自由なボク

2013/05/22 12:54 登録: えっちな名無しさん


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オトコは横田達也20歳の会社員である。男はとあるスポーツ用品メーカーに中途採用されたいわばハズレともいえる1人だった。社長の武藤有紀45歳が機敏にまとめあげる会社では、各種の試作会が多々行われていた

「横田君居る?」
「居ますけど?」
「こっち手伝って〜」

雑用で1日が終わってるダロというスケジュールをコツコツこなす。社長の話し相手から、社員の意見の取りまとめ・文書の清書等をせっせと急ぐ。

「横田君、後でうちの社長室に来てね?用があるから!」

残りの仕事を切り上げ急ぐと夏のせいか、シャツに下着がうっすらと映る。

「何見てんのよ!座りなさいよ!そこに」

ドキドキが収まらない。すると社長は

「最近の若い人間に覇気が見えないわね?」
「すいません!」

なんとなく雰囲気で謝ってみたが、何故か怒られた。

「タレントの歳の差ってどう思う?」
「良いと思います」

不機嫌にするつもりは更々無いのだが、また怒られた。

(嫌われてるのかな?)

ふっと思っていたら、社長に見透かされたかのごとくまた怒られた。その日はひたすら社長のグチと怒りを一身に受けていて泣きそうな男だった。

「俺は途中採用だからかな〜」

(プルプル〜プルプル〜プルプル〜)

「メール?誰々・・・社長?何で俺のアドレス知ってるんだ?」

{さっきはごめんなさい。会社で半ベソしてたから、辞めるかと思ってメールしたの!返事ちょうだいね?}

「返事返さないと〜」

頑張って返事を送る。アドレスをいつ知ったかはあえて聞かなかった。その日はぐっすり眠り再び出勤した。
13/05/16 05:57更新 / ぶー

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