従姉との話・・・その二
2005/10/31 09:53 登録: えっちな名無しさん
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728 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/05 12:42
従姉にいたずら番外編
今日は彼女の来る日。
俺は休日だったので夕食の支度をしていた。
お互いに休みがなかなか合わせられない職場なので
それぞれの休みにはお互いの家に行くのが通例となっている。
「ふう、帰ったよ〜。あ、いい匂い!カレーだぁ!」
「今日はサラダとビールもあるのだ。すぐ風呂入ってきなよ?ご飯にしよ?」
「なんか良いことでもあったの?怪しいな?」
「別に?姉ちゃん、その疑り深い性格は直しな?」
「えっらそうに。人に命令すんなよ?年下の癖に」
従姉は俺の前で服を脱ぎ始める。
729 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/05 13:57
「ちょっと、見ないでよ!」
「・・・・・つうか見飽きてるけど・・・?」
「ふんだっ!スケベ!」
言葉は悪いが従姉も機嫌が良さそうだ。
浴室から鼻歌が聞こえてくる。
ずいぶん長い風呂だ。1時間は入ってる。
俺は空腹で不機嫌になった。
「姉ちゃん!まだなの!」
言うなりドアが開いた。
「ふい〜、気持ちいいっ!ビール頂戴!」
頭にバスタオルを巻いてまるでインド人のようだ。
「お前、おっさんじゃないんだからよ・・・」
「はいはい。とりあえずビール!ね?」
730 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/05 13:59
従姉はビールを持ってグラスを催促した。
注ぎ終るとグラスをカチンと合わせて乾杯した。
「あー・・・!美味しい!」
「うめー!」
「へー。カレーも美味しいわ・・。」
「たりめえだ。20分もパスタ茹でる奴と一緒にするなよ」
「う・・・。それは禁句だろ・・・。」
従姉の家に行ったときにご馳走になったのだ。
そのときは残さずたいらげたが拷問に近かった。
俺たちは恋人同士だが、それぞれの親に大反対されて家を出ている。
理由は俺の母親と彼女の母親が姉妹だからだ。
そう、俺たちは従姉弟の間柄。
731 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/05 14:00
子供の頃からお互いを異性として意識していた。
親に内密で付き合っていたが二人とも就職をしたのを機に
親に許しを請うた。が、撃沈。
別れることが出来なかった俺たちは親元を離れたが
一緒に暮らさないことが親に対してのせめてもの気遣いだった。
だから不経済ではあるが通い同棲のような状態でいる。
「うーん。美味しかったよ。これはご褒美!」
従姉がキスをしてきた。
それを受け入れたがカレーの脂でねっとりとしたキスになった。
顔を寄せながら従姉が囁く。
「ねえ、2ちゃんに書いてる話さあ、いまどのへん?」
「ん?姉ちゃんが俺の部屋で大泣きしたところ。」
732 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/05 14:02
「あはは、あの頃の話か・・。あの頃は不安だったな。
まだ子供だったし、あんたはちゃらちゃらしてたし。」
「まあな・・。でもエロがない話だったけど評判は良かったみたいだぞ。」
「意外だね。2ちゃんの人たちってもっとエロい人ばっかだと思ってたけど。」
「俺の方がエロいのだろうな。」
「あんたは超を付けなきゃ。」
「うるせ。さて俺も風呂入るかな。
あ、そうだ。里谷多英っていたじゃん?」
「スキーの?」
「ああ、似てるって言われない?」
「言われない!あたしの方がいい女じゃん!」
「主観でものを言うなよ・・。似てるぞ?」
「そんなの認めない!だって違うもん!」
「わかったよ。・・・人間図星を突かれると怒るんだよな・・・。」
「なんだって?」
「いや、別に・・・。」
733 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/05 14:04
俺が風呂から上がると従姉は俺のベッドで横になっていた。
雑誌を見ながら眠そうな顔をしている。
「眠くなっちゃった・・・。」
すうっと眠りに入った従姉の身体から下着を外す。
「うん・・・眠い・・・。」
「いいよ、寝てても。勝手にやるから」
俺は全裸にする前に部屋の温度を上げた。
小柄な従姉の身体を手の平で味わう。
湯上りの肌はすべすべしていて気持ちがいい。
「あうん・・・。もう・・・。」
「寝てていいって。」
「寝れるわけないじゃん・・・。あ、裸にされてるし!」
「気づけよな・・・。」
「あはは、人が寝てる隙になんかするのは変わらないね。」
「うるせ。」
734 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/05 14:05
俺は従姉の身体に覆いかぶさった。
「あん。卑怯者・・・。」
俺は従姉にキスをしながら股間の薄い茂みの奥に指を這わせた。
もうぬるぬるに潤んでいる。
「はん・・。エッチ・・・。」
「どっちがだよ?」
俺は膣の中に指を進める。
同時に親指でクリトリスを探る。
従姉の膣の中はいつも鱈の白子のような襞で抵抗感が強い。
指で分け入っていく感じだ。
奥に行こうとすると押されて、抜こうとすると引っ張られる。
この感触は他の女では味わえない。
従姉は膣の中が鳴動し始めると、身体まで小刻みに震えだす。
「はんっ・・・・!」
735 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/05 14:06
従姉は身体の震えを止めるかのように俺の腕をつかんでいたが
その手を俺の背中に廻してきた。
「あん・・。気持ちいい・・・。」
「どこが?」
「・・・・あそこが・・・。」
「あそこじゃわかんないな。言ってよ?」
「やだ・・・。言えない・・。」
「やめちゃおうかな〜?」
「いじわるっ!」
「ほら、言ってみ?どこが気持ちいい?」
「・・・・オマンコガ・・・」
「聞こえない。」
「・・・オ・オマンコが・・・」
736 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/05 14:08
「誰の?」
「・・・あたしの・・・」
「はい、続けて?」
「・・・あたしのオマンコが気持ちいい・・」
「・・・・姉ちゃん、超スケベだな。」
「もう、いやっ・・あんたが言わせてるんで・・あんっ!」
俺は髪を撫でながら乳首に吸い付いた。
左手は膣とクリから離れない。
従姉の性器はどろどろになってきた。
充分過ぎるほど濡れている。
俺は指を抜いて従姉の身体の上に乗った。
膣口の場所はもうわかっている。
入り口に先をあてがうだけで従姉が下から腰を突き上げてくる。
「はあ・・・・ふうん・・・」
737 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/05 14:09
ぬるぬるとした熱い肉の感触に包まれながら奥まで侵入する。
最後にもう一息突き上げる。
「あんっ!あん!あん!・・・」
肉と肉の戦いが始まった。
ぐちゅぐちゅと卑猥な音が聞こえる。
俺が攻めても攻めても従姉の肉は抵抗する。
こじ入れようとすると押し出され
逃げようとすると引き込まれる。
「は、は、は、は、あうっ!ん・ん・ん」
膣の中が急激に収縮する。
従姉が最後の抵抗を示した。
「ああっ!んんんん」
全身をぶるぶる震わせて四肢の力が抜けた。
今日は俺の勝ちだ。
738 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/05 14:19
肉棒を怒張したまま抜く。
ぷちゅっと音がする。
俺は余裕で従姉の身体を責め始める。
一度逝ってしまった身体は敏感になっていて
すぐに反応し始める。
「あーん、ちょっと待って・・・」
「だめ。」
「あん、いじわる・・・。」
俺は従姉の頭とは反対に向いた。
俺の顔は従姉の股間の上に。
従姉の顔は俺の棒の下に。
俺は従姉の尻を抱えながら性器に吸い付く。
ぬるぬるどろどろとした粘液を音を立てて吸い込む。
その快感で従姉は俺の棒を持ったままなにもできない。
739 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/05 14:21
「姉ちゃん、口で。」
「は・う、う・う、うん。」
むにゅっと口にする。
指と口で責められる。
さっき我慢した分、俺が敗色濃厚だ。
姉ちゃんのマンコはいつもすっきりしてて綺麗だよな・・。
目の前で蠢く従姉の性器を見ながらそんなことを思っていたら下半身が痺れてきた。
俺は腰を上下に動かしながら従姉の口に肉棒を叩き込む。
絶頂に達した。
どっくんっ!どくどく・・・
従姉は口から漏らさないようにしながらも舌先で俺の先を攻める。
容赦ない女だ!
