現代社会に潜む中毒の罠を考える
2012/09/22 01:03 登録: えっちな名無しさん
第45回 宮川大輔、GACKT、内柴正人に見る男のどうしようもない性衝動
宮川大輔、GACKT、内柴正人を始め、有名人に次々と女性スキャンダルが発覚。男はなぜ性衝動を止められないのか?永遠ともいえるテーマに渕上博士が鋭いメスを入れる!
登場人物
渕上(ふちがみ)賢太郎博士
『モテモテアカデミー』及び『夢を叶えるアカデミー』主宰。数学、生命科学、行動経済学の博士号を持ち、人の心の動きを論理的に解明する。ファンタジーの世界にも興味がある。
山田君
博士を慕う冴えない32歳。小さなIT企業に勤務する。博士の教えにより、彼女いない歴=年齢だったモテない人生に終止符を打った。勇者に憧れるが諦めてもいる。
山田君 博士...お腹が痛いです。
博士 どうした?
山田君 ウォシュレットの刺激が気持ちよすぎて...。
博士 だから先週、快感に溺れるなと言ったろ!!
山田君 うぅ。ところで"快楽に溺れている"と言ったら、宮川大輔さんですよね。9月6日の東スポによれば、宮川さん、テレビ局のトイレで女性スタッフとエッチしてたんですよね?
博士 9月21日の日刊サイゾーによると、広告代理店関係者の話として既にCMの打ち切りが決まっているらしい。相手の女性は『世界の果てまでイッテQ!』のアシスタントプロデューサーで、この件に関して、多くの雑誌に30枚にもおよぶ告発状が送られていたようだ。これが本当なら、確かに快楽に溺れている。
山田君 宮川さんは結婚していて、2年前に子どもが産まれたばかりですからかなりマズいですよね。
博士 快楽に溺れるというのは、興味深いテーマだと思う。電車の痴漢や、盗撮行為は後を絶たないし、見つかったら社会的地位を失うにも関わらず、教育者や高い地位にある人たちでさえ性犯罪をしてしまう。また、有名人の下半身に関するスキャンダルはワイドショーの定番だ。ばれたら身の破滅だということがわかっていても、その欲求を止められない。一部の人間にとって、性欲はそれにあらがえないほどすさまじいものだ。
山田君 そういえば、オリンピック柔道金メダリストの内柴正人が教え子に暴行したとかで、初公判が先日行なわれてましたね。元ソフトバンクホークスの堂上隼人も少女へのわいせつ容疑で逮捕されてたし、あと桜塚やっくんも、去年の3月に準強姦の容疑で書類送検されました。僕も性欲は強い方だと思いますが、リスクを冒してまでそんなことをやる人たちの気がしれません。
博士 山田君も、条件次第で分からない。
山田君 失礼でしょ!!僕はそんな不道徳な人間じゃありません!!
博士 欲に溺れるかどうかはある程度環境が決めていると僕は考えている。これは浮気を例にとって考えると分かりやすい。
以前、僕は、「浮気をしやすい4つの条件」という内容のコラムを、キーラ・ナイトレイ主演の映画『恋と愛の測り方』のパンフレットに書いたことがある。その4つが満たされているとき、人は浮気に走りやすくなる。そのうちの3つをここに書くと、「エネルギーコストが低い」「リスク・デメリットが小さい」「罪悪感を覚えない」だ。
山田君 なるほど。
博士 「エネルギーコストが低い」に関して言えば、モテる男は労力をかけずに女の子を手に入れやすい。
山田君 そういえば、GACKTもいろいろな噂がありますよね。『週刊新潮』や『週刊文春』に「元ワンギャルの女性との間に隠し子がいて、彼女を海外に住まわせて生活費の援助をしていること」や、「セックスフレンドがたくさんいて、その中に"元モーニング娘。"のAさんや、釈由美子も入っているらしいこと」が書かれてました。これが本当なら超スーパーけしからんです!! 許せません!!
