卑劣な「衣服ずらし」の実態に迫る
2019/11/17 01:54 登録: えっちな名無しさん
女性の飲み物に睡眠薬を混入させ意識を失ったところをレイプするという犯罪は、以前から一部の大学のサークル等で行われており、社会問題にまでなった。
レイプという性犯罪の最終段階に至る犯罪は近年減少しているが、睡眠薬を悪用したわいせつ事件自体は増えており、発覚していない潜在的被害も相当数に上ることが関係者の話から明らかになった。
「衣服ずらし」といわれるもので、女性の衣服の位置をずらして撮影を行う犯罪だ。
レイプは被害女性が身体に違和感を覚えることが多く発覚しやすいほか、女性の身体に付着していた体液から犯人が割り出されることも多い。
その一方で、「衣服ずらし」は犯行後の身体に違和感がないため女性が被害に気づきづらく、撮影したデータが削除されれば証拠も残らないため、摘発が難航するという。
レイプのように重い犯罪ではないため、軽い気持ちで犯行に手を染める男子学生らも多く、犯行に手を染めた男子学生のひとりは「ちょっとだけ女の子の衣服をずらして撮影しただけで、すぐに元に戻したので軽いイタズラのつもりだった。」と供述しており、重大な犯罪を犯したことの認識が不足しているといえそうだ。
被害者として話を聞けたAさん、Bさん、Cさんの3人の女子大生は、所属しているサークルの先輩にあたる男子学生数名から「衣服ずらし」の被害にあったという。そのうち自分で被害に気づいたのはCさんだけだ。Cさんは、サークルの部室で先輩の男子学生達とお酒を飲んでいた時に急に意識が遠のき、気がついた時は身に付けていた衣服が下着も含めて上下にずらされ、先輩達がスマートフォンでCさんの姿を撮影していたという。まだ不完全な意識の中、Cさんは必死に衣服を引き上げて体を隠し、意識がはっきりと戻った際は「軽いイタズラのつもりだった」と謝る先輩達を許すことなく警察に通報。男子学生らはその場で容疑を認めて現行犯逮捕された。
警察が犯人の男子学生達から押収したスマートフォンには、Cさんの他に2名の女性の画像や動画が残されており、警察が余罪を追及した結果、AさんとBさんへの犯行も発覚した。
AさんとBさんは警察から連絡を受けるまで被害に気づいておらず、警察が押収したデータの一部を見せられ愕然としたという。上着とスカートをまくられ、下着も上下にずらされた姿が撮影されていた。
男子学生達は執行猶予付きの判決になったが、大学は退学になった。裁判上では「ちょっと衣服をずらして撮影をしただけで、こんなに重大なことだとは思わなかった。」「後輩の女子の衣服の下を見てみたかった。」等と供述しており、自分達のしたことの重大さを理解できていないようだ。
彼女達の場合は、Cさんに対する睡眠薬の効き目が低かったことで発覚に至ったが、発覚に至らないまま犯行が続いているケースも多々あることが予想される。
軽い気持ちで男子学生達が手を染めてしまう「衣服ずらし」の隠れた被害は深刻かもしれず、早急に対策を求めたいところだ。
出典:雑誌
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