俺は出し切ると身体を入れ替えて、従姉の身体を起こす。
俺が許可するまで飲み込まないのが基本だ。
740 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/05 14:22
「口開けて?」
ん、と頷きながら口を開く。
従姉の口の中で俺の精液は白く泡立ちながら漂っている。
「飲んで?」
ん、とまた頷きながら喉が動く。
また口を開けさせる。
すっかり飲み干した証拠を確認してから
俺たちは話し始める。
「あん、今日は気持ちよかったー・・・」
「俺の勝ちだったね。完全に。」
「そんなの知らないよ。気持ちいい方が勝ちだもん!」
俺たちはじゃれあいながらお互いの身体を慈しんだ。
従姉が言う
「あのさあ、あんまりエロい言葉を言わせないでよ?」
741 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/05 14:25
「エロい言葉?」
「うん・・、ほらあの・・ね?わかるでしょ?」
「なんだろ?どんな言葉よ?」
「だから・・・・・オマンコ・・・?」
「は?なに?」
「もう!いやっ!ほんといじわるっ!」
俺はケタケタ笑いながら恥じ入る従姉を抱きしめた。
将来に一抹の不安を感じながらも俺は幸福感に包まれていた。
771 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/06 16:09
従姉にいたずら 番外編その2
ついさっきたっぷりと放出したばかりだというのに
もう俺は元気だった。
「え、もうなの!ホントにどうしたの?」
「今日は調子いいとみた。ほら、さっきより固くない?」
従姉は俺を握り締めて言った。
「わあ・・・。なんで?どうして?なんか飲んだの?」
「アホ。そんなもの飲むか。おっさんじゃねえんだ。」
「ふふ、悪い子だ・・・。」
従姉は俺の分身に語りかけると根元から舌を這わせた。
ねっとりと唾液を含ませながら唇で包み込む。
上あごで擦り、舌を絡めて顔を前後に移動させながら
丹念にしゃぶりあげてる。
772 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/06 16:10
吸い込むときにずずっ!と音が出る。
あまりの気持ちよさに危機感を覚えた俺は名残惜しそうに
従姉の唇から離れた。
「どしたの?よくないの?」
「ううん。よすぎ。逝かされそうだからさ。」
「いいのに。ちゃんと飲むよ?」
「そうじゃない。姉ちゃん、お尻だして。」
「こう・・・?」
従姉は素直にうつぶせになり尻を突き出した。
「もっと上げて。足も開いて。」
「ふえ・・恥ずかしいよ・・。灯りを消して・・」
「それはダメ。ほら、このぐらいに!」
俺は恥ずかしがる従姉の尻を上に引き上げた。
「きゃ・・やだやだ。そんなに見ないでよ・・」
773 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/06 16:11
「大丈夫。もう穴は開いてるから(w」
「ばかー!」
従姉は恥ずかしいのか尻をひくひくさせながら穴で呼吸をしている。
俺は膣に右手の人差し指を差し込んだ。
「いやあん・・・まだ濡れてないのに・・」
「よく言うよ。ぬるぬるなんですけど?」
「違うもん!」
軽く拗ねてみても身体は嘘は言わない。
充分すぎるほど濡れている。
俺はふと思いついてさらに左手の人差し指も入れた。
かなり窮屈だったが押し込んだ。
「あん、ちょっと痛いよ・・」
クレームがついたが俺の耳には届かない。
そのままゆっくりと左右に開く。
774 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/06 16:12
「痛い、痛い。ちょっと・・やめて?」
左右に広がったが膣の中身が邪魔して上手く奥まで見えない。
中身を手繰りながら広げるが逆に上下が狭まって開口部の広さは変わりがない。
「きゃっ!痛いよ!」
俺はかまわず、さらに左右の中指も膣にこじ入れた。
「ぎゃっ!痛いっ!無茶しないで!何してるの!痛いよ!」
俺の左右の指は従姉の膣の中でVサインをしながら横移動した。
膣がぽっかりと台形の大きな穴になった。
中身も奥も丸見えだ。
ピンクの内臓が晒された。
膣のやや奥の方にくぼみが見える。
「これが子宮口かな・・・?はじめて見た・・。」
俺は不思議な感動を覚えながら従姉の膣内部を観察していた。
中でぐねぐねと蠢いている肉のひだが俺の敵なんだな・・・。
775 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/06 16:13
「ああっー!いったいよー。お願いもうやめてっ!」
従姉は痛みのあまり尻を引こうとするが、
俺の指が膣を固定しているので動かすとさらに痛みが増すようだ。
奥の奥まで晒されても抵抗できない状態だ。
従姉は泣き出してしまった。
俺は我に返り指をゆっくりと抜いた。
「ごめんね?痛かった?」
俺は精一杯優しい言葉を言った。
が、従姉は尻を振動させながら泣いている。
と、こちらに向き直り俺を見た。
「痛いじゃないのよ!なにしたのよ?」
涙を流しながらもどえらい剣幕だ。
コ・コワヒ・・・
「いや、あのね、中を見てみようかなってさ・・・」
「なにしたの?なに入れたの?」
776 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/06 16:14
「いや、指をね。ちょっと4本ばかし・・・」
「信じらんない・・・なんてことするのよー!!」
「でも姉ちゃんの子宮は綺麗だったよ?」
「そんな問題じゃないでしょ!?ああっ・・・痛い・・」
「ごめん。」
「壊れちゃったらどうするのよ・・・。」
「ごめん。」
「今度やったら殺す!」
「もうしない。」
「絶対殺すからね?」
「ごめん。見てみたかっただけ。ホント」
「もっと大事に扱えよ・・・」
「ごめん。」
「なんかアソコが変な感じ・・・」
777 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/06 16:15
「どれ?ちょっと見せて?」
従姉は素直に股間を晒した。
普段なら恥ずかしがるのだが、事情が事情だ。(w
「どう?なんか変になってない?」
「うん・・・あっ!」
「えっ!なに?」
「マンコがあるよ?」
「あのねえ・・はあ・・なんかため息・・・」
「んじゃお詫びだ・・・」
俺は従姉の性器を舌で癒すように舐め始めた。
従姉は自分で両足を抱えたまましばらく目を瞑っていた。
俺は膣・肛門・クリを丹念に舐めつづけていた。
従姉に変化が訪れた。
778 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/06 16:17
「姉ちゃん?」
「・・・・・。」
「あのさあ・・・・。」
「・・・・・。」
「すんごい濡れ具合なんだけど?」
「うるさい・・・・・」
「普通声出るでしょ?このぐしゃぐしゃ状態なら?」
「うるさいから!」
情けない姿勢のまま従姉は強がるが、感じていることは明らかだ。
俺は指を一本だけ動員し、癒しから攻撃に転じた。
従姉は声を出さずにいるが身体が震え始めた。
「あうう・・・・んん・・・・」
「姉ちゃん・・・?」
「はう・・・・ん?」
779 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/06 16:18
「入れていいかな?」
「うん・・・・。」
俺はさっき蹂躙してしまった膣の中に遠慮しながらお邪魔した。
「姉ちゃん・・?」
「ん・・・・・?」
「中も大丈夫ですよ?いい具合です。」
「うん・・・。」
「あ、いま中がぞろっと動きました!」
「あふ、実況しないでいいから・・・。」
「ほーい。」
俺は無言のまま従姉の膣の動きをしばらく楽しんだ。
「姉ちゃん・・そろそろ逝っちゃいそう・・。」
「うん・・・。いいよな中に出して・・・あん。」
従姉は入り口をきゅんと閉じた。
780 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/06 16:18
俺は一度脱出してからその入り口をこじ開けた。
「あふっ!ん・ん・ん・・・」
7・8回激しく動かしてから脱出しまたこじ開ける。
繰り返しているうちに俺が限界にきた。
「逝きます!」
「うん、出して・・出して・・・中に出して・・」
「うっ!」
俺は激しく放出しながらも動きを止めない。
「あうっ!中に出して・・いっぱい・・いっぱい出していいよ・・」
「おおおおおっ!」
「あああああんっ!・・・」
俺はすべてを出し切ると脱力し、俺の身体を従姉の小柄な身体に投げ出した。
「重い・・・」
従姉の声で俺は横に移動した。
781 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/06 16:19
「あん・・すごいよかった・・」
「俺も・・・。やっぱ中出しが一番だよね」
「うん・・・。」
そう言うと従姉は俺の股間に顔を寄せた。
俺を綺麗にするのは従姉の唇の役目だ。
「姉ちゃん、69の姿勢で。」
「うん・・。」
従姉の股間が俺の顔前にくる。
俺は指で陰唇を広げしばらく待つ。
俺の放出したものが逆流してきた。
膣から割れ目を伝わり俺の首筋に垂れてきた。
生暖かい。
俺を綺麗にした従姉に声をかける。
「姉ちゃん・・・首に垂れた・・・。」
782 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/06 16:21
「うん・・しょうがないなあ・・・。」
従姉は俺の首を汚している粘液を舌で絡めてから飲み込んだ。
「はい・・綺麗になったよ。」
「ありがと。」
俺は従姉の肩を抱きながら二人の身体全体に毛布をかけた。
「シャワーは?」
「今日はこのまま寝ちゃおうよ」
「うん・・・。」
「姉ちゃん・・無茶してごめんね?」
「いいよ・・・見たかったんでしょ・・?」
「うん・・・。」
「あたしはあんたのものだから。好きにしていいよ。
でも痛いのはやめて・・・?」
「うん。ごめんね。」
