【拡散希望】新渡戸記念館の文化財が霧散の危機に瀕しています

2015/07/30 00:14 登録: えっちな名無しさん

【拡散希望】新渡戸記念館の文化財が霧散の危機に瀕しています
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2716.html

先日、「新渡戸記念館を守れ!(http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2661.html)」という記事をアップさせていただきました。
概要は前の記事に書いた通りなのですが、あまりのできごとに心配になり、日本弥栄の会さんのお世話になって、去る7月22日、青森県十和田市の新渡戸記念館まで行ってきました。

訪問に際しては、次世代の党前衆議院議員の田沼隆志先生、幸食研究所の渡辺先生と3名で訪問させていただきました。
このときの模様は、後日動画でもお知らせしますが、一足お先に、記事でご紹介をいたします。

この記念館は、新渡戸稲造博士のご子孫の所有する土地に、市が記念館の建物を建て、その建物の中に新渡戸家が新渡戸家が所蔵する稲造博士の所蔵品から先祖代々の品々を展示し、記念館の維持管理費用は市が負担する、という形でできているものです。
図式化すると
 土地 × 所蔵品(文化財)=新渡戸家所有
 建物 × 維持管理費用  =十和田市提供
となります。

青森県十和田市というのは、いまでこそ人口63千人の立派な「市」ですが、もともとこのあたりは三本木原と呼ばれる荒れ地だったものを、新渡戸稲造博士の祖父の新渡戸傳(にとべつとう)が奥入瀬川から水を引いて、あたり一帯を開墾したことによって、人々が入植できるようになった土地で、宮崎県川南町、福島県矢吹町と並んで「日本三大開拓地」の一つに数えられているところです。

その十和田から、「武士道」を世界に紹介した新渡戸稲造博士が出ることで、十和田市に市制が敷かれた頃に、博士並びに十和田開拓の基礎を担った新渡戸家を未来永劫、市として顕彰するために、記念館が建てられたという経緯をもっています。

ところが、その十和田市が、今年1月に「記念館を敷地内で建て替えて、もっと大きくて立派な建物にしたいから、現況調査をさせてくれ」と言ってきたと思ったら、その翌月には、今度は手のひらを返したように、「記念館を取り壊す」と言ってきたのです。

記念館というのは、全国のみならず、世界中どこでもそうですけれど、建物に値打ちがあるのではなくて、中に所蔵されている「展示品(所蔵品)」に値打ちがあるのです。
記念館の建物は、すでに建築から30年以上が経過していますから、取り壊しには3700万円の経費がかかるけれど、現在の残価は0円です。簿価0円です。はっきりいって、何の価値もありません。

ところが新渡戸記念館に所蔵された約8000点の所蔵品は、市によって「文化財」の指定を受けていますが、後に書きますけれど、ざっと見積もって最低でも800億円以上の価値(ものによっては値段の付けられないような高額品もあります)があります。

その文化財を十和田市はいま、「建物を取り壊すから、所蔵品を全部、タダでよこせ」と言ってきているのです。
そして電気や空調まで支払いを停止し、駐車場にあった仮小屋も取り壊し、記念館休館の張り紙をするなどの嫌がらせをしておきながら、なんと不思議なことに、記念館取り壊し等に関して、十和田市はこれまでに一度も、正式な通知書面さえも発行していないのです。

これだけでも信じられないような出来事ですが、記念館の所蔵品の処遇にしても、記念館取り壊し後に、どこにその所蔵品を保管するかさえ、十和田市は、いまだにはっきりとした回答をしていないのです。

たとえば新渡戸記念館には、新渡戸家に代々伝わる470年前の甲冑(かっちゅう、ヨロイのこと)があります。
これは鎧になんと金箔を張り巡らした逸品で、それが完全な形で所蔵されています。
先日、欧州で日本の縄文土器がオークションにかけられました。
縄文晩期のもので、日本の縄文時代展示館なら、どこにでも置いて有りそうな土器でしたけれど、なんと1億8000万円の値がついたそうです。
黄金の甲冑です。
おそらくオークションに出せば最低でも2億円は下らないでしょう。
そんな鎧が、鎧だけでも十数体あるのです。

