カット打法に審判部が待った 花巻東の千葉、号泣
2013/08/22 05:15 登録: えっちな名無しさん
カット打法に審判部が待った 花巻東の千葉、号泣「自分の野球できなかった」
2013.8.21 19:54 [westスポーツ]
注意を受けた花巻東の千葉翔太の構え=19日、甲子園球場(沢野貴信撮影)
注意を受けた花巻東の千葉翔太の構え=19日、甲子園球場(沢野貴信撮影)
高い出塁率で活躍した花巻東の2番打者・千葉が準決勝前に、持ち味のファウルで粘る“カット打法”について大会審判部から注意されていたことが21日、明らかになった。注意によって準決勝でカット打法を封印した千葉は4打席とも出塁できず、チームは敗退。「自分の野球ができなかった」と号泣した。
千葉は19日の準々決勝でも粘って5打席5出塁と活躍。審判部はこの準々決勝後に、千葉の打法について「打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、バントと判断する場合もある」と定めた高校野球特別規則があることを佐々木監督らに伝えた。このため千葉は準決勝でもカット打法を続ければ、2ストライクと追い込まれるとファウルがバント失敗(三振)と見なされる可能性があった。大会本部は指摘のタイミングについて「3回戦までは問題なかったが、準々決勝で(バントと)紛らわしく思える打ち方があった」と説明している。
「若者が育つということ 監督と大学野球」などの著作があるスポーツライター、安倍昌彦さんは、カット打法をする選手は自分の打てる球が来るまで粘るか、最初から四球ねらいか−の2タイプに分かれるとした上で「千葉君は済美戦(3回戦)で内野5人の特別シフトを敷かれながら、その頭を越える三塁打を放っており、明らかに前者のタイプ。カット打法を表面的な見方だけで判断するのはどうか」と疑問を投げかけた。
花巻東小さな2番打者千葉、憧れの先輩に真似たプレースタイルも審判部から注意
2013.8.21 23:57 (1/2ページ)[westスポーツ]
敗れて号泣する花巻東の千葉翔太(中)=21日、甲子園球場(鴨川一也撮影)
156センチの小柄な体をさらに小さく丸め、ファウルで粘って出塁−。身長を生かした打撃スタイルで甲子園球場を沸かせ、花巻東をベスト4まで導いた小さな2番打者、千葉翔太選手(3年)。21日の準決勝を観戦していた花巻東のOBたちは、千葉選手のプレーに「涼平さんを思い出すな」とつぶやいた。
4年前の第91回全国高校野球選手権大会で、ベスト4まで勝ち進んだ菊池雄星投手(現、西武)を擁する花巻東ナインの2番打者、佐藤涼平さんのことだという。
佐藤さんは千葉選手よりも小さい155センチで、同じ2番打者で中堅手。小さなその体を目いっぱい小さくし、ストライクゾーンを狭める打撃スタイルまでそっくりだ。それもそのはず、千葉選手は、佐藤さんに憧れ、同じ花巻東の門をくぐったという。
19日の準々決勝の鳴門戦、千葉選手は相手投手に41球を投げさせ、5打席で1安打4四球と、チームの勝利に貢献。しかし、試合後に大会審判部からの注意を受け、準決勝は、相手投手に投げさせた球数は4打席でわずか10球。4打数無安打と結果を出せなかった。
「甲子園への遺言」など野球に関する著作が多いノンフィクション作家、門田隆将さんは「千葉選手の活躍は全国の体の小さな選手に勇気とやる気を与えたはずだ。自分の創意と工夫でレギュラーを勝ち取り、甲子園の土を踏んだ希望の星」と活躍を称賛。その一方で、大会審判部の対応について「そのプレースタイルは、誰もができるものではなく、一生懸命努力して会得したもの。高野連はその努力が分からないのか。希望の芽を摘もうとしている」と批判した。
出典:打者視点で見れば記事に同感ですが、投手視点で見ればまともに振らずにバントまがいのカットカットの連続は卑怯にも思います。あなたは、どう思いますか?
リンク:http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/130821/wsp13082119560014-n1.htm

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