おばさんみたいなおじさん

2012/06/17 02:09 登録: えっちな名無しさん

新婚で24歳の頃、町内会の役員をやりましたが
田舎特有の面倒な行事があって苦労しました。
特に大変だったのが温泉旅行。
毎年恒例らしく、中高年・老人が多数参加。

宴会ではセクハラを恐れておばさん達の輪に入りました。
全員初対面で不安でしたが、みんな酔っていたので下ネタばかり。
そして胸が大きいからとすぐ触ってくる。
女の子同士ではよくあることなので、あまり嫌がりませんでした。
ずっと太ももばかり触る人、胸ばかり触る人、ベタベタくっついて
くる人、唇にキスしてくる人もいました。
それにしてもよく触るなあ〜と思ってましたが。

後日、小林という中年女性が2人でうちを訪ねてきました。
そのうちの一人は宴会で触ってきた人で見覚えがありました。
もう一人に「あんたか?うちの人誘惑したのは?」と言われました。
この人何言ってるの?夫婦?え?まさか・・・あの人男だったの???

おばさんみたいなおじさん・・・
しばらく混乱して言葉がでませんでしたが、落ち着いてから
素直に話しました。
その男性が女性だと思ってたこと。女性だと思って何されても
嫌がらなかったこと・・・
男性は私から誘ってきて関係を持ったと言いましたが、否定しました。
「絶対してません。」
すると奥さんにはやっとわかってもらえました。

そんなことありえない。でも、1か月も前のことだし、
私も泥酔状態で途中で寝てしまっていました。
寝てからのことは覚えていなくて、朝起きても二日酔いで気持ち悪くて
吐いたし。起きてすぐシャワー浴びたような。正直不安になりました。
過去に泥酔してゆきずりの人としてしまったことがあったし・・・
話の中で、その日私と関係を持った人がもう一人いると聞きましたが、
誰だかわかりません。
(後日、その男性(坂東)は謝りにきて、小林の話が正しかったことが
わかりました。)

田舎だからすぐうわさなんて広まります。
自分から夫に話しました。酔って誰かわからない人と避妊なしで
セックスしたことも。離婚も覚悟してました。

夫はずっと黙って聞いていましたが、しばらく考えた後、
実は俺も・・・と話し始めました。
取引先の若い女の子に酔わされて、ホテルに連れ込まれたことがある。
今回どうしても契約できなくて、奥さんに話すと言われてたところ
だって。
数秒間目が合ったまま固まって、二人同時に笑いました。
似た者同士というか、絆が深まりました。

変なうわさで私がつらいだろうと
夫が気を遣ってくれて、引っ越すことになりました。
引っ越しの日、小林の奥さんにほんとのことを話すことができて
すっきりしました。

出典:ほんとうにあったエロい話
リンク: 

(・∀・): 55 | (・A・): 59

TOP