まして新渡戸稲造博士は、世界的に名前が通った学者です。
新渡戸稲造博士所蔵の書籍は、乃木希典大将直筆の書名本、あるいはいまは絶版になっている台湾行政法や韓国土地農産調査報告書、清國行政法、甲陽軍談など、一冊一冊が値段の付けられないほどの秘蔵品が、まさに山のように所蔵されています。
そんな時価に換算したら、総額800億円は下らない品々を、市は、正式な通達もなく、またその品々の保管先さえも明示しないまま、建物に問題ありと虚偽の主張をして、それら品々を、どこかに持ち去ろうとしているわけです。

市はどこに持っていくのか。
何度も繰り返していますが、記念館というのは、その器(建物)に価値があるのではなくて、その内部の所蔵品に価値があります。
ところが市は、くりかえしそれら所蔵品を、ただ「よこせ」と繰り返すばかりで、所蔵品を渡したら、それをどこに持っていくのか、どうするのか、そういうことを一切、あきらかにしていないです。

ほんとうに、ありえないようなことなのですが、そんなありえないことが、現実にいま起きているのです。

上の記念館の写真は、記念館のホームページにあったものです。
ところがそのホームページも、いまは市が一方的に閉鎖して閲覧できないようにしています。
そしてそんなホームページの閉鎖に関してさえも、市は、一片の正式な通達も出していないのです。
あるのは、下の写真にある、差出人の名前もないメモだけです。

そもそもの事の起こりは、昨年の10月のことでした。
市の管財課長と、設計事務所の人が記念館にやってきて、記念館の建物の耐震性診断をしたいと言ってやってきました。

今年の1月29日には、商工会議所の会頭と設計事務所の人がやってきました。
「記念館がすでに老朽化しており、中も手狭であることから、もっと大きくてしっかりした建物に作り替えたい」と言うのです。このとき、
「その場合、記念館前の大木などは、一部伐り倒さなければならないが、それでも良いか」などと記念館の館長に言ったといいますから、館長は、「何分、よろしくお願いします」と答えています。

ところが2月19日に、市の総務部長、将校部長、観光推進課長、商工会議所会頭らがやってきて、いきなり「記念館の耐震性に問題があるので、記念館は3月31日までに閉館、4月1日から休館し、その後、取り壊すと言ってきました。

2月26日には、市は、市議会で「新渡戸記念館は建物のコンクリート強度が7.6ニュートンしかなく、耐震性に問題があるので取り壊すことを決定した」と発表しています。

驚いた市議会は、あたりまえのことですが「展示物の文化財はどうなるの?」と疑問に思い、このとき記念館の所蔵品の保護のため、「4月1日以降も所蔵品を展示閲覧できるように」とする決議を行っています。
これは当然のことです。

展示してある品々は、どれも古いものばかりです。
空調が切れ、内部に湿気がこもれば、展示物は腐食し、またカビが生え、変色が著しいものとなります。
なにせ時価総額800億円という、市の年間予算をはるかに上回る経済的価値、文化的価値のある品々です。
それが腐食し、ボロボロになったのでは、市としてこんな恥晒しなことはありません。

一方、突然の取り壊しの話に驚いた記念館側では、独自にコンクリート強度についての調査を進めました。
ちゃんとした教授に依頼して調べたところ、なんとコンクリートの強度は、38ニュートンです。
建築状況も、新渡戸家所蔵の建物の設計図面で専門家に分析を依頼しました。
結果は、耐震性では「まったく問題なし」というものでした。

38ニュートンもあるものが、どうして7.6ニュートンになってしまうのか。
しかも取り壊しを主張する十和田市側は、「耐震性に問題あり」としながら、その時点で「新渡戸家から設計図面を見せてもらっていない」のです。

つまり、コンクリート強度の調査の内容も不明瞭、しかも設計図面の確認もしないで、ただ「耐震性に問題があるから、取り壊す」と言ってきています。
常識的に考えるなら、普通、耐震性に問題ありというのなら、補強工事をします。
それがどうして「取り壊し」になるのか。
取り壊し費用は3700万円です。
それなら補強工事をしたほうが、断然、安上がりです。
しかも(ここが一番の問題なのですが)、市は、展示物の保護について、この段階でも何も明示していないのです。

