「お客様増えず」ドコモ営業利益、６年ぶり減

　ＮＴＴドコモの２０１３年３月期連結決算（米国会計基準）は、同社で取り扱っていない米アップルのスマートフォン（高機能携帯電話）「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）５」に対抗するため、販売経費をつぎ込んだことなどから本業のもうけを示す営業利益が、前期比４・３％減の８３７２億円と、６期ぶりに前年割れした。


　売上高は、スマホの販売が前期の約１・５倍に増えたことから前期比５・４％増の４兆４７０１億円と２期連続の増収だった。

　税引き後利益は、法人税率の引き下げで、６・８％増の４９５６億円だった。

　加藤薫社長は２６日の記者会見で「（他社への契約者流出が）第４四半期で減ったが、ドコモのお客様は思ったほど増えなかった」と述べた。

出典：（2013年4月26日20時30分 読売新聞）
リンク：http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130426-OYT1T01222.htm