デフレの原因はバブル崩壊?人口減少?
2012/09/06 15:18 登録: えっちな名無しさん
479 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:2012/08/16(木) 02:57:27.36
デフレってのは、物価が下落することだよ。インフレの反対。
物価が下がると民間が設備投資しない?ホントですか?
物価が下がっても、売れれば良いじゃん。儲けが少なくなっても売れれば設備投資するでしょ。
いやいや、薄利じゃ、銀行借入の返済が出来ない?
そのために金利も下がっているんだから、借入の返済が出来ないなんて変だよね。
答えは、デフレじゃなくて、需要が無いんです。物価が下がるからじゃなくて、売れないんです。
売れる見込みが立たない。薄利でも売れてくれれば良いが、そもそも売れる見込みが立たない。
なぜ売れないかと言えば、少子化だからです。人口減少だからです。
経済学者の話なんか聞いてないで、街へ出て、商人の話を聞いてご覧なさい。
みんな言いますよ。お客が居ない。街から人がいなくなった。
全国至るとところシャッター街でしょ。 そんなところで、お店開きますか?商売始めますか?
1995年をピークに生産年齢人口(15〜64歳)は、減り始めています。
年少人口(0〜14歳)はもっと前から減っています。小学校見れば分かるでしょ。
労働者を供給側からしか見ないのが今の経済学ですが、収入がある人が一番消費するのであって、
その収入がある人が減っている。だから、設備投資しないんです。みんな需要を探して海外に出て行くんです。
人口減少で常に需要が減る圧力が掛かっているから、物価も下がるんです。
そんなところへ、財政出動して需要を押し上げても、人口減少の需要低下圧力で効果が削がれ
赤字だけが積み上がるのです。
莫大な公共投資をやって、需給ギャップを埋めても、セイの法則なんか無いですから、
また人口減少によって需給ギャップは広がります。
解決の名案なんかありません。これから耐乏生活に耐え、莫大な借金を増税で粛々と返済するしか道はないのです。
481 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/16(木) 03:44:00.09
>>479
すいません、(475)の方ですか?
こういう所に書き込むのは初めてなので
>が付いてなかったから私が答えていいものかどうか迷ってました。
ロシアは、毎年50万60万人というペースで人口減していますが、インフレ率10%です。
ドイツも日本以上のペースで人口減していますが、デフレではありません
少子化については、韓国、台湾、香港、シンガポールは日本以上に少子化が進んでいますが
デフレにはなっていません。
これらの国々は近年にバブルを経験していないからです。
普通に資本主義をやっていたらバブルのあとはデフレになってしまうのです。
私は、小さな町の個人商店の店主です。身に染みて感じるから勉強したのです。
バブルで積み上がった供給能力に対して、バブルが弾けて需要がストンと
減ってしまうことによってデフレギャップが出来てデフレになります。
企業や個人が、借金までして不動産等を買いあさり始めたらバブルです。
バブルが弾けてしまと、不動産価格が暴落しますが、借金はそのまま残ってしまうのです。
そうなると、みんな必死で借金を返し始めます。
借金の返済は、GDPにはならないので、税収が落ち込んでしまうのです。
その時、家計簿の感覚で、お父さんの収入が減ったから節約しないと!!
ってやってしまうと、いつまでたってもデフレから抜け出せないのです。
506 返信:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[] 投稿日:2012/08/16(木) 10:47:38.07
>>481
人口減少が需要の減少の原因と書くと、必ずロシアとドイツの話しが出てきますが、
まず、ロシアっては、老人が非常に少ないんです。第二次世界大戦の影響です。
また、2010年のロシアと日本の人口ピラミッドの比較が下にありますが、
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8980.html
一目瞭然、生産年齢人口は多いんです。日本とはかなり違うことを知ってください。
次に、ドイツですが、ドイツの人口ピラミッドは日本と似ています。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8920.html
生産年齢人口の減少は日本ほどでないですが、減っていることは確かです。
しかし、ドイツの最近のめざましい成長は、誰でも知っているように、EU統合のお陰です。
単一通貨ユーロで為替リスク無しで、しかも関税率ゼロで、地続きの他のEU諸国に輸出出来るのです。
もともと製品の質や生産性で他のEU諸国に勝る国ですから、人口減少で減った需要を、EU統合のお陰で
他のEU諸国の需要で埋めることが出来るのです。
事実ドイツの貿易黒字の2/3は他のEU諸国からのものです。(他には中国への輸出も大きい)
日本も国内で減った需要を海外で補おうとしています。しかしドイツほど簡単は出来ない。
これがドイツと日本の差なのです。
ユーロ統合で最も恩恵を受けたのがドイツなんだから、ユーロ危機もドイツが救うべきだ、
という声が、今、ドイツ以外の国から出てるでしょ。それは以上のような理由なんです。
韓国、台湾、香港、シンガポールについては、これから生産年齢人口の減少が始まれば、
日本と同じ運命になるでしょう。
>これらの国々は近年にバブルを経験していないからです。
今度はバブルの話しですか?論点をコロコロ変えないでください。
もう随分昔の話しになりましたね。そんな昔の話しの影響なんて、もうかなり減っているんじゃないですか?
520 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2012/08/16(木) 12:31:09.91
>>506
生産力(供給力)の割に需要が少ないのがデフレです。
人口割合がデフレの原因だとすれば、
ロシアの生産人口が多いということは、日本よりデフレになり易いということではないでしょうか?
でもインフレなのです。
ドイツについてですが、仰るように人口が減っても需要を見い出せば問題ないですよね。
私は人口よりも、需要と供給のバランスの方を重視したほうがいいと思っています。
人間一人あたりの需要に天井はないのです。
私が言っているGDPは名目GDPです
経済が良くお金持ちになれば、一人で100人分消費することは簡単なのです。
バブル崩壊以降、デフレが続いているのは間違いないと思っています。
バブル崩壊の怖いところは、大切な需要がストンと減ってしまうことです。
急激な経済悪化で、政府や官僚、経済学者が慌ててしまうのです。
大正バブル後の日本はデフレでした、世界恐慌もデフレでした。
サブプライムローンによる、土地バブル後のリーマンショックもデフレです。
FRBのバーナンキさんは、とても利口です。
リーマンショックでバブルが弾けた後、当然デフレになってしまいましたが、
さっさと巨額の財政出動と金融緩和を同時に実行し、
今では既に世界が目指している、緩やかなインフレ傾向の数字を経済指標で出しちゃってます。
世界恐慌時、高橋是清の政策を中途半端に模倣して失敗した教訓を生かして、
次なるデフレに備えていたのは間違いない。
米国のマネタリーベースを見てもらうと、
リーマンショック後、とんでもなくお金を刷ってるのが分ります。
あれくらいしないと効果がないことを、バーナンキさんは知っていたのです。
出典:■日本政府は借金で財政破綻する?■国債1278兆円
リンク:http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/eco/1344816098/

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