屋久島で娘を助けようと夫婦溺死

東京から世界遺産観光の家族３人溺死　屋久島横河渓谷　長女助けようと…
2013.8.23 20:50 ［事故・災害］

家族３人が溺れて死亡した横河渓谷の現場＝２３日夕、鹿児島県・屋久島
　２３日午後１時１５分ごろ、鹿児島県・屋久島の横河渓谷にいた観光客から「川で子どもと男性が溺れ、女性が助けを求めている」と１１９番があった。消防と警察が駆け付け、東京都練馬区の会社員、原将太さん（４３）と妻の地方公務員彩さん（３９）が川の中で意識不明になっているのを発見。２人とも運ばれた病院で死亡が確認された。行方不明だった小学生の長女（７）も、約４時間後に数十メートル下流の水中から遺体で見つかった。

　屋久島署によると、目撃者の話から、長女を助けようとした原さんが水中の岩の隙間に足を挟んで溺れ、続いて川に入った彩さんも深みにはまったらしいという。現場付近は川幅が約２０メートルあり、川遊びをする人が多い。大小の岩が重なっており、場所によっては水深が３、４メートルと深く、流れが速い所もある。

　横河渓谷は屋久島北西部に注ぐ永田川の下流にあり、ウミガメの産卵地として知られる近くの浜辺とともに、観光地として人気。



出典：父親はそりゃなんとしても娘を助けたかっただろう。そして母親も娘と夫を助けたかっただろう。いくら危険でも飛び込んだことを責められないし、間違いだとも言えない・・・
リンク：慎んでご冥福をお祈りします。三人一緒なら天国でも寂しくないよね。