マクドナルドのメニュー撤去について思うこと

レジのメニュー撤去に関しては否定的な意見が多いようだが、
個人的には歓迎している。
というのも、空いている時ならいざ知らず、
後ろに何人も並んでいるにもかかわらず、順番待ちの間に注文を決めずに
自分が先頭になってから、レジのメニュー表を見て「えーと・・・」って考え始める馬鹿がいる。
しかも、少なくない。けっこうな割合でそんな馬鹿がいる。
あるいは、並んでいる間に、ある程度決めていたのかもしれないが、
レジのメニューを目にすることでもう一度悩み始めるのかもしれない。
とにかく、そういう馬鹿をいまいましく思っていていた俺にとっては
レジのメニュー撤去は合理的で賛成できる案だと思う。

ただ、世の中はこの合理性が分からない馬鹿も多い。
レジのメニューを見て悩み始めることを合理的だと考える馬鹿は
かなりの割合で存在すると思うので、
レジのメニュー撤廃策が撤廃されるかもしれない。

人間は、合理性じゃなくて感情で動いているからね。
非合理的でもそれが「感情面で合理的」であれば、それこそが合理になってしまう。
たとえば、増税直前の新築ラッシュの時期に駆け込みで家を建てる馬鹿とか、
家電エコポイントを貰うために高いテレビをこぞって買う馬鹿とか。
どちらも、増税後、エコポイント終了後の方が、安くて良いものが買える。
需要が供給を下回るから。
この程度のごくごく単純な合理的判断すらできない馬鹿が世の中には多い。

壁メニューや看板メニューでレジに行く前に注文を決めておけばよいだけなのに
それが出来ない馬鹿はレジメニューに拘り続けるだろう。
人間はそんな馬鹿な動物です。



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