なぜ酒やタバコが合法で大麻が違法なのか

2012/09/21 09:46 登録: えっちな名無しさん

trick21ceoさん

なぜ酒やタバコが合法で大麻が違法な国が多いのですか?健康的にはどちらが体に悪いんでしょうか?

べストアンサーに選ばれた回答

sixtynineさん

薬物の健康被害をあらわす指標に
・中毒性:体に対するダメージ
・耐性:服用すると薬に体が慣れてしまい、同等の効果を得るためにより大量の薬が必要になること
がありますが、

 中毒性に関しては、ヘロイン、コカイン、覚せい剤、タバコはほぼ同レベルです。
 アルコールは摂取者のアルコールに対する強さ(遺伝的な要因)によって中毒性が異なってきます。
 大麻の中毒性はほぼゼロで、コーヒーやお茶(カフェイン)よりも低いです。

 耐性に関しては、ヘロイン、コカイン、覚せい剤は極めて高く、欧州では「ハード・ドラッグ」として厳しい取締りの対象となっています。
 次に耐性が強いのはアルコールですが、これは個人差があります。ただ、欧州の先進的地域では、アルコールもハード・ドラッグに準ずる危険な薬物だという認識が一般的になっています。
 タバコはこれらのドラッグより耐性がやや落ちます。中毒性が極めて高いタバコがハード・ドラッグとして認知されていない最大の理由は耐性の低さです。
 大麻の耐性はこれもほぼゼロ。コーヒーやお茶はもちろん、チョコレート(カカオ)よりも耐性は低いです。

 そもそも、日本で大麻が取締りの対象になったのは第二次世界大戦後、GHQの指令によってでした。それまで日本の農村では、伝統的に大麻は嗜好品として普及しており、祭りの際などには欠かせないものとなっていました。
 GHQに大麻取締法の制定を指示された法務省関係者は、「そこら中に生えていて、誰もが吸っているものを取り締まることなど、本当にできるのだろうか」とこの法律の実効性に対して懐疑的だったそうです。

 しかし、この法律は戦後さほど長い年月を経たずに実効性をもってきました。その理由としては、大麻の主な消費者である日本の農村人口の減少、高齢化・過疎化が原因であったといわれています。

 欧米諸国が大麻取締法という医学的・論理的根拠ゼロの法律の非犯罪化、刑罰の不適用の方向に進んでいるにもかかわらず、我が日本では進んでいません。その理由は、
 ☆タバコと違い、栽培が容易なため、家庭菜園で栽培することができ、生産・流通の把握が難しいため、税金を取れない。
 ☆『大麻を吸うと労働意欲が低下する』という迷信がいまだに政策担当者の間で信じられている。実際には、大麻の合法化、非刑罰化が行われている国は全て、日本より労働生産性の高い国なのですが。
 ☆「大麻=麻薬=危ない薬」というイメージが、国民の間に植えつけられているため、敢えて合法化する必然性に乏しい。
 ☆本来、薬物取締りのターゲットであるはずの覚せい剤を扱っているのは暴力団であり、彼らは政治家と深いつながりを持っているため、覚せい剤取引を温存するために大麻がスケープゴートにされている。

 というあたりでしょう。

 大麻を合法化して、そのかわりに覚せい剤の取締りを強化するか、酒かタバコのどっちかを非合法化すれば、日本人の平均寿命は飛躍的に伸びるでしょう。
 少子高齢化の時代に、あんまり伸びすぎてもよろしくないとは思いますが。


■投稿者による追加情報
社会的地位や名声も見識も十分以上に備えた人たちが大麻の合法化に向けて
世界へ情報発信を行っているという動きもあるようです(↓の情報)。
大麻=麻薬=悪であるという、我々日本人が持つ大麻に対する忌避意識も、
南京大虐殺や従軍慰安婦問題のように戦後教育によって刷り込まれた「嘘」
なのかもしれません。それを「いけないからいけないんだ」と禁止されている理由も知らずに固く信じて守っているだけかもしれませんね。

■「世界へ向けて「大麻は合法化すべし!」と発信する19人で編成されたグループがVIPすぎると話題に」

1 シャルトリュー(新疆ウイグル自治区) :2012/09/02(日) 17:26:28.59 ID:DsWdBiGO0 ?

国連元事務総長 アナン
アメリカ元国務長官・元国務副長官
アメリカ元準備制度理事会議長
ドイツ連邦保険証政務次官
スイス元大統領
ブラジル元大統領
ノルウェー元外務大臣
ギリシャ首相
メキシコ元大統領

http://p.twpl.jp/show/orig/4scmM


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