結婚のメリットについて考えてみた

＞いい年して独身のすべての男女に捧ぐ

結婚相手について
男は男で若くて処女でないとどーのこーの、
女は女で稼ぎが良くて優しくてどーのこーの言うけど、
世の中には若くて処女でかわいくて性格も良くて家事もできる女もいるし、
同様に、イケメンで仕事も出来て嫁を大事にして家事を手伝う男もいるよ。
でも、君は今までの人生でそういう相手と結婚できなかったんだよね。

結婚できない男も女も、結婚するメリットがないとか言って
自分が結婚しないのではなく、出来ないことを認めないけど、
それは「酸っぱい葡萄」だよね。

「俺は結婚できないんじゃなくて、しないだけだ。
しようと思えばいつでもできる」
なんてご自慢の高い高いプライドでそう思い込んでるけど、
その「いつでもできる」結婚相手って、ゴミみたいな売れ残り物件なんじゃないかな。
だから誰もしないのでは？
ようするに売れ残りの条件の悪い物件とはしようと思えば「いつでも結婚でき」ても
「自分の望むような相手とは結婚できない。」ってこと。
それは結局、結婚できないってことなんだよ。
それを認めることから始めてみないかい？

そう。
君は結婚しないのではなく、結婚できないんだよ。
結婚できないから、酸っぱい葡萄で、
「結婚なんてするメリットがない（ｷﾘｯ！」
って言ってるだけだよね。
そのメリットがある独身とやらを追求した結果、行き着くのは孤独死以外にないよね。
結婚しないんだから当然子供もいない。誰も面倒見てくれない。
孤独死せずに済むだけでも結婚のメリットだと思わないかい？
今は仕事があって、親も元気で、毎日やることがあって寂しくもないかもしれないけど、
親はそのうち死ぬよ。
仕事はあと何年続けられる？
定年や老後なんて遠い未来だと思ってて、今は考えもしないだろうけど、
20年、30年なんてあっという間だよ。
これまでに君は何年生きてきた？
それを思えば、これから先20年、30年がそんなに遠い未来じゃないことがわかるよね。
親は死んでる、配偶者もいない、子供もいない、仕事も定年退職した、
その状況で君はどうするの？
毎日何をして生きるの？
その年になっても「結婚なんてメリットがない」って言い続けてるのかな？

もう一度考えてごらん。
本当に結婚にメリットはないかな？
このまま一生独身をつづけて、孤独死以外のシナリオってるのかな？
それとも、将来のいつか、夢のように若くて美人の処女と出会って、その処女も君を気に入って
結婚する予定なのかな？
夢見るのもいいけど、君、もう何歳？
本気でそんな夢のような出会いがあると思ってんの？
そんな理想的な子が君を好きになると思ってんの？
君、もう何歳？
男も女も同じだよ。
ねえ、おばさん、おばさんを迎えにくるジャニーズ顔の白馬の王子様なんていると思ってるの？

そろそろ、酸っぱい葡萄的つよがりと、ありえない夢を見るのを卒業してもいいんじゃないかな？
「俺はしようと思えばいつでも結婚できる」そう思ってるなら
その「いつでもできる結婚」をしなければならない時が今なんじゃないかな？
どうだろう？
もう一度、良く考えてみては？


出典：自戒の念をこめて
リンク：書きました