卒業の日にこの想いを伝えたい
2006/03/19 20:32 登録: 純な名無し
どうも。正月に謎の糞ポエムを投稿したアホ受験生です。覚えている方がいれば幸いです。
◇中学卒業を前に君を想った◇
http://moemoe.mydns.jp/view.php/3685
みなさんのご想像の通り私は
・モテない(まぁ砲丸投げの選手とチビ眼鏡腐女子には告られた経験あるけど・・・;)
・キモい (細い一重まぶた、顔デカい、ニキビ、髭濃い)
・頭良い (ガリ勉じゃないけど...学年トップ&オール5)
・自分に酔ってる(↑こういう所とか・・・)
といった具合の男でした。まさにコメントの通り...さすがです。
「モテるための○○」とかのメルマガを大量に読んでる救えないやつです。
でも決して妄想とかはあまりやらない派だって事はとりあえず信じてください・・・現実を見るタイプですから・・・
で・・・誰も期待してないかもしれませんが、後日談を報告させていただきたいと思います。
3月14日、ついに卒業の日。7年間つのらせてきた思いを伝える日がやって来ました。
頭の中はごちゃごちゃしてて卒業式はすんごいウルウル・・・さらに花粉が追い討ちをしてきます;
式が終わり、教室で感動の余韻に浸っていた私ですが、ここでふと気づきました。
「 全 く タ イ ミ ン グ が ね ぇ ・・・ 」 と。
確かにそうでした。あとは卒業文集とアルバム配って最後に先生がなんかいい事言って さ よ な ら です。
“あの子”はみんなに愛されるタイプの人気者なんで、周りは今ガッチリ女子が固めています。
しかもほとんどの家の親は車で待機してるからもはや隙がありません。
さすがにここまで細かい事は全く頭にありませんでした・・・
「ヤバイ・・・今日言わなかったら今までの想いが・・・俺の7年間が・・・何のための決心だったんだよ・・・おいおい・・・;」
といった具合でかなりあせりながらも、どうすればいいか必死に考えました。
「今から女子軍団かいくぐって連れてくか?・・・みんなに思いっきり見られるじゃん。無理だろ;」
「あとで電話してどこかに呼び出すか?・・・ぃゃぃゃありえねぇ。そんな告白見え見えの行動できねぇし・・・電話した事すらねぇし;」
「また今度にするか?・・・今度っていつだよ。そんなもんもうねぇよ;」
・・・そんなこんな一人でやってるうちにもう解散になりました。
で、いつのまにか あ の 子 か え っ ち ゃ っ て ま し た ・・・
ホント自分自身が情けなかったです。悲しかったですよ。
しかしながらこんな私に救いの手が差し伸べられました。
その日は教職員と保護者のみでの予餞会があり、それにうちのクラスのバンドが特別出演するというのです。
基本的に生徒の参加は認められない会ですが、“あの子”も「バンドの荷物運びの手伝い」という名目で予餞会に現れると聞きました。
予餞会会場は家の近所で、しかもいろいろな事情で会場とつながりがある私は、それに便乗しました。まさに最後のチャンスです。
・・・仲間たちの決して上手い...とは言えないようなバンド発表が終わりました。まぁ始めたばかりだから無理もないと思うけど・・・
そして「お前たちの役目は終わったんだから後はすぐ帰りなさい。あとは大人だけの会だから」と保護者に言われ、他に手伝いをしに来ていた人たちは家に残っているじーちゃんとかの車を呼んで帰っていきました。
でも“あの子”(今度からMとします)だけ迎えが呼べない...というか迎えに来る人がいないらしく、ロビーのようなところで一人ぽつんと残っていました。
歩いていくにも夜遅いので無理がありそうです。近所で変質者も目撃されてるそうだし;
俺「あれ・・・帰んないの?」
M「うん、親に送ってもらうしかないみたい」
俺「でも予定だとあと3時間くらいは待ってるようだと思うけど・・・てか他の家は乗せてくれなかったのかよ」
M「そ〜だよね〜 まぁ気長に待つかな」
俺「・・・・・・・・・・」
M「・・・・・・・・・・」
(・・・話題がない・・・俺会話下手だし・・・あぁ〜どうする?・・・って・・・これは願ってもないシチュエーションじゃんか・・・え・・・言う?今言うしかないのか?)