784 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/06 16:23
そのまま寝入った俺たちは翌日思いっきり寝過ごしてしまい
俺はシャワーも浴びずに昨日の匂いを残したまま出社した。
882 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:08
従姉にいたずら 「愛飢男くん」
高校に無事合格は果たしたものの、従姉との絶縁状態は続いていた。
自分で蒔いた種を刈り取ることも出来ずに一年が過ぎ去ろうとしている。
時折、お袋が叔母の話題を出すときがあって断片的な情報は耳にしていた。
頻繁にいろんな男から誘いの電話があること、
手紙やら告白やらあるようだが、
どうやら付き合っている相手がいて全部断っていることなど。
しかし、俺がそんな話題には乗らずに逆に不機嫌になるので
いつしかお袋も口にしなくなった。
俺はと言えば、高校に入学してからは友人から紹介されたりして
付き合っている相手がいるにはいたが、自分にその気がないせいか発展もせず、中途半端な
交際ばかりしていた。
883 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:09
従姉の存在が忘れられない状態のまま他に逃げ場を求めても、
燃えない気持ちでは当然の結果だった。
俺は腐っていた。
家族、友人に八つ当たりもし、生活も荒れ始めていた。
学校も休みがちでギリギリの成績で進級する有様だった。
夏休みに入っても俺はバイトもせず、
勿論勉強もまったくせずにただふらふらと時間を浪費していた。
そんなある日お袋が妹の家(叔母のことだ)に行くという。
4〜5日留守にするがいいかとおずおずと俺に言う。
俺の荒れっぷりはこんなところで確認できる。
「・・・・・あんたも行く?・・・」
「なんで?なんのために?」
884 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:12
「ほら、食事とか大変だろうし一緒に行っといたほうがいい・・・」
「余計な心配だっつんだよ!飯ぐらい自分で食う!」
「・・・そう・・・。実はね・・。」
叔父の具合が良くないらしい。
翌日、俺はお袋に告げた。
「俺も行く。会っておいたほうがいいんだろ?」
気が変わったわけではない。
最初から行きたかったのだが素直に言える自分がもはやいなくなっていた。
叔父もだが従姉に会える機会はこれからはそう多くないと
感じたからだ。
車中でお袋がつぶやく。
「あんたも将来のこととか考えないと・・・。来年は三年なんだし・・・。」
「うるせえな。人のことはほっとけよ。」
885 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:12
俺はいらついていた。
従姉に会う期待より不安が大きかったからだ。
しかし自分の気持ちにけじめをつけたかった。
だから会うことで、現実を認めることで、自分のなにかが変わる期待もしていた。
懐かしい駅に着いた。
駅前の風景はあのときのままだ。
タクシーの中で見慣れた風景が後ろに飛んで行く。
従姉の家に着いた。
懐かしい匂いがした。
叔母が出迎えてくれた。
「お久しぶりです。」
「あら、よく来たね。疲れたでしょ?さあさ、中に入って」
叔母とお袋の会話で叔父の容態が判明した。
886 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:13
叔父が高血圧気味なのは昔からだが、どうやら心臓が弱っているらしい。
近々に手術をするようだ。
不安になった叔母の元気付けがお袋の役目だった。
俺は会話の邪魔をした。
「姉ちゃんは?」
「買い物に行ってるよ?」
それどころではないという感じで二人は俺を無視した。
俺は二階にある従姉の部屋に向かう。
だが、ドアの前で躊躇した。
入るべきではないと頭の中で声がした。
俺はあきらめて外に出た。
夏の太陽を仰ぎ見た。
むっとする熱い空気の中で深呼吸していた。
しかし心が落ち着かない。
887 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:14
自転車のブレーキの音がした。
振り向くと従姉の顔があった。
「あれ〜?来てたんだ!伯母さんだけだって思ってた!」
笑顔だ。
俺はどぎまぎしながら「うん・・・。海に行きたくてさ・・・。」
「あっそう。久しぶりだね!元気?」
眩しくてまともに顔が見られないのは太陽のせいか。
「うん・・・。姉ちゃんも元気そうだね・・・。」
「あたしは元気だよ〜!でもお父さんがね・・・。聞いた?」
「うん、なんか聞いた・・・。大丈夫なんだろ?」
「うん・・・たぶん・・。でも心臓だから安心はできないよ」
「そうか、そうだよね・・・。」
「暑いから中に入ろ?」
「あ、うん」
888 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:15
お袋と叔母は暗い顔で話を続けてる。
叔母は時折涙ぐんでるようだ。
従姉は台所にスーパーの袋を置くと自分の部屋に向かった。
「おいでよ?どしたの?」
俺は次の展開が読めないまま誘われるままに部屋に行った。
「あっちー!さて、話を聞こうか?少年よ。あはは。」
従姉はエアコンを入れながら顔を向けた。
顔は笑ってはいるが眼は笑っていない。
「なんだよ?それ?」
「あんたの考えてることぐらいわかるもん。」
「なんのことさ?」
「伯母さんから話は聞いてるんだよ。手が付けられないって。」
「知るか、そんなの。」
「なに?今ごろ反抗期なの?子供か?まったく・・。」
889 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:16
「なにを言ってんだ?」
「はあ・・・。ほんとにさあ、しっかりしなよ!」
目付きが変わった。
「姉ちゃんに関係あるのかよ?」
「ないの?んじゃ勝手にしなよ。はい、おしまい。」
俺は自分の考えが甘かったと悟った。
歓待はされぬまでも良好な関係に戻せるかと期待していた。
従姉は笑顔ではあったが言葉と態度は辛辣だった。
無理もない。
俺は言葉が出せずに立ち尽くしていた。
「なにか言いたいことがあるなら言えば?聞くよ?」
俺は首を横に振った。
「いや・・・なにもない・・・。俺にはなにもないよ。」
「そうなの?あたしもなにもないよ?良かったね。じゃ出て行ってくれる?悪いけど」
890 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:17
「わかった・・・・」
俺は振り向きもせずにドアを閉めた。
俺は階下のリビングのソファーでお袋と叔母の会話を聞くともなく聞いていた。
「以前から血圧のことを言ってたんだけどそのたびにうるさい!って・・・。
自分ひとりの問題じゃないでしょって言っても聞かなくて・・・。
取り返しのつかないことになったらどうしよう・・・」
「男ってそんなもんなのよね・・・。
普段は強がってるくせに妻の忠告をうるさがって・・。
素直に聞けばまだ可愛げもあるのにね。
でも駄目って決まったわけじゃないし
今出来ることをしてあげるだけよ。わかった?」
891 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:18
会話を聞いていた俺はいくつかの単語が耳に残った。
自分ひとりの問題・取り返しがつかない・忠告を聞かない
今出来ることをするだけ・・・
まるで俺のことを言われている気がした。
俺は立ち上がり再び従姉の部屋の前にいた。
どきどきしながらノックする。
「姉ちゃん・・・いいか?」
「いいよ」
ドアを開けると椅子に座りながら顔だけをこちらに向けている。
「なに?」
もう、笑顔もない。冷たい視線だ。
俺は言葉より先に涙が出てきた。
893 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:31
「あのさ・・・」
「なに泣いてるの・・・?」
「いや、花粉症だ。言うべきことというか
言わなきゃならないことがね、ひとつだけあった」
「うん。いいなよ。」
こちらに向き直った。
「ごめんね。ホントに・・・。それだけ言いたくて来たんだ・・・。」
涙声で語尾が乱れる。カッコ悪いことこの上ない。
「ほんとにさ・・・・。素直になるのに時間がかかりすぎだよ・・・。
馬鹿だね、あんたは・・・」
「うん・・・。ごめん・ホントごめん・・・。」
「あやまるぐらいなら浮気なんかするなよ・・・。」
俺は言葉にならなかった。
894 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:32
「ほおら・・・。こんなに大きくなっても子供だよね、あんたは・・・。」
従姉は指で俺の涙を拭ってくれた。
「あたしはあんたが開き直ったことが許せないの。」
「自分が原因でしょ?なのに伯母さんに八つ当たりしたり」
「あたしの耳にも入ったよ?あんたが変わっちゃったって。」
「それを聞いたときのあたしの気持ちってわかる?」
「最後の電話であんたは心からあやまった?あたしにはそう思えなかったよ?」
従姉の言葉は優しかった。
俺は従姉の優しい言葉でまた泣いた。
「ほら・・・泣かないの・・・。」
「だから、あたしはあんたをあきらめた。」
「嘘をついて開き直る相手はいやだもん。」
俺はしゃくりあげてしまった。
895 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:33
「あんたの部屋であたしは泣いたよね・・・。」
「今回はあんたがあたしの部屋で泣くんだ・・。」
「おかしいね、男の方が涙が多いなんて・・・。」
俺は気付かなかったが従姉の眼も濡れている。
「うん・・・。ごめん・・・。それしか言えない・・・。
でもそれだけ言いたかった・・・」
「うん・・・もういいよ・・・。」
俺は多少落ち着いて来た。
フローリングの床に直に座る。
従姉はベッドに腰を掛けている。
「でもさ、一年半かかるか・・・?。素直になるのに・・・。」
俺はなにも言えない。
「なんでもっと早く言えなかったの?
