれからだ)
そっと語りかけた。
66 名前:オグリッシュ[] 投稿日:2006/10/11(水) 00:45:12 ID:wTuCC61F0
近所の野良?
猫入り段ボールを車に放り込み、移動する。途中車を止めて、中をうかがってみ
る。猫が隙間に向かって、顔を押し付けている。必死に出ようとしているのだろ
う。
俺は箱の上から、猫の頭がある辺りを両手で押し潰した。
猫の頭蓋骨の硬さを感じると同時に、猫が身悶え唸り声を上げる。
「ヴニャァ〜〜〜!」
人間であれば「やめてくれ〜」とでも言っているのだろうか?だがやめるわけは
ない。
再び車を走らせ、夜には誰も来ないことがわかっている公衆便所にたどり着く。
そこの障害者用スペースに入ると、段ボールを放り投げた。
さて、本番の開始だ
67 名前:オグリッシュ[] 投稿日:2006/10/11(水) 00:50:19 ID:wTuCC61F0
近所の野良?
今日のメニューは"撲"に決めていた。
床に落ちている段ボールに向かってジャンプし、全体重を使い踏み付けた。段ボールの中で暴れているのがわかるが、鳴き声はあげない。あまりの痛みと恐
怖で声も出ないのだろうか?2・3回繰り返した後、隙間の穴に切込みを入れた。
同時に猫がそこから顔をだし、俺の顔を見るなり
「シャアァァ〜〜〜!!!」
と威嚇する。その鼻面めがけて、車に積んであったマグライトの柄で殴りつけた。
ガツッ!ガツッ!
「グッガッ」
殴るたびに猫は声を上げる。
(いい感じだw)
少し様子を見ていると、猫は隙間をこじ開け外に飛び出した。だか、ここは密室逃げ場はない。
69 名前:オグリッシュ[] 投稿日:2006/10/11(水) 00:56:26 ID:wTuCC61F0
近所の野良?
猫は逃げ道を探し部屋の中を四方八方に走り回り、隅で垂直跳びを始めた。おそ
らく身の危険を感じると、高い所に上り身を隠す習性なのだろう。よくは知らな
いが(笑)
飛ぶタイミングに合わせ、マグライトをフルスイングする。
ゴッ!鈍い音と共に、猫が反対側の壁まで吹っ飛ぶ。
猫は隅で丸くなり、毛を逆立て俺を威嚇する。鼻からは鼻血が出ている。息も荒
い。
そのまま猫に、踵でストンピングを加える。十数発踏み付けていると、耐えかね
た猫はダランと横になって、何とか呼吸をしている状態になった。
(気付けをしてあげなきゃな)
そう思った俺は、靴で顔を踏み付けじわじわと体重をかけていった。
75 名前:オグリッシュ[] 投稿日:2006/10/11(水) 01:23:13 ID:wTuCC61F0
近所の野良?
次第に耐えられなくなった猫は、身を翻し起き上がった。その頭に対し、真上か
らマグライトを振り下ろす。
ガゴッ!「グニッ!」猫は変な鳴き声を上げる。
直後、猫は不可解な行動に出る。虚ろな目をしながら、部屋の外周に沿ってゆっ
くり歩き出したのだ。
ゆっくり歩きながら、壁にぶつかりひっくり返る。また起き上がり、歩きひっく
り返る。それを一周した後、ひっくり返り身動きをしなくなった。最後の力を振
り絞って逃走路を探したのだろうか?だがそれは無駄だった。
(そろそろ限界かな?逝かせてやるか)
そう思うと、最後の行動に移った。
76 名前:オグリッシュ[] 投稿日:2006/10/11(水) 01:26:35 ID:wTuCC61F0
近所の野良?
2・3歩後ろに下がると、猫の頭に向かってサッカーボールキックを放った。
猫は一直線に壁に激突し、床に横たわった。次の瞬間、猫は手足をバタつかせ、背中を反らせ呻き出した。ひきつけを起こしたみたいだ。
「ヴゴォォ〜〜〜!」
30秒ほどその状態が続き、次第におさまった。猫は大きく息を吸い、吐いた。
呼吸はもう、切れ切れになっている。
(終わらせよう)
猫の頭に2・3発マグライトを振り下ろす。「ガッ」一言発した猫はそれきり動かなかった。
清々しい気持ちで帰宅し、シャワーを浴びて寝た。
朝起きて気付いた。「なんだ、夢か」
出典:生き物苦手板
リンク:オグリッシュ先生

(・∀・): 47 | (・A・): 108
TOP