博士 GACKTのように、見た目が良ければ簡単に性欲を満たすことができる。また、売れなくてお金がない時の芸人は浮気が成功するまでのエネルギーコストは高かったかもしれないが、一旦売れてしまえば、そのコストは低くなる。さらに言えば、以前話したハチミツ二郎やロンブーの田村淳のような性欲の強い男性は、女性を得るためのエネルギーコストは他の人達に比べてずっと低く感じるだろう。つまりエネルギーコストが浮気するかどうかに大きく影響している。
山田君 GACKTなんて、見た目も良くて知名度も高くて、財力もありますもんね。
博士 その点、山田君は見た目やスペックなどから女性にほとんど相手にされない。浮気が成功するまでのエネルギーコストがとても高い、だから浮気をしない、いや出来ない。
山田君 放っておいてください!
そういえば、伊集院光さんが、昨年6月6日の深いイイ話で、一生浮気をしないという宣言をしていました。実際に結婚してから15年以上立つけど1度も浮気をしていないそうです。これは伊集院光さんの見た目が悪いからですかね?
博士 伊集院光が浮気をしないのは、彼が誠実で心から奥さんを愛しているからだろう。ただ、浮気をしないですんでいる理由の1つは、彼がモテないタイプの男性というのがあるに違いない。彼が女性と浮気をするためには、自分から多くの女性に積極的に働き続けることが必要だろう。伊集院光が、モテるための努力を一切止め、女性へのアプローチを完全に止めれば、浮気はまず起こりえないと予想する。だから幸運にも彼自身の宣言を彼は守りやすい。
また、深夜ラジオを聞いていると分かるのだが、爆笑問題の太田光は、出演者の女性によく冗談でセクハラ発言をする。それは太田光が浮気をしないためにワザとやっているのではないかと僕は勝手に思っている。共演者の女性タレントに嫌われれば、浮気をするためのコストは高くなる。彼は伊集院光同様、妻の太田光代を心から大切にしているように見える。
バレるリスクが小さいと浮気をしやすくなる
山田君 じゃあ、リスク・デメリットってなんですか?
博士 浮気におけるデメリットは、家庭や社会的地位を失う、恋人や妻子が悲しむ、浮気相手が面倒になる、お金がかかるなどだ。リスクはそれらデメリットが起きる可能性を指す。たとえば、遠距離恋愛や単身赴任だと、妻から離れているため、浮気がバレるリスクが小さく、浮気をしやすくなる。妻が出産で実家に帰っている時に浮気をするという話はよく聞くが、これもバレにくいからというのがあるだろう。お酒もそうだ。飲むことでリスクに対する考え方が甘くなり、浮気をしやすくなる。
山田君 じゃあ、「罪悪感を覚えない」というのは?
博士 罪悪感は人の行動を制限する力がある。1937年以来人間関係の教科書であり続けているロングセラー、デール・カーネギー著『人を動かす』には、こんなエピソードが載っている。
『ノースクリフ卿は、あるとき、公開したくない自分の写真が新聞に出ているのを見つけて、その編集長に手紙を書いた。しかし、「わたしが気に入らないから、あの写真は、以後、新聞に発表しないでくれ」とは書かなかった。だれもが抱いている母への尊敬と愛情に訴えて「あの写真は、もう新聞に発表しないでいただきたい――母がたいへん嫌がるものですから」と書いたのだ』。
これは相手の罪悪感に働きかけている。一部の人を除き、良心は、罪悪感を作り、人の行動を制限している。人が浮気をしない理由の1つは、それが道徳心に訴え、罪悪感を覚えるからだ。
ところが、その罪悪感は業界や周りの常識に左右される。たとえば芸人だったら「浮気は芸の肥やしだ」などと言われ、罪悪感を覚えにくい。GACKTなどは「快楽を欲しいままにしている男の中の男」なんて思っていると予想する。もしそうなら罪悪感を覚えにくいに違いない。実際にGACKTは自身のTwitterで「(エロは)義務でもある。使命でもある」とツイートしている。
一般の場合でも、「妻が家庭放棄しているから」とか「向こうが体の関係を拒否するから」などの大義名分は、罪悪感を消す力がある。
山田君 なるほどねえ。芸人なんて、お金はあるし、モテるだろうし、時間は不規則だからバレにくいし、周りの常識もそれを支持するから浮気する要素が揃ってますもんね。これら「エネルギーコストが低い」「リスク・デメリットが小さい」「罪悪感を感じない」の3つが、快楽に溺れる原因をつくっているんですか?
