本当に性的に強い男とは

2012/08/23 02:58 登録: えっちな名無しさん

男にとって、性欲の強さはある種のステイタスであるようです。
「英雄、色を好む」ということわざもあるように、昔から権力とカネとオンナはつながりが深く、
英雄にまでなれなくとも、島耕作や只野仁を夢見るサラリーマンは多そうです。
スポーツ新聞には精力増強剤の広告が踊り、厚労省はバイアグラを即効認可し、
病院ではED外来が開かれています。チンコによる、チンコのための、チンコ政策です。
 
ここで男たちがイメージしている性欲とは、チンコが大きく、硬く勃起し、何度も射精すること、
の3つでしょう。私がこれまでにセックスをした男たちも、自分の態度の大きさには無頓着なくせに、
チンコの大きさについては謙虚なものでした。
また、勃起の硬さや持続時間について、唐突に、若かりし頃の“ビンビン物語”を語り出す中年男も
少なくありません(“昔取った杵柄“なのでしょうが、かなり興ざめなピロートークです)。
そして、男の性欲の強さを示すための最大のポイントが、「何回ヤッたか」という回数です。
「一晩で何回できる」などと豪語する男は、みなさんの周りにも未だ健在のことと思われます。
 
しかし、女にとってみれば、この三大要素はことごとくポイントを外していると言わざるを得ません。
セックスのよさを決めるのは、チンコの≪大きさ≫ではなく、自分の膣にフィットし、かつ、
膣壁に刺激をもたらすカタチです。
男もサイズだけにこだわるのではなく、自分の性器の多様性に目を向けてみてはいかがでしょう。
 
男がこだわる2つ目の要因、≪勃起≫。
しかし女にとって、勃起が必要なのは長いセックス時間のうち、わずかに挿入時のみ。
それ以外の大半の時間は、チンコではなく指と舌の技次第なのです。
無駄にチンコを勃て続けることよりも、チンコが縮んでいるときにこそ、
何ができるかが問われるのです。
もちろん、挿入後もだらだらと長く勃ち続ければよいというわけではありません。
薬の力に頼ろうとする前に、ほかの力をつけて欲しいものです。
 
そして、もっとも深刻な誤解が、≪射精の回数≫で性欲の強さを示そうとする発想です。
そもそも、二人の相互行為であるセックスの評価において、男側の射精の回数のみを
カウントしようとする傲慢さに大いなる間違いがあります。
女にとって射精とは、生殖以外では、百害あって一利なしともいえる代物です。
放出されるものを見て心が動かされるのは、公園の噴水を見るのと同じことです。
 
男のいう性欲の強さに対し、私が考える男の性欲の強さとは、いかに射精にこだわらずに
セックスができるかどうか、であると考えています。
たとえば、これまでに出会った相手でいえば、真性舐め犬パパのヨシオ、舐められ好きのジュンくん、
マドモアゼル社長は、かなり性欲が強いほうだと思われます。
 
いつでもヤリたがっているバカリーマンのポンちゃんなどは、実際のところ、スケベなのは顔だけです。
ヤリたがるわりに、射精後には性欲を保つことができません。
こういうタイプは、私からすれば性欲極薄。
あくまで私の定義にすぎませんが、たくさん射精をすることよりも、
できるだけ射精をしないでいられるほうが、エロ的な精神力と体力が強いと考えられます。
 
その意味で、一度も射精をせずに6時間もエロモードを保持できるタナカは、淡白な外見とは裏腹に、
非常に性欲が強いといえましょう。
しかも、驚くべきことに、その後、タナカとは何十回ものセックスを重ねていますが、
一度も射精に至ったことがないのです。
・・・ここまでくると、性欲以外の問題を感じなくもありませんが、オナニーでなら射精は可能。
実際に、それは私も確認済みです(別途、オナニー鑑賞について交渉したのは言うまでもありません)。
 
肉体的に射精が可能でありながら、セックスでは射精をしない男は稀に存在します。
私が出会ったのはこれまでに3人ですが、皆、エロが好きなのにもかかわらず冷静沈着。
本人の弁によれば、「射精するよりも、相手を感じさせたり、射精前の快感をキープし続けるほうが、
ずっと気持ちがよい」のだそうです。
女にしたら、悪の白濁液を巻き散らかされる不安なしに、ロングタイムで感じさせてくれるのですから、
願ったり叶ったりというものです。

出典:【送信59:性欲】
リンク:http://www.lovepiececlub.com/misoman/2009/10/59.html

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