男は女の性欲を憎んでいる

性欲というか、主体性というか。
女が自ら「こういう風にしたい」とか「こういう風にして欲しい」と思う気持ちを憎んでるのだと思う。
　
男は女に清楚さを求めてる。性欲がある女なんて全く清楚じゃない。
セックスについては「恥ずかしいしイヤだけど、愛する人に求められるから応じている」というスタンスが
一番清楚だし男ウケ抜群だし可愛い。一番愛されやすい、男にとって理想の女。
　
こうしたい、こうされたいという自分の中でのイメージを持っている、
つまり自分の中の性的欲望に気付くことができているということは、
他の男にされた経験があるか、そういうエロコンテンツにふれた経験があるということ。
それは「汚れた女」ということになり、清楚さのかけらもない。
すると肉便器・セフレ枠に入れられて、永遠に男から愛されることは無い。
さげすまれて、肉体を利用されるだけでおしまい。
　
人からさげすまれない「真っ当な女」であるためには、絶対に結婚をしなければならない。
何人も経験するとビッチだと蔑まれるので、最初の彼氏で絶対に結婚に持ち込まなくてはならない。
ひたすら受身に徹し、彼氏の求めることは恥じらいながら実行し、
彼氏以外からの性的情報は一切受け取らず、純粋無垢なイメージを持たれたまま結婚しなければならない。
　
社会から見下されない「既婚女性」という肩書きを得るために、ひたすら性サービスに徹するのは、
まるで売春のようだが、相手が一人ならばビッチなどとは言われない。むしろ理想の女だと賞賛される。
女は主体的な性的欲望を持ってはならない。好きなように生きてはならない。
男の性欲に合わせて清楚であらねばならない。でないと、肉便器として死ぬことになる。

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