台湾の成功の裏には…

2012/09/26 12:47 登録: えっちな名無しさん

台湾では、女性の高学歴化や社会全体の富裕化に伴い、結婚相手を見つけられない男性が増えており、
中国本土やベトナムでの嫁探しがますます盛んとなっています。
 
その傾向を示すデータとして、2010年に結婚したカップルのうち、
女性が「外国籍」であるケースが28%に達し(日本の7倍)、過去最高を記録しています。
こうした在台ベトナム人は、台湾人口の3割を占める13万人を超えたという情報もあり、
かなりの勢力になっているようです。
 
婚姻で来台したベトナム人女性は大部分が中卒以下の学歴であり、
中国語と台湾語も不自由であるため婚姻先でのコミュニケーションに困ります。
また、台湾人男性の側でも、労働力の確保・性欲の充足・父母の扶養といった目的を安価に果たすために
ベトナム人女性との結婚を望む傾向があり、家庭内暴力を含む家庭問題が生じる例が多いのです。
 
数年前に、台湾に花嫁として連れて行かれた先の農家では、昼の間は召使い同然にこき使われ、
夜には花婿(再婚)と息子たち併せて3人の夜の相手をさせられ眠る間もないという性奴隷状態で衰弱して、
倒れる前にどうにか逃げ出してベトナムに帰り、体験談を本にしてベストセラーになったという話がありました。
 
最近では、出稼ぎに18歳で台湾に渡ってきた少年が 、雇い主の夫婦に毎日虐待され、
傷跡のないところもないほど痛めつけられた上、最後には毒薬を渡されて飲むように強いられたものの、
どうにか逃げ出し保護されたという話もあるようです。
 
そうした話が巷間をにぎわせている割には、同じような目に遭う人が続くのは、
ベトナムが田舎で情報に疎いからかと思っていましたが、どうもそういう話があると分かっていても、
貧しい人生を変えたいという思いから、運を試してみる人が後を絶たないようです。
 
さらに、こうして外国からの嫁取りを行っているのにも関わらず、台湾の少子化は深刻です。
台湾の合計特殊出生率は0.895と世界ワースト1位。
問題だとされている日本の出生率でも、台湾と比べると1.5倍以上というありさまなのです。
理由は台湾人女性の高学歴化・高収入化が招いた晩婚化と晩産化や、
生活費と教育費の高騰による産み控えであると言われています。
 
米国での2012年上半期スマートフォンシェアをメーカー別に見ると、
1位がアップル、2位がHTC(台湾企業)、3位がモトローラ、4位がサムスン。
台湾企業はスマホ大国アメリカでかなり上位に食い込んでいる最新技術国へと成長しているのです。
そうした華々しい活躍と成功の裏には、日本よりも深刻な社会問題があります。
日本で起きている問題が、より急速に・深刻に起きているのが現在の台湾なのです。

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