博士 すべてではないが、そうだと思う。
病的に何かにハマることをアディクションと言う。日本語では嗜欲(しよく)と呼ぶな。このアディクションの話を少ししたい。
山田君 なんです?その新興宗教の儀式みたいなのは?
博士 アディクションとは、榎本稔著『依存症がよくわかる本』によれば、依存症と同義で、ある1つの対象(物質や行為など)にのめり込んでしまい、そこから抜け出せなくなっている状態をさすようだ。
また僕の中の定義では、「それをしていると楽しくないのに、それをしないではいられない病的な状態」を指す。アディクションに関係する本で興味深いのが、デヴィット・A・ケスラー著『過食よさようなら』だ。
塩と砂糖と油が絶妙に配合され、我々をアディクションへと導くフライドポテト
山田君 過食...食べ過ぎのことですか?
博士 ああ、食べ物はアディクションの対象としては一般的だ。それに限らず、アルコール、薬物、恋愛、異性、セックス、ダイエット、インターネット、携帯電話、ゲーム、仕事、ショッピング、家族、カフェイン、ニコチン、ギャンブル...。
山田君 そしてウォシュレット。
博士 勝手に付け足すな!
食に対するアディクションだが、アメリカでは1980年代から肥満の人口が急激に増えている。その原因は消費カロリーは変わっていないのに、摂取カロリーが著しく増えたからだ。何故、摂取カロリーが著しく増えたのか?その理由の1つは、ファーストフードなど外食産業の発達と共に、それらの企業が人にアディクションを起こす食品の研究を徹底的に行い、実践してきたからだと考えられる。
山田君 人間にアディクションを起こす食品?なんです?それ?
博士 先ほど紹介した『過食よさようなら』を書いているのは、クリントン政権下で米食品医薬品局(FDA)長官を勤めた医学博士、デヴィット・A・ケスラーなのだが、彼によれば、「人にアディクションを起こす食品」とは、塩、砂糖、脂肪、この3つが絶妙なバランスで組合わさっている食品のことだ。
この3つが組み合わさると麻薬のように脳に働きかける。アディクションを引き起こす魅力的な食べ物にはどれもこの3つが絶妙な割合で組み合わさって入っているらしい。
山田君 そういえば、トウモロコシを食べてて、なんか物足りないと思ったんですけど、バター醤油を付けたらすごく美味しくなりました。
依存症の特徴は脅迫性、反復性、衝動性、どん欲性
博士 そう。それも砂糖、塩、脂肪が絶妙に組み合わさっている。ネズミを用いた実験によれば、これら3つが絶妙な割合で入っている餌を与えると、ネズミはお腹いっぱいになっても食べ続けるんだそうだ。そして『過食よさようなら』によれば、多くの外食産業は、自社の売り上げを高めるため、これら3つの絶妙な割合での組み合わせを常に研究し、世に出している。
山田君 へえ〜。
博士 先ほどの『依存症がよくわかる本』によれば、アディクション、すなわち依存症の人間は次の4つの特徴がある。脅迫性、反復性、衝動性、どん欲性。つまり、それに強くとらわれ、何度も味わおうとし、思いついたらそれを満たそうと行動し、むさぼってしまう。
山田君 それって売り手にとっては好都合ですね。
博士 そう思う。アディクションを引き起こすために、売り手は、「エネルギーコストが低い」「リスク・デメリットが小さい」「罪悪感を感じない」の3つも満たそうとする。
「エネルギーコストが低い」について言えば、値段は安く、どこに行っても手に入る。その本に書かれていたのは、昔はタコスを食べようかどうか迷う機会は1カ月に1回程度だったが、今では毎日悩むという人の経験談が一般的な例として書かれていた。どこに行っても簡単にタコスが手に入ってしまうからだ。
「リスク・デメリットが小さい」も満たすように努力されている。フードデザイナーという専門家が大手ファーストフードメーカーにはいるのだが、彼らはいかに人を惹き付ける商品を作るかが使命だ。フードデザイナーはたとえば、ハンバーガーに緑色の野菜をいれることで、健康に対するリスクを消費者に感じにくくさせると知っていて、そのようにデザインする。あるいは、食品中に「カルシウム」や「DHA」などを入れ、「健康に良いものを食べている」と思わせるのはよくある手なんだそうだ。これらは、「体に悪いものを食べている」という罪悪感も軽減させる。
「とろりとろける〜」などと食品に名付けると味の良さが増す?