と、その時でした・・・
M「私、Kくん(俺)に打ち明けられるの、楽しみにしてたんだけどなぁ・・・」
(・・・ん? あれ?? へ??? ぃゃまてまて・・・は?まさか・・・)
俺「え?な、何を・・・!?」
M「Kくんの・・・気持ち」
(ば・・・・・・・・・バレてたのかよ・・・・・・・・・ llil_| ̄|○lill )
・・・実は私、Mの親友であるYにだけ唯一この事を教えていました。誰にも言わないという誓いのもと。
でも・・・本当に半端じゃなくいい子でとても信頼できる人だったんですが、どうやら彼女がMに教えたようですね。
YはYなりに気をつかってくれたんだと思います。「Kくんは良い人だよ〜」とか言ってくれてたのかもしれません;
確かに時々感じた事もあったっちゃ〜あった・・・ような気もします。
「Mってまさか俺の気持ち知ってんじゃ・・・」と。だってM、なんだか全てを知ってるかのような目をするんですよ・・・
(じゃぁ俺はずっとMに一方的に知られたまま接してたのか・・・)と、恥ずかしいやら何やらで頭がいっぱいになってる俺に、Mは言いました。
M「私、Kくんから直接聞きたいなぁー」
(そんな・・・俺をいじめないで下さいよ・・・ヒドイよ・・・Mヒドイよ・・・こんなどっしり相手に構えられた状態で言えるかよ;)
俺「え・・・ぃゃちょっとそれは・・・・・・も、もう知ってるからい・・・いぃでしょ?」
M「ちょーくーせーつ しっかり聞きたいんです」
とか言ってなんか 超 接近してきました。キレイな一重がじっと見つめてきます。人と目を合わせるのが苦手なんでかなりキツかったです;
(・・・もう中学生活も終わった事だし、一歩前に出た行動やってみるか)・・・そう思いました。はぃ、決心しました。
俺「ぇ・・・っと・・・・・・・・・ほんっとに、ずっと前から大好きでした。今まで楽しかったです・・・・・・ありがとう」
(言った・・・あ〜言った・・・ついに言った・・・中学生活もこれで完全燃焼だよ・・・)
M「・・・ぅ、うん、ぁありがとう・・・ご、ございます;(なぜかたまに敬語の会話になる二人)」
・・・で、いつの間にか数時間たち、謝恩会も終わってました。
その間ほとんど会話が無かったような気がします。てか自分からは何一つ言えずにMが言う事に相づち打ってただけでした;
Mはいろいろ言ってくれました・・・記憶があいまいですが、「Kくんのこと男子で一番信用してる」とか「Kくんが頑張ってるところを見ると自分も頑張んなきゃって思う」とか言ってくれてたと思います・・・
気をつかってくれてたのかもしれないけど、それでもいいです。嬉しかったです・・・
その後Mは母親と車で帰っていきました。さよならもろくに言えませんでした・・・
あとから振り返ってみると・・・かなり変な空気で、全く内容の無い会話だったと思います。
それもそうです。なにしろ私は一言も「付き合ってください」なんて言ってませんから;Mもその後の対応に困るでしょう・・・
まぁ「付き合ってください」言ったところで「友達で」パターンなのは見え見えですが。傷つくのが怖かったんで自分を守ってしまいました・・・
まぁ言い訳としては前回の投稿の通り“自分じゃMを幸せにできない”と思ったんで・・・それにもうお互い高校生になるし・・・
とりあえず、Mにはこれから先幸せな人生を歩んで欲しいです。Mの幸せが私の幸せです。
・・・さっきから自己陶酔してキモい事ばっかり言ってますがどうぞお許しを;
ちなみに、友達に貸した13000円もようやく返ってきました。これでもうすっきりです。
本当に、彼女の存在はこれから生きていくうえで一生忘れないと思います。
Mあってこその小中学校生活でした。心からありがとうと言いたいです。
・・・まぁ、Mとは高校同じですけどね。

(・∀・): 149 | (・A・): 130
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