賄いのおばちゃん

2012/05/26 08:08 登録: えっちな名無しさん

修羅場と言っていいか微妙だけど。

昔働いていた会社には賄いがあった。
月1万程度でお昼が食べられるので、ラッキーと思っていたのだが、
明らかに賄い人数は少なかった。

やっぱり、みんな好きなもの食べたいのかな?お弁当持参?とか思ってたけど、甘かったわ。
賄いのおばちゃん、かなりのメシマズだった…。
(スパゲティにサンマのぶつ切り・変な味のカレーとか)

それでも食べる人がいるのは、社員は給料から天引き(食べても・食べなくても)だから
それなら、おばちゃんをクビに…と思うのだが、社長の知り合いなのでそれも叶わず。

しかしある日、明るいニュースが飛び込んできた。
もうすぐおばちゃん定年とのこと!
何気なくおばちゃんの年齢を聞いた社員、GJな雰囲気だった。
そしてついに定年の日がやってきた。


帰りに大きな花束をかかえたおばちゃん。
いつもはクソババァと罵っていた人たちも、この時ばかりはすごくいい顔で見送っていたw

そして次の日、みんなワクワクしながら出社した。
今まで、みんな仕事している10時ごろにおばちゃんが来て、食事を作っていたから
みんなどんな人が来るのかわからないままお昼を迎えた。

食堂の戸を開けると、いつもの光景が広がってい・・・た・・・・。

定年過ぎた後は、パートとして残るんだってwwww
あのときのみんなの顔を忘れることができない…。



出典:オリジナル
リンク:ではない。

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