・・・・許してあげれたのに・・・。」
896 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:35
俺もわからなかった。
「わからない・・・。自分でも・・・。」
「ふう・・・。ほんとに・・・。」
「姉ちゃんはいま・・・?」
俺は気になっていたことを聞いた。
「うん・・・。いるよ・・・。付き合ってる人が。」
「そうか、良かった。前に言ってた人?爽やか秀才スポーツ万能?」
「よく覚えてるね・・。うん・・・そう。」
不思議と嫉妬はなかった。
以前の優しい従姉に戻ってくれたことと
楽しい生活を送っているだけで満足だった。
「優しくしてくれてる?」
「うん。いい人だよ。裏表がなくて。」
いまの俺にはきつい台詞だ。
897 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:36
「うっ・・・なんか刺さった・・・」
「あはは・・・あんたは?どうなの?いるの?」
「・・・いない。っていうかそんな気になれない。」
「ふうん・・・。」
「なんかさ、心が溶けた気がする。空みたいに抜けた感じだ。」
「うん・・・。そんな顔してるよ。」
「そう?」
「うん・・・。あたしの知ってる素直な顔だよ、ふふっ」
笑顔が可愛かった。
「やっぱ来て正解だった。うん、間違いなく。」
従姉の顔も俺の知っている優しい顔になっている。
俺は自分だけでなく従姉にも重荷を背負わせていたことに気付いた。
「でさ、いつまでいられるの?」
「うん・・・。特に決めてないけど・・・・?」
898 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:37
「あたしさあ、ホントは明日から海に行く予定だったんだ。
でもお父さんがあんなだからキャンセルしたの。」
「ふうん、大変だよね。叔父さんは入院してるんだろ?」
「うん・・・でもねそれじゃ可哀想だからって言ってくれてね・・・」
「誰が?ああ、彼氏?」
「うん・・。でね明日プールに行くんだけど・・?来る?」
「んな、行くわけないでしょ?」
「だよね・・・。」
「うん、俺、今日帰るよ。叔父さんを見舞ってから。」
「え?もう帰っちゃうの?なんで?」
「目的は果たしたからだ。」
「そう・・・。そうだね。それがいいかも。」
俺は今日帰ると告げ、お袋と叔母の驚いた顔を後にしてバスに乗り叔父の病室を見舞った。
899 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:38
従姉が案内してくれた。
叔父は思ったより元気そうで安心した。
薬で安定しているらしいが、爆弾を抱えている状態なので
根治のためには太ももの血管を採取してそれを心臓につなぐ手術が必要らしい。
俺は叔父と再会を約束すると駅に向かって歩き出した。
「一人で帰れるよ。子供じゃないんだ。」
「送るって。せっかく来たのに送りもしなかったって言われるのやだもん。」
「大丈夫だよ。もうちっと素直な自分を取り戻すさ。今度会うときまでにな。」
俺と従姉はそれからは言葉を交わさずに歩きつづけた。
「ねえ・・?」
「ん?なに?」
「ううん・・・。なんでも・・・。」
俺は東京までの切符を購入した。
発車の時間まで10分も無い。
900 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:40
「おう、サンクスだ。見送りご苦労。ここでいいぜ?」
「うん・・・。」
「なんだよ?どした?」
「ひとつ聞いていい・・・?」
「うん・・。どした?」
従姉は眼に涙を溜めている。
「ねえ・・・。あたしのこと・・・。いいの?」
「なにが?」
「あたしのことはもういいの・・・?」
「・・・なに言ってるんだよ・・・。」
「ううん・・・。やっぱいいや。ほら電車来たよ。」
俺はようやく気付いた。
「姉ちゃん・・・。だって・・・ちゃんと彼氏が・・・」
「そうだよね。あたし、なに言ってるんだろ。」
901 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:42
俺は突然のことで狼狽した。
「んじゃな。また来るよ。叔父さんと叔母さんによろしくな。」
俺はホームに向けて階段を駆け上がり始めた。
しかし段々と勢いが遅くなった。
あと5段で上りきるのだが足が止まった。
俺は振り返った。
従姉の顔が見える。
「東京方面の列車をご利用の方はご乗車願います・・・」
俺は階段を駆け下りた。
列車のドアが閉まって動き始める音を背中で聞いた。
従姉の姿が近づいて来る。
俺は息を切らせながら従姉の前に立ち、聞いた。
「さっきの話なんだけど・・・はあはあ・・・。」
「馬鹿だなあ・・・。電車行っちゃったよ?」
従姉の目が赤い。どうやら彼女も花粉症らしい。
902 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/14 15:49
「行かせとけ。でさあ、なにがもういいんだ?」
「鈍感な男だなあ・・・。」
「だって今の彼氏どうすんだよ?」
「考えてないよ、そんなの・・・。」
「いいのかよ?」
「わかんない・・・でもいまはこうしていたいの・・・」
俺の胸に従姉が顔をうずめてきた。
俺は突然のことであっけにとられて両手が泳いでしまった。
だがそれはほんの数秒だった。
「この手で抱きしめたらもう二度と離さないぞ?いいのか?」
「うん・・・。抱きしめて・・・。」
次の瞬間、俺の両手は従姉の小柄な身体を抱きしめていた。
列車の去った駅には俺たちだけがいた。
8 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/17 02:32
従姉にいたずら 前作で割愛した奴をちょっと膨らませてみました編(長いサブだな)
夏の太陽はすっかり沈んでやや暗い街灯に羽虫が飛び交っている。
蒸し暑い夜になりそうだった。
だが駅前の公園は噴水があるので多少はしのぎやすい。
緑も多く人通りはあるがブラインドになってくれている。
俺たちは手をつないだままベンチに腰掛けた。
水の音とタクシーの排気音が妙にマッチしていた。
俺の左手は従姉の肩を抱いた。
俺たちは昨日とあまりにも違う環境に戸惑いながらも
気持ちを確認し合えた嬉しさでお互いの顔を見つめていた。
存在を確かめるかように。
消えてなくならないように。
9 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/17 02:34
従姉が俺に視線を向けたまま語り始めた。
「階段を駆け下りてきたとき・・・・・」
「抱きしめられたとき・・・涙でちゃったよ・・・。」
「もう嘘だけはつかないでね?約束だよ?」
「今度からあたしは甘えるんだ。」
「いっぱいわがまま言うよ?」
「あのときの言葉を忘れないでね?」
俺は返事の代わりに肩を抱く手に力を込めて
従姉の身体を引き寄せた。
抵抗なく従姉の顔が近づいてくる。
「約束する。」
その一言だけ告げると従姉の瞑った目元からまた一つの涙がこぼれた。
「うん・・・・・。」
10 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/17 02:35
俺は肉付きのいい従姉の唇を自分の唇で確かめるように軽く触れた。
次の瞬間にはむさぼるように唾液を吸い込んだ。
従姉に軽く開かせた唇に舌を差し入れ絡ませる。
俺の右手は従姉の腰に回っているが動かす余裕がない。
弾力のある太腿に手を置くのが精一杯だった。
身体に触れているだけで満足してしまっている。
それよりも滑らかに俺の舌に吸い付く従姉の唇の感触に
酔わされていた。
しばらくお互いの唇と舌を確かめ合っていたがふと気付くと目の前に誰かがいる。
やや驚いて視線を向けると5歳ぐらいの子供が無遠慮に凝視している。
「あ〜!チュウしてる!えっちだ〜!」
それだけ言うと母親らしき女性の元に走っていった。
俺たちはあっけにとられてその子供を目で追った。
11 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/17 02:36
母親の元にたどり着いた子供は俺たちの方を指差してなにかを告げている。
するといきなり頭をこづかれて手を引かれていってしまった。
その母親は俺たちの邪魔をした息子のかわりに軽く会釈していったが
俺たちはなぜかその光景がおかしくて笑ってしまった。
「あの子可哀想〜。ぶつことないのに。」
「こんなとこでキスしてる俺たちが悪いよ。なあ?」
「うん。」
「さてと、どうしよう。帰るって言っちゃったのに
またノコノコ戻るってのも変だな」
「別に大丈夫だよ。電車の時間が合わないからって言えば?」
そうするか、と俺たちはバスに乗り従姉の家に戻った。
お袋と叔母には従姉が事情を説明した。
二人は至極簡単に納得した。
それからやや遅めの夕食を摂りその夜は何事もなく終わった。
12 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/17 02:37
翌日、お袋と叔母は朝から叔父の病院に出かけた。
従姉はやや神経質になっていた。
「どうしよう・・・?」
「行きたくないの?ならキャンセルだよ」
「うん・・・。でも・・・。」
「ほ?行きたいの?なら行けばいいじゃん?
