純国産と補助金

2013/05/22 16:12 登録: えっちな名無しさん

安い人件費を求めて、発展途上国を彷徨うのは止めた方が良いと思う
企業としては国内投資をして日本人を雇いたいのは山々だけど
国際競争力維持の為に仕方なく、合理的に行っている訳ですが
日本経済の事を考えると悪影響が大きい
(日本国内の産業空洞化、失業率上昇、デフレ促進、技術継承の寸断等)
そこでちょっと考えてもいいかな?と思うのが”補助金”
関税という手もあるのですが、外国の反発が大きい。

世間では補助金は悪玉と思われがちですが、果たしてそうでしょうか?

竹中平蔵さんは、
「補助金を貰わないとやっていけないような産業は、潰してしまったほうがいい
その分、新しく芽の出そうな産業につぎ込むべきだ」

というような主張をしていましたが、(私もそう思っていた)
いろいろ調べてみると、そんな事はないと思うようになりました。
既に諸外国では、自国の産業の競争力を維持するため
又は、安全保障上必要な食料自給率向上のために、大量の補助金を投入しています。

想像して欲しいのですが、もし日本人が高い純国産品だけ購入するようにしたらどうなるのだろうか?
これって高い高いと言いつつも、かなり国内産業は活気づくと思いませんか?
なんせ、日本国内でお金がグリングリン回るわけですから。
でも現状では難しいですよね、そこでこう考えたらどうでしょう?
じゃあ国民の代わりに政府が先に差額分を払ってあげよう(これが補助金)
(結局国民が払う事と同じになるのですが)
そうすることによって、見た目上の国産品と輸入品の金額差がほとんど無くなるでしょ?
金額差が無くなれば、品質の良い国産品の売上はうなぎ登りになるはず。

例えば、
「日本と外国を比べた時の、人件費や国土的条件の差額を補助金で補填してあげましょう」
(差額の計算は難しそうですが)
「その代わり日本人の税金を投入するわけですから、
日本人の投資家が国内の工場や農場で、日本人を雇った場合に限ります」

というような事を決めたらどうでしょうか?

過保護はいけませんが、競争力を保てるほどの補助金を配る事によって
純国産品が再び巷に流通し始めるのではないでしょうか?

例えば食品、スーパーに行って国産品と輸入品の価格差が縮まれば、国産品の消費量が格段に上がると思います。
家電品にしても、価格は今と変わらず、生産ラインに日本人が溢れ返るわけです。

無駄に見える補助金が新たな雇用を生み、安定した賃金の元、労働者が税金を払い家を建て消費をする事によって
再び税収となって帰ってくる訳です。

企業も国民も喜ぶ一つの方法だと思うのですがいかがでしょうか?

そういえば、
「農家の補助金は配りすぎだ、甘やかしてる」
という人がいますが、農業従事者は増えてますか?
そんなにお得なら、どんどん農家が増えるはずです
そもそも、大規模農業国に比べて日本は国土条件が著しく非効率なので
同じルールでの競争なんかで勝てるはずがありません

単に、自分以外にお金が配られるのがを悔しがっているだけかもしれませんね。

出典:保守速報
リンク:http://www.hoshusokuhou.com/archives/27260508.html?1369165494

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