南とタツや:本当のその後4
2005/11/28 08:27 登録: えっちな名無しさん
達也は、南の愛液と自分の唾液で濡れ光っている顔をティッシュで拭い、
南の落ち着くのを待って、左手を軽く南の頭に添え、再び南の唇を奪い、
右手で左の乳房をやさしくやわらかく愛撫し始めた。
「んっ、んっ・・・・タッちゃん、・・・・好き」
南も達也の背中に両腕を回しながら、激しく達也の口づけに応える。
暫くその行為を続け、達也は唇を離し、用意しておいたコンドームに右手
を伸ばした。
「タッちゃん、・・・つけなくて良いよ。」
南は、やさしく呟く。
達也は、伸ばした腕を止め、少し驚いて南を見つめた。
「そうはいかないだろ。」
「ううん。
南ね、一月前からピルを飲んでこの日に備えてたの。」
「えっ! ピルって・・・。
お前さ、薬で副作用のないものなんてないんだぞ。
ましてや、正常で自然な状態を無理に変えてしまう薬なんて・・・。
普段、あんなに慎重なお前が、何で・・・?!」
「だって、初めてタッちゃんを迎える大事なときに、
その、・・・・間に違うものがあるなんて、いやだったの。
直接、タッちゃんを感じたいから・・・・。」
「それは俺も同じだけど・・・・。」
「だったら、そのまま。ネッ!」
「知らなかった・・・。
分かった。もう飲んでしまっていたんなら、この旅行中だけはそうし
よう。 だけど、旅行から帰ったら、もうそんなものは飲むな。
お前の体の方が心配だ。」
「うん。・・・・ありがと。」
そう言うと、南は更に達也の体に強く抱きついてきた。
達也は南の全身に口づけをし、愛撫を繰り返し、再び太腿の間へと右手を
這わせる。
南の秘部は、もう指先ではっきりと形を確認するのが困難なほど潤い、両
太腿の付
け根からお尻の方まで密が滴っていた。
すっかり開ききったヒダの奥に指を這わせ、しっかりと位置を確認する。
南は、我を忘れて喘ぎで声を震わせ、言葉も出ないようだ。
「南、挿いるぞ。」
「ウ・・・ン。来・・・て。」
達也は、南に体重がかからないように半身を起こし、南の両足を大きく広げ、
左腕で体を支えながら、自分の怒張したモノを右手で軽く握り、南の中へ腰
を突き出した。
亀頭の半分ほどが入ったところで、強い抵抗を受ける。
「!・・・ンッ・・・・」南が小さく呻く。
「痛いか・・・。」
「ううん、大丈夫。続けて」
ゆっくりやっていたら、南の苦痛を長引かせるだけだと思った達也は、右手も
前に出して踏ん張り、抵抗に逆らうよに強く、大きく腰を突き出した。
入り口の抵抗を突き破ると、達也は暖かい潤いの中に、絡みつくようなうねり
を感じた。
「ンッ、ンッ・・・アッ・・・ンンンッ」
「痛いか、もう全部入ったよ。」
「うん。うん。・・・ありがとう。タッちゃん、愛してる。
お願い、少しだけこのままにしていて・・・。」
「わかった。南・・・、すごく気持ちい・・い。」
動かそうにも、達也もスグにでも逝ってしまいそうで、動かせなかった。
南も息が整ってきて、表情も穏やかになってきた。口元が優しく微笑み、瞑っ
ている両目から耳に向かってな涙が光っていた。
「タッちゃん。動いて・・。」
達也は、軽く南の唇にキスをし、無言でぎこちなく動き始める。
「ウンッ、ウッ、ン・・・タッちゃん、大丈夫だから、南は大丈夫だから、
ウッ・・・ネッ、南の中で・・・。」
達也は早く楽にしてあげようと、動きを早めた。
「ンッ、ンッ、ンッ、アッ、ウンッ・・・ウッ」
ア〜、ウン、ア、ア、ア、フ〜ン」
南の発する喘ぎに、甘いものが混じってきた。
「ア〜ッ、南、出る。・・出る。」
達也から熱い興奮が迸り、その痙攣は3度、4度と続き、南の中でうねった。
脱力した達也は、両肘で軽く体を支えながら、南の上に覆いかぶさった。
南は、目を見開き何も言わず、優しく達也の頭と背をなでていたが、達也の
息が整うのを待って呟いた。
「タッちゃん。」
「んっ。」
「どこにも行かないでね。」
「当たり前だろ。」
「ううん。そういう意味じゃなくて・・・。
まだ南が小さいときにお母さんが亡くなって・・・、それでもタッちゃんと
カッちゃんが居てくれたから、寂しくなかった。
でも、まさか・・・、あんなに簡単にカッちゃんが居なくなっちゃって、
・・・・・・
これでもし、タッちゃんまで居なくなっちゃうようなことがあったら・・・、
南は、南は
・・・・・・。」
「それは、俺だって同じさ。
でも、こればっかりは、・・・・なあ。」
「だめ!!」
南の強い声音に達也はピクッとする。
「そんな悲しい思いをさせないって、南に約束して。」
「また、約束か?・・・・
南は、約束が好きだな。」
「だって、タッちゃんは、南との約束だけは必ず守ってくれたもん。
・・・グスン・・・約束すれば、そうなって、く・れ・る・・・ング・・・
もん。」
<続く>かな?!
ご支援頂いている方、感謝します。
漫画という題材を文章で引き継ぐためには、情景や人物の表情その背景にある
ものまで文字で表現せざるを得ず、原作と全く同じような言葉遣いを用いるの
は困難です。ご理解下さい。逆に、本人たちの容姿や服装の趣向等は原作に
よって鮮明に皆さんの頭の中に残っているでしょうから、極力描写を省きます。
原作をもとに、その後を描いた劇場版やアニメDVD、実写版等があるようです
が、あだち充氏の構想としては、南のインターハイ初戦の日に、達也が南への
思いを初めてハッキリと自身で確認しつつ告白していくシーンで完結しているの
だろうと理解しています。後は、商的要請からの依頼に応え、別の人達の構想
に沿って描かれたものでしょう。
残念ながら、私はそれらに(全部を見ているわけではありませんが)違和感を
感じています。そしてこの作品は、「こうあってほしかった」という勝手な思い
を文章にしてみたものです。残念ながら文章力は未熟ですが、名作の残像をもっ
て脳内補完しつつ読んで下さい。

(・∀・): 30 | (・A・): 46
TOP