俺は別に嫉妬はしないよ」
彼氏との約束が重荷になっているのは明らかだ。
「でも理由を聞かれるもん・・・。」
「体調が悪いって言えば済むんじゃん?」
「あ、そうか!それでいこっ!
・・・・・あんた、やっぱり嘘つきだね。」
従姉は憎たらしいことを言いつつも電話でキャンセルした。
相手も納得したようだ。
13 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/17 02:39
従姉はソファーに深々と腰を下ろす。
「あ〜なんか後味が良くないなあ・・・。」
「後悔するぐらいなら最初から嘘言わなきゃいいんじゃなかったっけ?」
「こんな意地悪な男、見たことないよ・・・。」
「う〜・・・。真実を語る男と言え。」
俺たちは会話も以前のような調子に戻っていた。
「ところでさ、姉ちゃん。」
「なに?」
「正直に言ってくれるか?怒らないから。」
「なに?なんなの?」
「この一年半の間に何人と付き合った?」
「・・・・・・・やだ。言わない」
「・・・・あのな、言わないって言ってる段階で白状してるのになぜ気付かない?」
「してないから。」
14 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/17 02:39
「あのなあ・・・。いいんだってば。したって。」
「絶対秘密。」
「黙秘権を行使してもな、意味ないんだって。
警察じゃないんだから。」
「ひえ〜ん。××がいじめるよ〜。」
足をバタバタさせて泣き真似までしはじめた。
スカートがまくれて太腿が露になった。
俺はいっぺんで欲情してしまった。
「んじゃ身体に聞いてやる。」
いきなり太腿の奥に手を差し入れる。
「あっ!ちょっとちょっと!やだ。やめて。」
言葉では拒絶しながら振り払う手に力は全く感じない。
「ダメだよ〜・・・。やめて・・・」
俺は無言のまま下着の中に手を突っ込む。
15 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/17 02:41
陰毛の感触を指で確かめる。
懐かしさが蘇る。
割れ目を指が伝う。
「あ・・・・ふ〜うううん・・」
従姉はすぐに身体が痙攣し始めた。
俺はそのままじっくりと従姉の性器を弄り続ける。
やや抵抗のあった湿り気がすぐにぬるぬるに変わる。
「あっ!あっ!あ〜・・・・!」
ぬるぬるはもはやどろどろになっている。
「ひっ!いいいい・・・。あ〜ん・・・だめ〜・・・」
下着はもはや濡れ雑巾と化している。
俺は詰問する使命を忘れて行為に没頭してしまった。
一刻も早く放出したくてたまらなくなり
ソファーから従姉を下ろし、床の下で下着を剥ぎ脚を大きく広げた。
16 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/17 02:42
どろどろの性器にかぶりついた。
従姉が歓喜の声を漏らす。
俺はややアンモニア臭の漂う性器の芳しい香りを
俺の唾液の味に変えた。
奥から溢れ出す液を吸い取る。
従姉は爪を噛みながら痙攣している。
俺は自分をあてがい一気に進み入れた。
「あっ!うっ!あっ!うっ!」
俺の動きは激しかった。
叩き込むと言う表現が正しかった。
締まってくる膣をこじ開けた。
何度も何度も叩き込んだ。
抜こうとする動きに従姉の膣が付いてくる。
「!!!!!」
17 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/17 02:44
従姉は口を開けているが声が出なくなった。
俺も限界に来た。
「いきそう・・・どうする?外?」
従姉がいやいやをするように首を横に振る。
「中で・・・いいの・・・?大丈夫?」
うんうんと頷く。
「はっ!ん!中に!・・・中で!」
俺はまとわりついてくる従姉の膣を振り払うかのように激しく動かした。
俺の雁首が捕らえられた。
「ううううううっ!うんっ!」
俺は十数回痙攣した。
どっぷりと中に出した。
大量の精液だ。
最後の一絞りを流し込むと従姉の身体に覆い被さった。
18 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/17 02:45
「はあ・・・はあ・・はあ・・はあ・・・」
汗でお互いの身体が滑る。
呼吸がなかなか整わない。
「あっ・・ふう・・・。ふう・・ふう・・ふう・・」
荒い息の中で従姉が言う。
「やだ〜べとべとするよ〜・・・」
「俺・・・死ぬかと思った・・・。」
「あたしも・・・。」
俺はようやく膣から俺をぬらりと抜き取った。
その瞬間、膣からぴゅるぴゅる逆流し始める。
「あっ!うわあ・・・変なの・・」
大きく広げた従姉の脚の間から流れ出るものを手助けするために指でさらに広げた。
溢れてくる液は従姉の股間で白濁した水たまりになっていた。
俺は従姉に軽くキスをして言った。
19 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/17 02:47
「やっぱり姉ちゃんが最高の女だよ」
従姉は俺の首に両手を回して笑顔で言った。
「いま頃気付いたか。遅いね。ふふっ」
一年半の歳月でも従姉は変わりなかった。
しかし俺にはそれが例えようもなく嬉しかった。
外では蝉が喧しく騒いでいた。
49 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/20 02:34
従姉にいたずら 思い思いの重い想い 前編
俺の身体の下で従姉が喘いでいる。
が、俺を飲み込むような腰の動きを彼女はやめない。
さらに声が大きくなる。
「あっ!あっ!あああっ!」
抜き差ししている物が急に圧迫を受ける。
従姉が絶頂を迎えたようだ。
全身を痙攣させて俺の腰に回した足のかかとで押さえつけられる。
俺は跳ね付けるように腰を激しく動かし、従姉の膣と足の呪縛から逃れた。
「あふっ!あふ・・・・ん」
脱力した従姉の身体をさらに責める。
まだ絶頂に達していない俺のために従姉は膣を締める。
膣の中でなにかがモゾモゾと蠢く。
50 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/20 02:35
膣の中でフェラをされている感覚。
俺は逝く寸前となった。
「姉ちゃん、逝くけどいい?」
「ん。」
コクッとうなずく従姉。
股間に力を込められた。
強烈な締め付けを感じた。
抵抗感が凄まじい。
俺は呼吸が荒くなった。
「んっ!んっ!んっ!」
膣の奥深くで炸裂した。
最後はお互いに身体がぶるっと痙攣した。
「はあはあはあ・・・。」
「ああん・・・・。」
51 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/20 02:36
「ごめんね、タイミングがずれたね」
「そう?あたしがちょっと感じすぎちゃったのかも?」
俺は従姉の髪を撫でながら唇を合わせた。
身体はまだつながったままだ。
「姉ちゃん、抜くよ?」
「あ、ちょっと待って。」
従姉はティッシュを素早く抜き取り、軽く丸めて俺が抜くのを待った。
ぬらりとした感覚。
「あっ・・・」
従姉は抜かれた感覚で両手が硬直してしまい、股間を抑えるのがやや遅れた。
膣からとろりと俺の白濁した液が逆流する。
従姉のものも混ざっているかもしれない。
「あん、また汚しちゃった・・・。」
従姉は濡れたシーツをティッシュで擦りながら俺のせいだと言わんばかりに軽く睨む。
52 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/20 02:37
俺は知らん顔してタバコに火を付ける。
従姉は新しいティッシュで股間をぬぐうと俺のものを口に含んだ。
丹念に口で俺の汚れを絡めとるとこくんと嚥下する。
俺たちの昔からの基本だ。
従姉が顔を近付けてきた。
キスをしながら舌を絡める。
従姉の口は俺の青臭い匂いがする。
「ふう・・・。」
俺の胸で従姉が軽くため息をついた。
「ん?どうしたの?」
「なんでも・・・気持ちよかった・・・。」
「うん。俺も。」
従姉の指は俺の胸と腹の間で動いている。
53 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/20 02:38
「あの〜・・・くすぐったいんですけど?」
「いいのっ!」
なにも良くはないのだが放っておいた。
ここは彼女のアパートなのであまり偉そうなことは言えない。
従姉は短大を卒業後俺の住む東京で就職した。
大手自動車会社の販売店で保険の取り扱いが仕事だ。
今年就職した俺と違い社会人三年目だ。
彼女は仕事にも慣れ、順調そのもの。
俺は新入社員として雑用に追われる身。
仕事らしい仕事はなにもしていない。
今日は彼女の休日なので仕事帰りに俺が立ち寄った。
いつものようにお互いの身体を求め合った。
54 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/20 02:39
油断していたらいつのまにか俺の股間のものを擦っている。
「こらっ!はしたないぞ?」
「ははは、こんなちっちゃいくせに生意気言うな!」
従姉は指でゆらゆら上下させている。
もはやお互いにツボを心得ているのでポイントを外すことはない。
俺は絶妙な指の動きに反応し始めた。
「あっ!誰が大きくなっていいって言った?」
自分で大きくさせといてそれはない。
俺は股間に意識を集中させてさらに固くした。
「わ・・かちかちだ・・すごっ!」
たりめえだ。馬鹿にすんじゃないよ。
従姉は身体を入れ替え、口に含んだ。
顔を上げ下げする回数が10回を越えた頃に
また指でゆらゆら動かし始めた。
55 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/20 02:41
「ねえ・・・?」
「ん?」
指の快感で返事も上の空だ。
「いつ親に言う・・・?」
誰かに心臓をつかまれた気がした。
「・・・・・・・」
「あらら・・・ちっちゃくなっちゃった・・・」
一気に空気が抜けた風船のように俺は萎縮してしまった。
「こういうタイミングで言うなよ・・・
ショックでインポになったらどうすんだよ・・・」
「ごめんっ!」
「まったく・・・頼むぜ・・・」
「でもさあ、うちの親がさ・・・。」
「叔母さん?」
