半分のケーキ

2014/11/09 23:57 登録: えっちな名無しさん

知恵遅れの子がいました。

その子は三人兄弟の末っ子だったそうです。

ある時、ケーキが2個ありました。

その知恵遅れの子のお母さんは、この子はケーキが大好きだからと、ケーキの一つをその子に、もう一つのケーキを半分にして、お兄ちゃんとお姉ちゃんに分けてやったそうです。

上の子二人は早速ケーキを食べ始めました。

でも、その知恵遅れの子はいつまでたっても食べ始めない。

お母さんはハッと気がつきました。

そして、知恵遅れの子にあげたケーキを半分に分けて、

「この半分は、ママの分ね。みんなで一緒に食べましょう。」

と言ったそうです。

その知恵遅れの子は、ニコッとして食べ始めたそうです。

その子は、自分だけ大きいケーキを食べることができなかったのです。

どこが、「知恵遅れ」なんでしょう。

私たちよりずっと「智慧」があると思われませんか。


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