さわやかな話

2015/12/09 02:04 登録: えっちな名無しさん


293 : 名無しさん@HOME 02/07/31 22:35

去年、仕事で中国(北京)に行った時のこと。

飛行機のすぐ前の席に日本人DQN子連れ(両親、幼児・赤子)がいた。
あまり旅慣れてないのか、何度も全員のパスポート入りの巾着袋を出したりしまったりして落ち着きなかった(母親がまとめて管理)。

成田から北京までは4時間足らずなので楽といえば楽だが、赤子は絶叫泣き、幼児は奇声を上げ落ち着きなく暴れ続ける。

親は何もしない。母親はガイドブック、父親はヘッドフォン。

飯が来たのでとりあえず食ってたら、幼児がシートで暴れるたびに私の飯が揺れ、ついに幼児が後ろに放りなげたミニカーが私の飯にドブン。

「さっきからいいかげんにしろ!」

と注意すると、チラ、と振り向いただけで、母親は
「後ろのおばちゃんが怒ってるから静かにしましょうねー。あー怖い怖い」
だし、

父親は
「神経質な人だね」
と母親に向かってつぶやいただけ。

ハラワタが煮え繰り返ったが、仕方ないのでフテ寝し、じき北京に着いた。

しかしDQN子連れ旅行だし、最後にアザ笑う機会があるかも、とわざと親子が視界に入る距離をキープして歩き、イミグレ、荷物受け取り、と進んだ。

DQN親子はモタモタしていたが、これといって何もなく、チェ、つまんねーの、と思った。ところが、最後に素晴らしい出来事が。

荷物受け取り、税関と抜けて、出迎えやうるさく怪しい客引きでゴッタ返す出迎えロビーに出た。

私は出迎えがまだ来ていなかったので客引きをかわしながら立ち止まって待っていたが、例の親子が現地ガイドをみつけて車に案内されて出口へ向かって歩いていくのを目で追っていると、1歳ガキを抱っこした母親の半開きウエストポーチにつっこまれていた機内で見覚えのあったパスポート入れ(巾着)がガキの足に蹴られポト、と落ちた。

父親と3歳ガキは先導していて気づかず、他に日本人らしき人もいなかった。
いかにも働いてません、という感じのチンピラ兄ちゃんが速攻で拾って足早に去っていった。




きっと一生の思い出に残る楽しい旅行になっただろう。




ちょっと海外旅行板っぽいのでsage





294 : 名無しさん@HOME 02/07/31 22:38

>>293
拾った兄ちゃん、田舎で豪邸立てたかな?


295 : 天の声  ◆vU1/Asy. 02/07/31 22:51

復讐じゃないけど面白かったのでイイ!


296 : おさかなくわえた名無しさん 02/07/31 23:43

天誅ですな。


297 : >293 02/08/01 00:57

すがすがしい、一服の清涼剤のような話をありがとう。


298 : おさかなくわえた名無しさん 02/08/01 07:50

>>293
いや〜ホントさわやかな話だった



出典:名無しさん@HOME
リンク:02/07/31 22:35

(・∀・): 7 | (・A・): 11

TOP