関西にも原発事故の影響か? その2

2012/10/14 08:38 登録: えっちな名無しさん

京でツバメ半減 野鳥の会「環境異変が影響か」

京都新聞 10月11日(木)14時39分配信

近年観察できる個体数が減少傾向にあるツバメ(日本野鳥の会京都支部提供)

 街中で見られていた野鳥の生息数が近年、京都市内で減ってきている。日本野鳥の会京都支部(京都市右京区)の調査では、ツバメは最近5年間で半減し、野鳥観察会でもツグミなどの渡り鳥が確認できないことが増えたという。環境異変が影響している可能性もあり、愛鳥家らが「スズメやツバメが『珍しい』と言われる時代が来てしまうのでは」と危ぶんでいる。
 同支部が毎年7月下旬〜8月初旬に、関西有数規模の「ねぐら」とされる京都市伏見区の宇治川河川敷のヨシ原で調査するツバメの個体数は、2007年の約4万3千羽から今年は1万6800羽に減った。昨年の約1万4千羽から持ち直したが、09〜11年にかけて激減した。
 ヒナの育ちも悪い。数年前まで市街地の多くの巣で1巣当たり6羽いたヒナが、今年では2〜4羽のケースが顕著だったという。「なぜ今年はツバメが来ないのか」という問い合わせも多く、同支部は「農薬による環境汚染や異常気象などで餌となる昆虫類が少なくなったり、民家の形状が変わり巣作りが難しくなったことが原因ではないか」とみる。
 同支部によると、昨冬から今春に開いた野鳥探鳥会でも、例年なら確認できるジョウビタキやツグミなどの渡り鳥がなかなか見られなかった。支部会員が担当範囲ごとに行う普段の観察でも、「鳥の声が今年は聞こえない」「4月末にようやくツグミを見た」という報告もあった。人家近くに生息するスズメも減っているという。
 同支部の中村桂子副支部長(68)は「身近な変化に目を向け、自然環境について考えてほしい」と呼び掛けている。
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最終更新:10月11日(木)14時39分


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