久保君
2014/09/05 23:50 登録: 痛(。・_・。)風
高校のときに、文化祭でカレー屋をやることになった。
でも店の名前がギリギリまで決まらず、
実行委員の奴らからは今日中に決めろ、と催促されていた。
で、店の名前をどうするかってことで、
放課後にクラスの奴全員で急遽会議を開くことになった。
皆がいろいろ意見を出してわいわいと話し合っているわけだが、
普段こういう場では絶対に意見を言わないような寡黙でおとなしい久保くんが、
珍しく手を挙げている。
皆が静まり返り注視する中、司会が久保くんに発言を促す。
彼はおもむろにつぶやく。
「…カレーショップ、真須美。」
満場一致。
すぐさま実行委員のところに行き、先程決定した店の名前を伝える。
実行委員達もその久保くんのセンスに驚嘆し、沸き返る。
即時了承、であった。
後日、
この一件によって急遽職員会議が開かれることとなったのは、
また別の、お話。
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