アンと匂いの木

秋になり、村のはずれにある一本の木から、とても良い匂いがしていました。
村娘のアンは、その匂いを胸いっぱいに吸い込みました。
するとどうでしょう。
身体がみるみるうちに大きくなり、気がつけばアンはプロレスラーになっていました。

童話『アンと匂いの木』より

出典：童話『アンと匂いの木』
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