新渡戸記念館側では、そうした調査結果を踏まえて再三、市長、副市長に計画の見直しを求めました。
十和田市は、7月1日以降は記念館の電気も水道も、市の支払いを停止し7月22日には、新渡戸家に記念館を明け渡すようにと要求しました。
では「展示物はどうするのか」との記念館側の問に、市の役席者は、「市に寄贈してくれたら、あとはなんとか考える」と「口頭で」回答したといいます。
「寄贈」というのは、「無償」ということです。
800億円の品々を、無償で引き渡せというわけです。ありえないことです。

ちなみにこの交渉の過程で、ひとつの事件が起こりました。
記念館には、道路を隔てた反対側に、記念館の駐車場があります。
新渡戸家が所有する土地です。
ところが市は、そこを勝手に立入禁止としたうえで、駐車場内にあったプレハブの物置小屋(小屋の所有者は十和田市)を、勝手に取り壊して撤去しました。

現在、その小屋のあったところは、砂利が敷いてあるだけになっています。
問題は、その小屋に収納してあった品々です。
中身は記念館の什器類なのですが、なんと市は、新渡戸家の記念館の裏庭に勝手に運び込み、地面の上にまるでゴミのように放り投げて積み上げると、そこに乱雑にブルーシートをかぶせて、上から重石に石ころや木材を適当に乗せて、帰ってしまったのです。→上の画像です。(優貴)

市は、展示物を無償でよこせと言っていますが、現実に、物置小屋の物品は地べたに積み上げてブルーシートを乱雑にかぶせただけという処置をしているのです。
これでは果たして文化財の保護をキチンとしてくれるのか、はなはだ疑問です。

さらにいえば、十和田市は記念館の建物を壊すと言っておきながら、内部に所蔵されている文化財について、具体的に「どのようにする」ということを、これまで一言も言っていません。
それでいて、記念館の電気を一方的に停めてしまいました。

空調が停まると、展示物は、どれも古いものばかりですので、カビが生えたり、あるいは湿気によって腐食します。
やむなくいまは、記念館の館長夫妻やボランティアの職員らが、自分たちでお金を出し合って、電気代を支払い、ようやく記念館の空調を動かしていますが、そういうことへの配慮さえもできない担当官や市の責任者が、実際に物置小屋の物品にした振る舞いを見れば、果たして彼らが記念館所蔵の品々を、ちゃんとした形で保護するかさえも、はなはだ疑問と言わざるを得ません。

ちなみに・・・。
このブログで、何度かお話していることですが、支那や朝鮮では、政変などが起きた時、前の政権等の所蔵した文物を奪い取り、それを換金して贅沢三昧を手に入れるということが、歴史上幾度となく繰り返されています。
十和田市の要職にあって、本件を強引に推進している某氏は、まさにその在日ともいわれています。

もしかすると昨年末から今年のはじめにかけて、7月9日以降、在日の一斉取り締まりと本国強制送還が始まるという噂がありましたから、その際の高飛び資金を、地元から調達するに際して記念館所蔵のお宝を持ち逃げしようとしたのかもしれないという、信じたくはありませんが、そんな噂も一部にあるようです。

日本は歴史の古い国です。
全国各所に、様々な記念館施設があります。
そしてそこに所蔵されている文物の多くは指定文化財ともなっている貴重品です。

甲冑、刀剣、槍、弓、土器や漆器、絵や掛け軸、書、人骨など、様々な物品が、日本人は、むしろ身近なものとして、100円の入館料を払って、あるいは無料で、そうした物品が所蔵されている記念館を見学しています。
日本人の感覚では、それらは、ごくあたりまえの「そこにあるモノ」であり、出土品であったりするのですが、歴史の浅い世界では、それらの品々は、まさに1品で億単位の値が付く貴重品なのです。