56 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/20 02:42
「うん。心配してんだ。誰かいい人いないの?って」
「姉ちゃんに変な虫が付かないように俺が見張ってるって言えば?」
「ばか・・・・。冗談じゃないんだよ?」
「う〜ん・・・・。」
「別れる・・・?」
「別れたいの?」
「違うよっ!」
「なら言うなよ、そんなこと。」
「だってさ・・・。いつまでもこのままじゃいられないよ・・・」
「わかってる。」
わかってはいるがいざ行動に移すとなると話は違う。
どんな結果になるか予想がつかなかった。
賛成はされぬまでも認めてもらいさえすれば良かった。
だが反対された場合のことを考えると二の足を踏んでしまう。
57 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/20 02:43
俺たちが男と女の関係になってから今日までその不安は払拭されたことはなかった。
逢っているときはこれが最後になるかもと
逢えなくなるともう二度と逢えないのかもと。
その刹那的な感情がさらにお互いを燃えさせているのかもしれない。
「最悪、両方から勘当されたら・・・。」
「最悪だね。」
「最悪なのは勘当されて、しかも別れさせられたときじゃん?」
「最高の最悪・・・」
「姉ちゃんは勘当されても大丈夫なのか?」
「・・・・・」
「俺は覚悟を決めてるつもり。」
「わかんない・・・。」
「だろ?だから覚悟ができたら言ってくれ」
「うん・・・。わかった・・・。」
58 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/20 02:45
そのときはしばらく先の話だと思ったが二ヶ月後には告白する羽目になった。
それは俺が初めての賞与を貰った翌日のことだった。
99 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/23 01:33
従姉にいたずら 思い思いの重い想い 中編
7月上旬の雨が降る日だった。
その日俺には初めての賞与が支給された。
従姉にメシをおごると前々からの約束だった。
渋谷で待ち合わせた約束の時間は20分過ぎている。
見ると駅の方向から女が一人歩いてきて俺に手を振る。
「お待たせ!」
悪びれる様子もない。
「おっせーよ。最近時間にちょっとルーズ?」
「ごめーん。スカウトのお兄ちゃんがしつこいの。」
「風俗の?見る目ある奴だな。」
「・・・しまいにゃ殺すよ?マジで。」
「ははは。あーん、死んじゃう・・って言うのは
あなたのセリフだと記憶してるが?」
100 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/23 01:36
「・・・バ、バカヤロオ・・」
「嘘だよ。怒るな。いこ?」
「・・・ヒトマエデナンテコトヲ・・・」
ぶつぶつ言っている従姉の手を取って俺たちは歩き出した。
夜の渋谷は久し振りだ。
従姉はつないでいた手を俺の腕に絡めてきて言った。
「なんか、デートらしいデートは久々だね」
もう機嫌が直ってる。
「そうだね。やっぱたまには遊ばないと。」
「うん。いつも家の中だもんね。」
お互いに休みがめったに合わないのでおうちで沼Zが多い。
それはそれで楽しいのだが、毎度々では飽きる。
じゃれあいながら歩いていると
すれ違う男たちが従姉に視線を向けていることに気が付いた。
101 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/23 01:37
「へえ、みんな見ていくな?」
「あたしを?男の人は普通見るよ?」
「なぜ?」
「なぜって・・。普通見るよ。すれ違うときは。」
「変な女がいるって感じで?」
「お前、ホント殺す。」
「あはは。冗談だよ。」
「許せないな、その一言。」
「教えてやろうか?男の本能でな、いい女がいると見て確認する。
ホントだぜ?その証拠に・・・・。」
「証拠に?」
「俺はお前といると他の女が目に入らない」
「・・・・許す。」
「だろ?」
102 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/23 01:38
下らない話をしているうちに目的の店の前だ。
値段はさほどではないが、俺にはやや敷居が高い。
注文をしてワインなどを飲みながら料理を食いながら
取り留めのない話をした。
従姉は酒には強くない。
酔う前にすることがある。
「あのさ・・・・」
「なに?」
やや焦点が合わなくなった眼で微笑みかける。
「これ・・。」
薄いブルーの小さな紙袋を渡す。
「え?・・・・。嘘。」
「ホント。前から欲しがってたべ?」
「開けていい?」
「どうぞ。」
103 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/23 01:39
従姉は中のこれもブルーの包みを解いた。
「うわあ・・・。嬉しい・・・。」
「ごめんな。ゴールドは手が出なかった。」
従姉が前から欲しがっていたバングルとピアスなのだが
シルバーしか買えなかった。
それでも従姉は喜んでくれた。
「すっごいうれしいよ・・・。」
「喜んでもらえてなによりでした。」
眼がウルウルし始めた従姉の姿に俺は照れておどけた。
「いましてみれば?」
「うん。」
腕にはめながら従姉の眼から涙がこぼれた。
「似合うよ。すごく。」
「ありがとお・・・」
104 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/23 01:39
食事を終えて外に出るとさらに人が増えている。
俺は従姉をかばいながら人込みの中を歩いた。
「どこいくの?」
「たまにはホテルに行かないか?」
「そんなにお金使っちゃだめだよ!」
「たまにじゃん?」
「だめ!」
「俺の予定が・・・・・。」
「許しません。」
きっぱり言われてしまった。
「・・・・・・。」
105 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/23 01:41
がっかりした俺の耳元で従姉がささやく。
「うちに行こうよ?今日はあたしが
たっぷりサービスしてあ・げ・る・・・」
「速攻帰ろう!!ダッシュで!」
歩く速度が三倍になった。
122 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 03:13
従姉にいたずら 思い思いの重い想い 後編その1
俺たちは二人で浴室に入った。
従姉のアパートはロフト付のワンルームだ。
だがありがちな三点ユニットではなくトイレは別になっており、
浴室は一人ならば快適とは言えないまでも充分なレベルだが、
さすがに二人で入るにはやや狭い。
従姉は異常なまでに恥ずかしがっていたので二人で入浴するのは初めてだ。
俺も軽く興奮している。
俺は従姉の身体を舐めるように見ながら言った。
「なんかホントに風俗に来たみたいだな。」
「うわあ、その視線、超エロい!」
従姉は股間と胸を手で隠しながら視線を避けるように身体を捻った。
123 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 03:14
「見せるのも料金のうちだよ、お姉さん。」
「うわっ!エロオヤジみたい・・・。」
「隠さないの!」
俺は両手を持って身体を正面に向かせた。
「やだやだっ!見ないでよ・・・・。」
ふっくらと丸い弾力のある乳房が揺れる。
くびれたウエストの下にはやや盛り上がった股間の丘。
白い肌と薄めの陰毛のバランスがいい。
俺は従姉の顔を見つめながら丸い乳房の形を確かめるように揉み始めた。
時折、乳首を指で転がす。
従姉は目を閉じているが、その度に身体がピクピクと反応する。
「あ・・・ううん・・・だめ〜・・・」
両方の乳房を公平に右手でさわさわと揉みしだく。
従姉の白い裸身が小刻みに揺れる。
124 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 03:16
俺は股間に指を移動させる前に従姉に命令した。
「姉ちゃん、目を開けて。俺の顔を見て?」
俺は浴槽のふちに腰掛けて従姉を膝に乗せた。
目と目が合う。
すっかり上気して顔が赤い。
「やだ、恥ずかしいよ・・・」
「俺をずっと見て。」
太腿で従姉の尻の柔らかい感触を楽しみながらも
彼女の足を開かせた。
股間に指を這わせる。
クリに触れた瞬間にびくっと痙攣し、声を漏らしながらも目は閉じることを許さない。
従姉は感じている顔を見られる恥ずかしさでまた感じてる。
いつもよりも愛液の量が多い。
125 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 03:18
「はあぁぁぁ・・・・」
ついに耐え切れず目を閉じてしまい、俺の肩に顔をうずめながらも
全身がビクビク反応している。
俺の太腿がぬるぬるしている。
従姉の膣から溢れ出た粘液がもう尻を伝わって来ている。
親指でクリを嬲りながら人差し指を膣内にもぐらせる。
「ああああ・・・」
従姉の痙攣を身体全体で受け止める。
俺はやや意地悪く尋ねる。
「感じちゃう?」
「うん・・・・なんかすごい・・・」
吐息混じりにそう言うとまた目を閉じて従姉は自分の世界に入ろうとした。
126 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 03:20
「こらっ、サービスするんじゃないのか?」
「だってぇ・・・ああん・・・」
「しょうがないな。んじゃ言葉でサービスしてくれ。」
「え・・・?なにそれ?」
「俺が指で触ってるところを言葉にしてみな?」
俺は肉の芽をつまんで言った。
「ここは?」
「・・・・クリチャン・・・・・・」
「聞こえないんですけど?お姉さん?ここってなんて言うの?」
「クリちゃん・・・」
「正しい名前でお願いします。」
俺は調子に乗ってきた。
「くりとりす・・・」
従姉は身もだえしながら答えた。
127 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 03:22
「ふうん。そっかあ。んじゃここは?」
俺は蜜で溢れている壺の中に指を奥まで挿入した。
「ああっ!」
「ほら、なんて言うのさ?」
「ち、膣・・・」
「お、正しい名前ですね。んじゃ俗になんて言うのかな?
