チエリの大学時代
2006/02/13 17:14 登録: 東 薫
ダイチの部屋で男を受け入れ、女に目覚めた千絵里は、その日以来、ダイチとの性の交わりを重ねた。大学からの帰り道、そのままダイチの部屋へ行き、千絵里はむさぼるようにダイチを求めた。二度でも三度でも、いつ果てるともなく何回も、若い豊満な肉体を惜しげもなく開いていった。
帰宅時間も日に日に遅くなり、母親には「汚れ者」だの「畜生道に落ちた獣の娘」だのと罵倒されたが、千絵里はまるで耳を貸そうとせず、酷い言葉を浴びせられるほど、ダイチとの行為をエスカレートさせていった。今までの千絵里では考えられなかった変態的な行為や、口では言えないような卑猥な行為も全て、千絵里は自ら好んで、望んで受け入れていった。
じき試験が近かったその日は、珍しくダイチも授業に出席していた。四十人くらいしか入らないその小教室で、千絵里はダイチに促され、ドア側の一番後ろの座席にダイチと並んで座った。試験前というのに学生の数はまばらで、真ん中よりも後ろの席に座っている者はほとんどいなかった。
講義が始まると間もなく、ダイチの手が千絵里の白くムッチリした太ももに触れてきた。優しくさすりながら、時折りダイチの指先が千絵里の温もった内腿をさらっと撫であげる。
たちまちに千絵里の呼吸が乱れ始めた。
(こんな所で!?)
そう思いながらも、千絵里は膝を開いていく。平然とした顔つきで、もっと強い刺激を求めてからだを開く、私はこんな女になってしまったのねと、そんな自分さえ愉しむかのようだった。
すると阿吽の呼吸で、ダイチの手がパンティーの上から、千絵里の股間のふくらみに覆いかぶさるように触れてくる。
「あん……」
思わず短いうめき声が洩れる。
幸い、誰にも聞き咎められることはなかったが、もはや千絵里の頬は上気し、ほんのりといやらしく色づいていた。
その時、遅刻した学生が千絵里の前の席に座った。
すかさず、ダイチの指がパンティーの脇から千絵里の恥ずかしい毛を掻き分けて潜りこんでくる。ここぞとばかり、千絵里の敏感すぎる可憐な蕾を刺激する。
「ぐっ……ムム、ウウ……」
千絵里は声を洩らすまいと必死だった。ダイチの指に、自分のねっとりとした液体が絡みついているのが分かる。
「見てみろよ。お前って女は、授業中だってのにもうこんなに濡らしやがってさ。ほら」
ダイチが、右手の二本の指を千絵里の鼻先にかざす。ダイチが人差し指と中指を鋏のように動かすと、千絵里の秘奥から溢れた愛液が、粘っこく糸を引いた。
「ああ、ダイチお願い、見せないで……」
「何言ってんだよ、目を逸らそうともしないくせに。ほら、凄いだろ?」
「そんな……そんな風な言い方しないで……」
「グショグショだってこと、お前だって分かってるんだろ」
ダイチがまたしても指を滑り込ませると、千絵里の秘所はまるで抵抗なく二本の指を飲み込んだ。千絵里の中で、ダイチの指が出たり入ったりを容易に繰り返す。スムースな出し入れに合わせて、千絵里の腰が少しずつ動き出してしまう。
ところがダイチは、千絵里が動き出すと動作を止めて千絵里をじらしにかかるのだ。もじもじとした仕草でダイチを切なそうに見つめ、千絵里はもぞもぞと腰をくねらせる。
「どうした?こんなとこでおねだりか?」
「お願い……」
「何をお願いするんだよ?」
「お願い、早く指を動かして」
「イキたいのか?イカせて欲しいんだろう?この前みたいに、ここでまた潮吹かせてやろうか?」
千絵里の中に差し込まれたダイチの指が鉤型に曲げられた。それが千絵里の膣襞の上壁にあてがわれ、勢いをつけるようにして、手前に引き出す動作を繰り返す。
千絵里の脳裏に、潮を吹かされた時の快感が鮮烈に蘇る。
(ああダメ、漏れちゃいそう……)
(ああ、ダメよダイチ。そんな事をされたら声がでちゃうし、第一、グチュグチュと大きな音を教室じゅうに響かせることになっちゃう…)
ダイチの指に力がこもったのが分かり、千絵里が覚悟した瞬間、ダイチはひと掻きだけ、千絵里のそのスポットに指の腹をグッとねじ込んだ。
「ンンッ!ハァッ!……」
耐え切れずに声が洩れ出てしまい、千絵里の前の生徒が怪訝そうに振り返った。
だが千絵里は視線を黒板に向けたままで踏ん張り、どうにか気付かれずに済ませてみせる。しかしもう、千絵里の目に黒板の文字は見えていなかった。
ダイチは千絵里の興奮の高まりを素早く察知すると、千絵里を支えるようにして立ち上がらせ、教室から出て行った。足がもつれて上手く歩けないほどの千絵里を連れ、ダイチは図書館へと向かう。
試験前なので、図書館はかなりの人の入りだった。ダイチは司書のいる1階を避けて2階へと登った。うまい具合に奥の席が開いている。