日本人は、エジプト・ツタンカーメン展などというと、ありがたがって長蛇の列をつくり、何千円もする高い入館料を払って見学に行きます。
そのツタンカーメンは、いまから3300年前の人です。
ところがどっこい、実は近所にある縄文時代の遺跡の展示館にある展示品は、7000年前、8000年前のものがあたりまえです。
また、鎌倉時代や室町時代、あるいは戦国、江戸時代などの遺品になると、当時の日本が世界でもっとも黄金を多く産出する、まさに黄金の国ジパングであったことから、総純金箔張りで一基数億円どころか、値段そのものが付けられないような高価な貴重品が、ごくあたりまえのように陳列されています。

そしていま、そうした貴重な美術品や学芸品などの文物が、全国のあちこちで盗難にあったり、紛失したりしています。
また、「◯◯記念館」がいつのまにか廃館にされ、そこに所蔵されていた遺品の数々が忽然となくなり、気が付くと西洋などのオークション市場に出回っていたりしています。

そしていま、十和田市では、市役所から1枚の正式通達もなしに、日本が誇る世界の新渡戸稲造博士の遺品や、新渡戸家に先祖代々伝わる所蔵品の数々が、奪い去られようとしています。
それをまさか行政がやるなんて、と皆様は思われると思います。
けれど、行政に巣食う日本人のような顔をした外国人なら、それはあり得ることかもしれません。
現にいま、新渡戸稲造記念館の貴重な文化財が、いま、奪い去られようとしているのです。

文部科学省、並びに文化庁は、こうした目下、国内に起こりつつある記念館の文化財等の保護について、あらためて全国の実態調査を実施すべきと思います。

私達日本人は、本当に恵まれていると思います。
世界ではありえないような古代の遺物が、日本中に数々あるのです。
そして私達日本人は、それが「ある」のが「あたりまえ」と考え、それがどれだけ貴重なものかも日頃考えもせずにいます。

記念館や展示館も、小学生の見学会で行く程度で、展示物もあるのがあたりまえとなっていますが、そこにある品々は、テレビの「お宝発見」どころではありません。
値段を付けたら、気が遠くなるような遺品が、ごくあたりまえに全国で展示されています。
拝観料も、多くの場合、無料だったりします。
そのありがたさ、貴重さを、私達は、あらためて考えなおすべき時です。

全国どこでもそうですが、記念館というのは、展示品についての評価額を出していません。
出せないのです。
出せば、簿価が発生します。課税対象になってしまうのです。
だから、帳簿上は評価額は0です。
けれど実際には、売りに出せば数億円は下らないような、まさに世界に二つとない価値のあるものが、実は全国の記念館に、およそ無防備に展示されています。
これは、税法上の問題と、文化遺産保護の問題が、日本政府としてキチンと整えられていない政治上の大きな問題点です。
世界では、認定文化遺産は、非課税が当然だからです。

そしていま、時価総額800億円にものぼるであろう貴重な展示品が、新渡戸稲造記念館から騙取されようとしています。
こんなことは、絶対にあってはならないことです。

ちなみに新渡戸記念館では、いまは市によってホームページも閉鎖させられています。
記念館側が、その危機を訴える手段は、私達の応援だけにかかっています。
みなさまには、是非この件について、拡散をお願いしたいと思います。
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この記事を見た時、瞬時に大切な文化財がどこかの誰かによって、売り飛ばされるんじゃないかと、心配になりました。
何だか、支那のマフィアとかコリアの窃盗団とかが裏で動いており、十和田市の職員の中にその手下がいるような気がします。

十和田市はこの件に関して、何も返答が無いようです。

十和田市のHP
http://www.city.towada.lg.jp/

連絡先
十和田市役所(庁舎案内)
〒034-8615 十和田市西十二番町6-1
十和田市十和田湖支所
〒034-0392 十和田市大字奥瀬字中平70番地3
Tel : 0176(23)5111(代表) 庁内各課への直通電話番号はこちら
E-mail : info@city.towada.lg.jp

きとんとした説明を求めたいと思います。
返答があれば、またUP致します。

出典:【拡散希望】新渡戸記念館の文化財が霧散の危機に瀕しています
リンク:http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2716.html

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