おねーさん?」
俺は差し込んだ指を軽く曲げてクリの真裏のGスポットを擦った。
「ひっ!い、言えないよ〜・・・」
「あ、だめですね。それは。では罰です。」
俺は指はそのままに、さらに親指を動員して中と外から責めた。
「あうんっ・・!」
「言わないとずっと続けますけど?」
「はうん・・・お、・・オマンコ・・」
128 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 03:23
「聞こえませんね?」
「お、オマンコ・・・」
それだけ言うと従姉は快感で自分の世界に行ってしまった。
「あうっ!はあ・・・・ふう・・ん」
「ではいまの状況を説明してください。」
「あん・・あん・・あん・・」
「こら、いけないおねえさんですね。
やめちゃいます。」
「あん、いや、もっとして・・・」
「なにをどこにどうして欲しいか言いなさい。」
「ゆ、指で・・・」
「指で?」
「クリ・・・を」
「そこだけですか?」
129 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 03:24
「クリと・・・オマンコを触って下さい・・・
あーん、なに言わせてるのよ・・・」
「そうするとどうなるんですか?」
「気持ちいい・・・」
「まとめて言いましょう。」
「クリと・・・お、オマンコを触られて気持ちいいです・・・あーん、いやだ・・・」
真っ赤になった従姉の顔が俺の快感を呼んだ。
俺は身体を入れ替えて従姉を座らせた。
俺の肉棒ははちきれそうだった。
「はい、これをどうしましょう?」
従姉はなにも答えずにいきなり口に含んだ。
喉の奥まで吸い込み、舌を使い手で激しく根元をしごく。
顔を前後に振り、唇で俺を捕らえて離さない。
俺は言葉での興奮といきなりの荒業でこらえられなかった。
130 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 03:26
「あっ!うっ!うっ!」
粘りのある毒液を放出すると快感も大きい。
肉棒が従姉の口の中で激しく跳ねる。
それをも柔らかく受け止めながらさらに唇で根元から先までしゃぶりあげられた。
「あううん・・・」
俺は膝が落ちそうな快感に耐えながら身体をぶるっと震わせて
最後の一滴を従姉の口に搾った。
俺は一瞬、自分が搾乳されている牛かと錯覚した。
なにも言わないのに口を開けて舌の上で踊る液体をを見せつける従姉。
勝ち誇ってるようだ。
ちょっとむかついたので飲ませてからもう一度口に含ませた。
ころころ舌で転がされてるうちに気持ちよくなってきたが
ややのぼせてしまったので一緒に浴室を出た。
131 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 03:27
濡れた身体を従姉に拭かせてから、俺も従姉の身体を拭いてやった。
特に股間は念入りに。
「うわっホントエロいなあ・・・。」
「やかまし。いまどこを拭いてるか言ってみ?」
「・・・言わないよ。くっそー・・・
もう言わないもん。絶対。」
「あ、そう。ふーん。」
従姉は身体を拭くとまたバングルとピアスを付けた。
「あれ?また付けるの?」
「うん・・・だってうれしいんだもん・・
今日はずっとしていたいんだ・・・」
俺は心の底から従姉がいとおしくなった。
「そんなに喜んでもらえると俺もうれしいや。」
俺たちは身体を寄せてキスをした。
132 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 03:28
唇をむさぼるようなキスをしながら従姉の身体を抱きしめた。
そのままベッドに二人で倒れこんだ。
手と鼻と唇で従姉の身体を確かめる。
肌触りと匂いと味を楽しむ。
あんあんと快感で身を捩る従姉が口を開く。
「ちょっと・・・今日はあたしが・・・ね?」
俺は意表を突かれたが、すぐに気付いた。
「あ、そうだった。俺今日マグロでいいんだ。」
んじゃよろしくとばかりに仰向けになる。
従姉が上になり俺の唇を激しく求めてきた。
受身の快感が新鮮で俺はちょっと驚いた。
なんかいい感じ。
従姉は俺の耳に吐息混じりで吸い付き、首筋を舐め乳首を吸った。
手は俺の股間を優しく揉んでいる。
133 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 03:29
俺は快感で鳥肌が立った。
「うわ・・・いい・・かも・・」
従姉はふふっと笑うと俺の肉棒をふむっと咥えた。
もう硬さは充分だが従姉は執拗に吸い上げる。
「姉ちゃん・・・お尻を・・こっちに・・」
従姉は一瞬躊躇したがおずおずと尻を持ってきた。
股間を開くのが恥ずかしいのか、膝で俺の顔を締める。
「痛いよ、力抜いて、足広げてよ。」
「あーん、だって・・・」
膣が目の前にある。
その上にはすぼまった肛門もひくひくしている。
膝の位置を左右に広げると膣もほあっと開く。
俺はさらに指で左右に押し広げた。
134 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 03:30
ピンクの膣の中が見える。
透明な滴が垂れる。
「姉ちゃん、オマンコが丸見えだよ?
マン汁も垂れてるし」
「いやらしいこと言わないで・・・ああっ!」
俺は従姉の言葉を待たずに膣にむしゃぶりついた。
汁が口に流れ込んでくる。
従姉は背中が反り返って口から俺の肉棒を離した。
「俺いまどこを舐めてる?」
「ああん・・やだ・・言わない・・・」
舌先で肉の芽を転がす。
「ここは?」
「はあん・・・・クリ・・・・」
左右の小陰唇を指で広げる。
135 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 03:31
「いまどこを開いた?」
「やだ・・・ああっ・・・・・・・」
「もっと大きな声で。」
「やだ・・・・・」
「どこをどうして欲しい?」
俺はクリから肛門まで舐め上げた。
「ああっ・・・!」
「ほらっ!言って。」
「お、・・オマンコ・・・舐めて・・・」
「よくできました。ご褒美です。」
俺は丹念に激しく舌を動かす。
しかしそのうちに必要なくなった。
ただ舌を出しているだけで従姉が勝手に尻を動かしていく。
こりゃ楽だわ。
137 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 04:31
そのかわり顔面全体がマン汁パックされている。
舌と鼻先で膣とクリが交互に訪れる。
ああっ!と叫ぶと従姉の背中が反った。
全身をぶるぶる震わせながら膣からトロトロと汁が溢れてくる。
全身の力が抜けて俺の股間に顔を押し付ける。
俺の顔の前にどろどろの股間を晒しながらぴくぴく痙攣している。
しばらく余韻に浸っていた従姉がようやく口を開く。
「違う・・・。あたしがするのに〜・・・
されちゃダメなのに〜・・・」
「んじゃしてくれ。」
俺は言うなり従姉の身体をこちらに向かせて下から突き上げた。
ぬるっとした感触を潜り抜けるとそこは膣だった。
「!!!!」
やや中腰の従姉の身体が上下に揺れる。
138 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 04:33
突き上げるたびに声にならない感嘆詞が聞こえる。
「!!!・・・!!!」
十数回突き上げたら腰が疲れた。
「姉ちゃん、自分でも動いてよ?」
俺は動きを止めた。
従姉はM字形に足を開き腰を下ろした。
「あっ!あっ!あっ!・・・・」
奥の奥まで突き入れられた感覚があったのだろう。
悲鳴にも近い叫びが出た。
従姉は反り返りながらも尻を上下に動かしている。
突き入れられた膣が変形しているのがよく見える。
気持ち良過ぎるのか尻の上下を止められないのか
意識があるのかないのかわからないが
俺を飲み込んだ従姉の膣はきゅんきゅん締めてくる。
139 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 04:35
柔らかい圧力で締め付けられているが
一度放出しているので俺は余裕がある。
従姉にはその余裕がまったくない。
「は・あ・あ・あ・あ・あ・・ん」
「うっ・うっ・うっ・うっ・ん!」
従姉が俺に身体を預けてきた。
しかし尻は動きをやめない。
うひゃあ!姉ちゃんのマンコで擦り切れそうだ。
濡れた膣でがっちり握られて、従姉の身体の中の肉で上下に擦られて
ようやく俺は下半身が痺れてきた。
従姉は俺の胸に手を置きながらまた上体を起こした。
眼は焦点が合ってない。
口は半開きだ。
こんな従姉は初めてだ。
140 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 04:36
「姉ちゃん・・・いく・・けど・・・?」
返事がない。
ときおり微笑を浮かべる顔には意識がなさそうだ。
本能のままに動いているだけだ。
眉間にうかぶシワも快感の産物だろう。