山田君 なんかすごいですね。
博士 他にもある。たとえば、我々がアディクションになるのは、その食品の味だけではなく、その食品に対する特定の思い入れを作ることが重要ということも分かっている。あるファーストフードメーカーは、食事を食べに来る子供におもちゃを与え、そのファーストフードに良い思い入れを作っておこうとしている。また食品の名前も重要だ。「とろりとろける〜」「ふんわり〜」「旬の」などを料理や食品に名付けると、それを食べたときの味の良さが増すようだ。
山田君 確かにコンビニに行くとそんな名前のデザートだらけです。
博士 『過食よさようなら』を読むと分かるが、この資本主義経済の中では消費者をアディクションにした企業が生き残りやすい。そのために企業は必死だ。ファーストフード店では、無料で飲める水を廃止し、"お得な"炭酸飲料を置くようになった。また、「伝統的な味を好む伝統志向タイプ」、「変化を好む変化追求タイプ」、「食品そのものではなく、そのイメージを求める夢想タイプ」、「栄養が重要と考える栄養志向タイプ」などに消費者を分けて、それらの人々が無性に食べたくなる食品をデザインし続けている。
山田君 すごい......。
博士 その結果がアメリカの肥満の一部の原因を作っていると言っていいと思う。現在、アメリカにおける肥満は深刻な問題になっており、さまざまな規制がかかりはじめたそうだ。
ここで、冷静に考えてみて欲しい。このような現象は当然食品業界に限らない。資本主義社会の中で消費者をアディクションにした方がいいのは、どの業種でも同じだろうからだ。テレビでは視聴率を高めるために中毒性の高い内容を放送しようと躍起になる。インターネットのニュースサイトやSNSも同様だ。たとえば、「いいね」ボタンは、人間関係のアディクションを促す1つの機能かもしれない。僕の知り合いにも、ネットの掲示板や、SNS依存症の人間が何人もいる。
恋愛でいえば、通信機器の発達により、恋人や好きな相手と連絡がとれやすくなることで、対象や行動に対してのコストが下がり、アディクションは促進されていく。
性の虜になると、用事もないのに風俗街を歩きたくなる…
山田君 そういえば、たまたま聴いていたんですが、9月20日NHKジャーナルで、1時間に200通も友達とメールのやり取りをする女子中学生の例があげられてました。その子は小学校から携帯電話を使っているみたいで、最近出た、同時に複数とメールのやりとりができるサービスを使っていたみたいです。
博士 また、クレイグ・ナッケン著『「やめられない心」依存症の正体』によると、ある欲を満たす行動、たとえばセックスや飲酒、パチンコや買い物などをすると、豊満感を感じ快感が走る。すると、現実の嫌なことやストレスを忘れられる。それをやめるとその快感が消える。そしてまたすぐ「あの快感を味わいたい」という気持ちになる。それを何度か繰り返すと、今度はそれ自体が儀式になっていくのだという。
それに加えて、たとえば性欲に取り憑かれた人は風俗街の周りを用もないのに歩いたり、風俗雑誌を読みふけったり、休憩時間に無意味に女の子に話しかけたり、起きている時間中、それに関わろうとする。なぜなら、そうすることでもちょっとした快感が味わえるからだ。資本主義においては、それもサービスや商品になる。
山田君 わかります!僕も学生の頃パチンコにはまったことがあって、そのときは、パチンコ屋の近くをウロウロしたり、パチンコ雑誌やパチンコマンガ読んだり、パチンコ好きの友人とつるんでパチンコ台やパチンコ店の話をするだけでも楽しかったですもん。
博士 つまり、この世界は、油断すれば簡単にアディクション状態になってしまうということだ。今回の話は以上だ。
山田君 ちょっと待ってください、また途中で終わりにしないでくださいよ!結局、結論はなんですか?欲に溺れないためには「エネルギーコストを高くして、リスクやデメリットを高くして、罪悪感を覚えるようにすること」なんですか?
