山向こうの家
2020/01/07 15:18 登録: えっちな名無しさん
実家は、現在、ぽつんと一軒家レベルの環境であり、山の上にある。
若い頃は、それでも同じ集落に3軒の家があり、向いの山の中腹に山道にそって4,5軒の家があった。谷底を流れる川沿いにはこれまたぽつぽつと家が並んでいた。
それが、20年くらい前から急速に家の数が少なくなり、現在は向いの山に1軒の家があって、そこに移住してきた30歳台くらいの夫婦が住んでいるのみである。我が家は母と父が3年前まで住んでいたが、足腰が弱り、通っている病院に近いアパートに住んでいる。実家には、月に2回程度、風を通しに行く。昼前に親を車に乗せて、実家に行き、窓や戸を開けて、お昼を食べ、3時くらいに帰る。すでに電気も止めてあるので、ほんとにコンビニの弁当にお茶を飲むだけ。
今年の夏に一人で実家に行った際に、草刈りをしたら疲れて帰るのが面倒くさくなり、そのまま一晩泊まった。夜10時頃に外に出て月に輝く空を眺めていた。ふと向かいの山の家を見ると、庭に人の姿があった。よく見ると、どうも裸である。しかも黒いマスクをして、紐で縛られて庭に生えた木に両手を万歳の形で吊されている。目を疑って何度もみたが、やっぱり吊されている。
ふと思い出して兄の部屋に行き、小学生の頃に使っていた小さな天体望遠鏡を持って覗いてみた。
あー、あの家の奥さんである。痩せ型でシュンとしているのに意外に乳がでかいのに驚いた。
5分ほどしたら、あの家の旦那が出てきて、竹の物差しのようなもので奥さんの尻をさすったり、叩いたりしていた。
さらに2,3分もしたら、奥さんの腕を上げさせていた紐をほどいて、家の中に入れていた。
まぁそれだけなのですが、驚きました。
出典:山向こうの家
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