肉棒は内部の肉の卑猥な動きを感じ取っていた。
従姉が悲痛な声を漏らす。
「ひいっ!」
俺は限界にきた。
一瞬さらに膨張し先から破裂する。
奥深くに射精しながらも従姉の内部の肉でさらに擦られる。
俺は千切られるほどの快感を感じさらに放出する。
思わず声が出る。
「ううう・・・・・・」
141 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 04:38
完全に出し切ると従姉の上体が倒れてきた。
俺の胸で乳房がぐにゃっと変形している。
従姉の呼吸が激しく荒い。
それは俺も同じだが動きが少ない分だけ多少は楽だ。
従姉も呼吸は戻ったが声が出ない。
喉が渇いて何度か唾を飲み込んでようやくかすれた声がした。
「あたし・・・大サービスしたかな・・・?」
「ああ、凄かったね・・・。」
でも、と俺は言った。
「姉ちゃん自分に大サービスしてないか?」
「え〜・・・?そうかなぁ・・・?う〜ん・・・」
俺たちはまだ一つになっている。
「そろそろ俺を解放してくれないかな・・・?」
「うん・・・。」
142 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 04:39
従姉はそろそろと動き出したが足腰が言うことを聞かないようだ。
「あれ?足が・・腰が・・・」
「姉ちゃん、抜いたら俺の顔の前でマンコ広げてよ。」
「えっ?やだっ!」
「それで大サービスと認定してやるから」
「・・・・・うん・・・・」
ようやく腰を上げてほわっ!と妙な声を出しながらぬるっと抜いた。
従姉の股間が目の前にきた。
「うわあ・・・恥ずかしいよ・・・」
片手で顔を覆っている。
「自分の指で開いてよ?」
「えーっ!・・・・」
従姉は覚悟を決めたかのように目を閉じた。
その代わりに左右の陰唇を自分の指で開いた。
143 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 04:41
やや赤くなった膣からさっきまで俺の体内にあった液が
流れ出てくる。
俺の胸に広がっている。
「ははは。お帰りなさいだな。」
それを舌で吸いながら従姉が言う。
「・・・・もうお嫁にいけないな・・・あたし・・・」
「ザーメン舐めながら言うセリフじゃないな。」
「・・・・くそっ!なんでそんな意地悪なんだよ・・」
「・・・・俺がもらってやるから心配すんなよ。」
「ホントに責任取ってくれよな・・・」
「ああ、世界で姉ちゃんが一番好きだ。嘘じゃない。」
「頼むぜ。ホントによ。」
従姉は照れると男っぽい口調になる。
144 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 04:43
その言葉は翌日に証明されることになった。
そのまま寝入ってしまった俺たちは休みなのをいいことに
昼近くまで惰眠をむさぼっていた。
俺は甲高い声で目が覚めた。
だが夢を見ているのだろうと錯覚した。
目の前に立っている女性がその声の主だと気付き
その顔が叔母に酷似していることに気付いても
まだ夢であってくれと頭のどこかで思っていた。
娘の部屋を訪ねてきて裸の男女が寝ている姿を見れば
大概の親は狼狽するだろう。
だが娘も大人の女なのだと気付けばそっと見て見ぬふりをする母親もいるかもしれない。
しかし相手の男が自分の甥だと気付いたときに彼女の心は悲鳴を上げた。
145 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 04:44
「なにしてるの!!あんたっ!あんたって子は!!」
子?なに言ってるんだ?俺か?姉ちゃんか?
俺は思考が停止していた。
まだ現実だと認識していなかった。
「どういうことなの!?なにしてるのよっ!」
あっ、叔母さんじゃん・・・。
えらい剣幕だな・・・。
叔母は従姉に掴みかかろうとした。
俺は本能的に身体でそれを静止した。
そうしたら矛先は俺になった。
「あんたっ!あんたたちっ!自分がなにしてるかわかってるの?」
俺はようやく頭が働き始めた。
ありゃ、現実らしいな。こりゃ、まいった。
なにしてるってなあ、エッチしてましたなんて言える雰囲気ではないな。
146 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 04:45
俺は腹を括った。
「叔母さん。いつかは言おうと思ってたけど・・・。
俺は、俺たちはずっと愛し合っていたんだ。
前から好きだったし、ねえ・・・」
俺は姉ちゃんと言いかけて言葉を止めた。
再認識させることはない。
「本気なんだ。将来を約束してる。気持ちに嘘はない。
だからこんな形で言うのは不本意だけど認めてください。」
俺は一気に言い切り、叔母の頭が混乱してるうちにと
さらに言葉を続けた。
「絶対に幸せにする。します。約束します。
だから・・・・」
俺はついそこで従姉の顔を見てしまった。
唇が震えている。眼の焦点がうつろだ。
147 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 04:48
俺は言葉が止まってしまった。
叔母がやや落ち着きながらも怒りを抑えた強い口調で言った。
「あんたたち・・・あんたたちは姉弟じゃないの?
姉弟で結婚なんて認められると思うの?馬鹿なこと言わないで!」
最後は悲鳴に近かった。
俺は反論した。沈黙したらそこで終わってしまう気がしたし
憎悪の対象になったとしても断固たる姿勢をここで見せなければ
破局が待っているだけだからだ。
「姉弟じゃありません。従姉弟です。法的には婚姻も認められています。
それに俺たちは成人している。婚姻に親の同意は必要ないんです。」
法的根拠などなんの説得力もないが相手のペースにしては
負けが濃厚になる。
これが男相手なら多少は通用するのだろうが女には無駄だった。
149 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 05:03
「なに言ってるの!そんなこと認めるわけないでしょ!
とにかくうちの子を返しなさい!」
人を誘拐犯だと勘違いしてる。
「叔母さん、落ち着いてよ。とにかく深呼吸して。」
「なにが落ち着けよ!冗談じゃないわよ!」
眼が血走っている。
俺は徒労に終わったことを悟った。
従姉が初めて口を開いた。
「ママ・・・これはママだけの問題じゃないでしょ?
伯母さんのとこで話そうよ。先に行っててくれる?
あたしたちすぐあとから行くから。ね?」
「・・・・・・」
叔母はなにかを考えている。
というより考えあぐねている。
150 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 05:05
さすがは娘だ。
母親の性格を見抜いてる。
「そうね。姉さんにも言わないと。
まったくなんてことしてるのよ・・・。
すぐ来るんですよ!わかったわね!」
叔母はそう言うとけたたましく出て行った。
俺たちは顔を見合わせたがしばらく言葉が出なかった。
従姉が口を開く。
「まいったね・・・。ばれちゃった・・・。」
「うん・・・・。でも最悪な状況でばれたな。
言い逃れのしようがない。」
「うん・・・。あたしも最初はあせったさ。
でもさ、あんたの言葉聞いてたら・・・
いくとこまでいくしかないかなって。」
151 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 05:07
「そうだな、俺もそう思ったよ。
逆に高校時代とかにばれるよりはさ、ましかなって。」
「うん・・・。そんなことより・・・。
ママが興奮してあることないこと言う前に伯父さんと伯母さんに先に言っちゃわない?」
「うん・・・。言いにくいけどそうするか・・・。」
俺は携帯で親父に連絡を取った。
従姉と付き合っていること。
内緒にしていたが本気であること。
従姉の家に泊まったがそれを叔母に咎められたこと。
これから家に戻るが話をきちんと聞いて欲しいこと。
突然で驚くかもしれないが、と前置きしたが
さすがに親父の動揺は電話でもわかった。
とにかくすぐに戻って来いと言いながらも
早まった事はするなと言える親父にさすがだと感心もした。
152 名前: 作者 ◆qxyyRmmk 投稿日: 02/03/25 05:08
「伯父さん、なんだって?」
状況を説明すると従姉も感心した。
「なんか男って感じ。ちゃんと話聞いてくれるかもね。」
「ああ。感情より理屈が勝つタイプだからな。」
「うちのママは・・・話聞かないね。」
「無理もないだろ。」
「まあね・・。あたしさ、途中でいかりや長介の気分になったよ。」
「・・・・だめだ、こりゃ!ってやつ?」
前途多難な状況でも開き直ればなんとかなる気がしたが
嵐のような一週間の初日は始まったばかりだった。
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