萌えコピ研究所【真贋判定/傾向と対策】

2006/02/22 15:59 登録: えっちな名無しさん

06年の分析をしてみた。
1月1日から2月21日分までの269作品についてである。

1月1日から2月21日までの作品の結果、平均レートは4.69である。
※2月22日13時現在
そのうち、平均以上の作品は125ある。
(もちろん、全部がエロネタであるわけではない)
レート6以上は76、レート7以上は44、レート8以上は22である。
7以上を頂けば佳作、8以上で優秀作品、と言えるだろうか。
ちなみに最高レートは9.2「美容院に詳しいやつちょっとこい」である。
エロネタの最高レートは、「キツい上司の昼と夜」で8.8である。

ただしここで、果たしてこのレートは正確なものであるのか、その検証を要するだろう。
ここでは、一夜明ければ常連は作品をほぼ閲覧するものと仮定して話を進める。

「イイ」評価数と「イクナイ」評価数を足し合わせたトータル数の平均値は、全269作品対象で132.8だ。
「イイ」評価の平均数は67.6、「イクナイ」評価の平均数は65.2となる。

だが、優秀認定であるレート8以上の22作品について言えば、
「イイ」と判定した判定者の平均は185.2である。
「イイ」だけで185なのである。
「イクナイ」平均は33.2だ。
トータルでは、優秀22作品には218.4の平均評価者がいたことになる。
「イイ」作品についてはトータルの判定者数も増えるという傾向を加味しても、
この数は多過ぎはしないだろうか。

私たちは、そこに疑念を抱いた。
私たちは、トータルで130〜180、多くともせめて200程度が、判定者数の適正値であると考えるからだ。
ちなみに、レート8以上の22作品中でも、飛びぬけて「イイ」判定者数が肥大している作品が6作品ある。
「イイ」評価者数200以上が3作品、「イイ」評価者数300以上が3作品である。

仮説を立てよう。
それらの作品は、いわゆる「組織票」の疑いが払拭できない作品であるとは言えまいか。
勿論、それらがすべからく組織票絡みであると言うつもりはない。
人それぞれ、嗜好も感性も評価もまちまちではあろう。
だが、検証してみる価値はあるかもしれない。

では、優秀22作品の分析を掘り下げていこう。
着眼点は、?「イイ」の数、?「イクナイ」の数、?トータルの評価者数である。

?について。
先ほど述べたように、22作品における「イイ」判定平均数は185.2」である。
それに対し、「イイ」評価数が185.2を超える作品は、僅かに7作品だ。
これを多いと思われるだろうか、少ないと思われるだろうか。
その7作品のうち、230〜251に3作品、354〜392に3作品が分布しているのだ。
これは偏ってはいまいか。
ちなみに、その7作品を除く15作品では、「イイ」平均数は135.8となる。

?について。
「イクナイ」評価者数については、分岐点を設けて考えてみよう。
「イクナイ」判定が30未満(29まで)に11作品、30以上に11作品と、その分布は二分される。
更に、「イクナイ」判定30以上の11作品の中で、「イクナイ」評価40以上が4作品、「イキナイ」評価50以上と60以上の作品はそれぞれ1つずつ偏在する。

30未満の11作品の「イクナイ」平均数が27.73、30以上の「イクナイ」平均数が38.73と、その両者は11もの差異が存在する。

前述?の「イイ」評価185.2以上の7作品に関連させれば、「イイ」評価数186と近似である1作品を除く6作品全てが、この11作品に中には当然含まれている。
また、185.2以上の7作品の「イクナイ」平均数は41.85である。
「イクナイ」数の高さを組織票の「イイ」で覆い隠しているとは推測できないだろうか。
逆に、「イクナイ」評価30以上の11作品の「イイ」平均数は244.4となる。
こちらの数字は高くはないだろうか、かなり恣意的な数字に見えはしまいか。

?について。
「イイ」と「イクナイ」を足し合わせた評価者のトータル数については、22作品中のその平均値が218.4であることから、218.4を越える評価数を受けている作品を数え上げると、その数は7作品となる。
その7作品の評価者数平均は、293.7である。
どうやらこちらも数値がかけ離れ過ぎているように思えるが、この7作品のうち3作品は、何と合計評価者数が400を越えているのだ。
増えた「イクナイ」を覆い隠すために「イイ」を積み重ねた結果、雪だるま式に膨れ上がった数字であることは明らかではないだろうか。

そしてこれら?・?・?の7作品・11作品・7作品は、ほとんどが重なっているものである。

以上から、私たちは、優秀であると評価できる作品の定義を、
1.レートは8以上
2.「イイ」数の上限は150程度
3.「イクナイ」数は30未満
4.トータル評価者数は200未満
としたいと考える。

逆に言えば、「イイ」数が200以上、「イクナイ」数が40以上、トータル評価者数が250以上のレート8作品は、ガセ認定をしていきたいと考える。

もちろん、例外があることは考慮する。
思考や論理ではなく、評価は感性であるからだ。
個別で言えば「美容院…」はトータル400を越えるが私たちも笑った。
面白いと感じた。
一方で、「どうみてもM…」のように、Part1があれだけ評判→評価者数も多いのに、なぜPart2は半減してしまうのか、同じレート8であるのに、との疑念を抱かずにいられぬ部分もある。
そしてもう1つ。
公正な評価のためには、順位ゲットのためだけの偽評者たちの存在も、
本来であれば滅しなければならないのだろう。

これは、飽くまで「組織票」という仮定の存在に基づいた仮説である。
とは言え、そんな観点からそれらの作品を読み返してみるのも面白いかもしれないではないか。
果たして、それが本当にレートに値する萌えネタなのかどうか…
これから、どんな名作が生まれていくのだろうか…


【参考データ】{タイトル・レート・イイ・イクナイ・合計}
俺が子供の 8.3 178 35 213
携帯ショッ 8.0 177 43 220
妻に中出し 8.0  90 22 112
延長マッサ 8.6 147 23 170
昨日、久し 8.8 186 25 211
新幹線で  8.2 126 27 153
宗教女が仰 8.3 230 45 275
美容院に詳 9.2 392 31 423
2どうみて 8.0  96 24 120
どうみても 8.0 169 41 210
一本のビデ 8.0 149 35 184
お泊り会  8.3 141 27 168
続日本のア 8.0 118 29 147
日本のアメ 8.4 153 29 182
その節はあ 8.6 162 26 188
キツイ女上 8.8 381 50 431
ぷよぷよ  8.2 164 36 200
エロ看護婦 8.4 243 43 286
姉ちゃんと 8.4 354 67 421
近所のお姉 8.0  97 24 121
エリートVS 8.8 251 32 283
OB訪問2  8.0  70 17 87

(・∀・): 74 | (・A・): 99

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