博士 その通りだ。初期段階でアディクションから離脱するには、それが一番いい。しかしそれは、資本主義経済が働いている現代社会では難しい。
山田君 じゃあ、どうすればいいんですか?
博士 どうしようもない。
山田君 ええええ!!!
博士 次のようなことはヒントになるかもしれない。
ファンタジーを見ていると、その物語に典型的なフレームがあることに僕は気づいた。
まず最初に、力を持たない弱い若者がいる。それが、強くなりたい、力を持ちたいと願う。数々の修業を積んだ若者は、ついに力を手に入れる。勇者だな。そして、その力を振り回して自分の欲を満たす。その結果、関わる人たちを傷つけてしまう。やがて勇者は気がつく。強さを誇示して人を傷つけたり、欲望のまま振る舞っても何も楽しくなく、むしろ辛く苦しいだけだと。そして、その痛みから学び、正しい行動しかとらなくなっていく。それが真の勇者だ。
『ゲド戦記』でも、『ハウルの動く城』でも、『スター・ウォーズ』や『X-メン』にもそんな物語がでてくる。
山田君 そういえば、宮部みゆきの『ブレイブ・ストーリー』もそんな話でした。でもそれがどうヒントになっているんですか?
博士 これを恋愛に置き換えると、モテなくてモテたいと思っていた男が、さまざまな修行ののち、モテるようになる。最初はそれが嬉しくて、二股をかけたり浮気をしたり、むやみに女をひっかけては捨てるということをする。快楽に溺れている状態だな。やがてそのようなことをしても楽しくなく、むしろ空しいということに気づく。そして、女遊びをやめて、本当に愛する女だけを守るようになるというわけだ。
山田君 なるほど〜。
博士 恋愛で考えると分かるのだが、物語のどの過程にいるのかは、人によって違う。一生女性を落とす力を身につけられず、をその快楽を手に入れられない男もいる。力を持つことで、欲望のままに相手を傷つけて一生を終える男もいる。誰もが勇者や賢者になれるわけではない。
山田君の場合、力を持たない若者だな。だが、もし万が一、本当に万が一だが、山田君がお金持ちになったり、テクニックを磨き、力を持ったりしたら、"モテの快楽"に溺れ、自分や周りを苦しめてしまうかもしれない。そして、この資本主義社会では比較的低コストで、力を持ってしまうことがありうる。それが商品やサービスになるからな。冒頭で「条件次第で分からない」と言ったのはそういうことだ。
その時、快楽から逃げ出す方法は、その虚しさに気づくか、強い痛みを味わって気づくかしかない。ファンタジーが教えてくれるのは、そういう過程で真の勇者になっていくということだ。ま、山田君はモテないから、今のところ全く心配する必要はないけどな。
山田君 うーん、いいんだか悪いんだか...。ところで博士、相談が。
博士 なんだ?
山田君 ウォシュレット・アディクションからはどうやったら抜けられるんですか?
博士 知らんわ!!
出典:資本主義社会において企業は顧客をいかにして自社製品の中毒にさせるかを追求しています(食品だけでなくたとえばアイフォンなどもその典型ですね)。賢い消費者になるにはいかに中毒を回避し、自分に本当に必要なモノ・サービスだけを取捨選択する理性と判断力を養う必要があります。
リンク:http://donicchi.jp.msn.com/opinion/goodwill3/article.aspx?cp-documentid=250781996&page=0

(・∀・): 26 | (・A・): 18
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