ありがとう、お母さん
2012/10/30 11:59 登録: えっちな名無しさん
「晩御飯、何がいい?」
あの日の夕方、いつものようにかあちゃんは
ニコニコしながら自転車に乗って出かけていった。
夕方6時過ぎだっただろうか。
テレビを見ながらうたた寝をしていた僕は、けたたましい電話のベルで
起こされたのだ。
警察からの電話だった。
かあちゃんは、居眠り運転のダンプに跳ねられ、そのまま逝ってしまった。
「晩御飯、何が良い?」
「今日はかあちゃんの誕生日だから、かあちゃんの好きな物買ってきなよ」
それが、かあちゃんとの最後の会話だった。
今でも、僕の晩御飯の材料を買う為に、走り続けているのだろうか。
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