ぐったりとする千絵里を肘掛け椅子に座らせると、ダイチは千絵里の顔をそっと覗き込んだ。まだ千絵里の顔は火照ったままで、呼吸は荒く切なげだった。ダイチは自分も椅子をひとつ引き寄せ、それに座ると、早速、千絵里のからだを弄びはじめた。
千絵里の発する妖しげな雰囲気に誘われたのだろうか、周りにいた数人の男たちが、二人の方を早くもじっと見つめていた。
男たちの様子は千絵里にも肌で感じられた。
(私、見られてる……)
なのに、千絵里は絶望的なまでに興奮していた。ダイチの手がトレーナーの下にもぐり込み、千絵里の張りつめた乳房を揉みしだきだしても、もう千絵里は抵抗できなくなっていた。
「おい、あれ見ろよ。あそこの女」
「ああ、見てるよ。あれ、噂の巨乳ちゃんだろ?」
「めっちゃ揉まれてるぞ。すげえぞ、おい」
二人に気付いた男たちが、隣、また隣へと千絵里の存在を伝えていく。
(ああ、私のことなのね……)
囁き声が千絵里の耳にも聞こえ、千絵里は顔から火が出る思いだった。彼らが次第に千絵里とダイチとの距離を詰めて集まってくる足音も聞こえた。
ダイチはそれを見て千絵里のトレーナーをたくし上げると、ブラジャーから千絵里の乳房を引っ張り出してしまう。剥き出しになった千絵里の噂の巨乳に、男たち全ての視線が注がれた。
「やめてダイチ、人がいるわ!お願い、服を元に戻して」
「ダメだよ、千絵里。戻せるわけないだろ。こいつらの血走った目を見ろよ。獰猛にお前の巨乳を狙ってる目だぜ」
「そんな……わたし、見せ物じゃないわ!イヤよ、お願い」
「見せ物なんだよ、お前のこの巨乳は。大学のみんなが、お前のこのでっかい乳を見たいと思ってんだよ」
「ああ……そんな、そんなのって……」
男たちの熱く這い回る視線を浴び、その舐め回すような眼差しに刺激されたのか、千絵里のちょこんとしていた乳首は硬く、大きく膨らんでいく。
男たちがひとり、またひとりと千絵里の周りに集まってくる。
ダイチは千絵里の両足を開かせて、肘掛けへと持ち上げて掛けてしまうと、今度はスカートをめくり上げた。蜜ですっかり変色してしまったパンティーが露出する。ダイチは、間髪入れずにパンティーも抜き取った。
「ダイチ、お願いだからもうやめて!みんなが見てるわ!」
「やめられないさ。俺じゃないぜ、お前自身がもう止められないんだろ?」
「ああ、私……私、どうすればいいの?」
「飾ることないさ。いつも通り、お前らしく乱れればいいんだよ」
ダイチは大きく開かせた千絵里の股間で、早く早くと催促するように息づくピンク色の襞々の間に二本の指をズブリと突き入れた。
「ああぁぁ……」
喘ぐ千絵里のGスポットに照準を定めて構えると、思い切り荒々しく掻き乱してやる。
「あっ!ああっ!あっ、あっ、あっ、ああぁぁぁぁ……」
「おらおらおら!どうだ千絵里?イキそうか?イッていいんだ、思い切り漏らしていいぞ。ほら!吹くとこ、みんなに見せてやれ!」
「ああぁっ!出るっ…」
騒然としていた。
千絵里の周りはいつの間にか目をギラギラさせた男の人だかりで、あまりの勢いで潮を吹く千絵里にどよめきが広がっていた。
その後もダイチは千絵里の股間に指を突き立てたまま、次には皆によく見えるようにと、可憐な花弁を押し開いた。鮮やかなサーモンピンクが妖しく濡れ、蛍光灯の光を鈍く反射している。
千絵里は再び昇りつめようとしていた。今度は執拗にクリトリスををこね回され、もうひとたまりもない。ダイチの指に操られながら、男たちの目に犯されているも同然だった。見られている、見せ物にされているという屈辱が、千絵里の快感を何倍にも増幅させていた。
ダイチの声が何事かを話していたが、もはや千絵里の耳には聴こえない。またもや絶頂を味わわされようとされていたのだ。だが、千絵里は椅子から降ろされて四つん這いにさせられた。いきかかったところで放り出された、剥き出しの媚肉が切なかった。
と、そこに突如として熱い強張りが突き刺さってきた。
「あっ!……ああ、凄い……ダイチ、凄いわ……」
呻き声をあげ、背を仰け反らせて、千絵里は目の前に立つ男の顔を見上げた。そこには、腕組みをしてニヤリと笑うダイチがいた。千絵里は、誰かも知らない男に貫かれていた。
「ああ、どうしてなの?どうしてこんな事をするの?なんで私をこんなひどい目にあわせるの?」
「ふっ、俺はお前を性の奴隷にするんだよ。これはそのための教育さ。まだまだ、これからもお前にはたくさん教え込むことがある。分かったな」

(・∀・): 23 | (・A・): 92
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