おじさんの独り言
2013/09/09 22:55 登録: 40男
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楽しんでおります。 私は全くもってフツーのおじさん…いや、収入でいえば底辺のおじさんです。 こんな私ですが妻と3人の子供に恵まれ、貧しいながら楽しい日々を過ごしております。 実は私、結婚願望も無く、子供も好きでは…いや、どちらかというと子供嫌いでした。 そんな私も今から10年前、妻と結婚しました。 結婚生活にはさほど期待していなかったのですが、仕事が終わって家に帰った時に『おかえり』と言ってくれる人がいる、夕飯もただサンマを焼いただけでも自分でやるのではなく、妻が焼いて出してくれる、それだけで美味く感じました。 あぁ、結婚っていいものだなって思いましたよ。 結婚して3年後、長男が産まれました。産まれるまでは全く実感が湧かず、妻のお腹が膨らんでいくのを見ても不思議に思うだけでした。 いよいよ長男が産まれる日、義理の母から電話があり、病院へ。 私が着くと既に産まれており、保育器の中でか細い泣き声をあげていました。 私は彼を見た瞬間にやられてしまいました。 か・可愛い… 自他共に認める子供嫌いの私がもうメロメロです。もう天使でした。 彼には妻と一生懸命に考えた名を付け、家族3人幸せに暮らしていました。 長男を幼稚園に送って行くのは私の役目。 若い保育士さんを毎朝見るのも楽しく、親になるのも悪くないなと思いました。 その後、次男、三男と家族が増え、妻とは『最初は2人で始まった家族だったけど、5人に増えるなんて思ってなかったね』などと言いながら過ごしております。 まぁ、幸せな事ばかりではないですけれど。 妻は気が強く(彼女は『女はみんな気が強いんだよ!!』と言いますが)半年に1度は大喧嘩します。 喧嘩というより私が一方的にやられるだけですが。
私は萌えコピを見ていて非日常のお話でニヤニヤしてましたが、ふと気づいたのです。 実は私の日常の中にも『萌え』があったのだと。 妻と出会った時。 妻と結婚した時。 甘くはなかったですが(笑)新婚生活の頃。 長男が産まれた時。 次男、三男が産まれた時。 喧嘩もするけれど、仲直りした時。 そして私の両親も妻の両親も、今の私たちのように子供を何より大切に育てて来たであろう事を。その子供が私であり、妻であることを。
他の皆さんの萌えた話と比べると小さい小さい『萌え』かもしれませんが、私にはかけがえのない『萌え』る日常なのです。
出典:おじさんの独り言
リンク:おじさんオリジナル

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