ひとりの男として
2013/01/25 15:28 登録: えっちな名無しさん
少し前ですが、NHKハートネットTV「男性不妊症 患者たちはいま」で、
男性にも不妊症があり、その治療が可能であるという放送がありました。
不妊症は、長い間女性の側に問題があると思われてきましたが、
現在では不妊症の原因のおよそ半分は男性にあると言われています。
その番組の中で、山口大学医学部附属病の白石晃司医師は
「男性不妊症の6割から7割は原因が分かっていて、手術や薬で治る病気も結構ある」
と語っていました。
「もっと早く男性不妊もあるという話を知っていて、治療をしていたら、
子供を持てたかもしれないのにな、という気持ちがあります。」
子どもが出来ないことに長年悩み続けて来た男性が語った言葉。
不妊治療の正しい情報と知識が必要であることを教えてくれています。
男性不妊症を専門に扱う医師は、全国でたったの41人しかいません。
治療機関は都市圏に集中しているため、地方には厳しい状態となっています。
医師が育たない背景には、男性が治療を受けようとしないからとも言われています。
でも、今は男性不妊も治療することができるようになりました。
認知が広まれば、さらに医療は進歩するでしょう。
不妊は女性だけの問題ではないということを、一人でも多くの男性に知って頂きたい。
「そんなこと知らなかったよ…」と、後悔して欲しくない。
私はひとりの男として、不妊症の正しい理解を広めるために、多くの方々に伝えていきたいと思います。
とはいえ、この話題はまだまだハードルが高く、シェアすることも勇気がいるかもしれません。
不妊治療している人は、やはり抵抗があると思いますし、子どもがいる人にとっては関係ない話。
結婚してない人なんか、不妊症を語るのも変だと思われるかもしれません。
それでも、多くの人が不妊治療の正しい知識を持つことで、新しくうまれる命があるのです。
出典:
リンク:
(・∀・): 27 | (・A・): 10
TOP