ミス、アダムとイブ

　あまり知られてませんが、私の町は「アダムとイブ誕生の地」という、よくわからない肩書がついてます。

　町おこしで「ミス、アダムとイブ」があり、私の妻か推薦で選ばれました。

　妻は２７才、160センチで90、57、90でプロポーションもよく、美人です。

　妻は拒否しましたが、私達は引っ越したばかりで、親睦を深めるため、了承させました。

　しばらくして妻は祭りに「ミス、アダムとイブ」で参加して欲しいと言われました。

　少し照れてましたが、顔見せ程度と思い、妻はワンピースを新調して行きました。

　すると、「奥さん、ワンピース脱いでください。衣装はこれだけです。」と言われ、葉っぱを渡されました。

　全裸で股間に葉っぱだけでステージに出てくれと言われ、帰ろうとすると、賞金の受領書に小さく衣装のことが、書かれていて、結局することになりました。

　妻は司会者に紹介されると、生まれたままの姿に、かろうじて葉っぱをつけて、町民の前に出ました。

　なんとか笑ってますが、少し引きつってます。

　妻のオッパイもくびれたウエストもお尻も、全てさらけ出してます。

　両手を前に組んだ状態で、町の特産をなんとかアピールしてましたが、突風が吹き、葉っぱが飛び、つまりはキャッと言って胸と股間を隠し、しゃがみました。

　その日はなんとか終わりましたが、全てを妻は見られ、この町でどうやっていこうかと、思いました。


出典：オリジナル
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