法事
2006/07/07 12:33 登録: ちントレア
前編「婚約者 真帆(3)」
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【法事のための帰省】☆
真帆と結婚して1年半が経った。子供はまだいない。
特に大仰な避妊はしていないが、お互いに仕事が楽しく、積極
的に子供を作ると言うわけではない。
真帆(25)は、技術課に顔を出しながら、人手不足気味の事務室
を手伝っている。
(本当は現場が好きなようだ)
そんな4月のある日、俺(29)は実家のある町に帰った。本家筋
の法事と言うことで、ここまで出てきたのだ。
いつもは、この駅から車で40分ぐらい離れた、豪壮な本家本宅
で法事を行っているが、今回は駅前の大手シティホテルで行う
ようだ。ここに来るのは、友達の結婚式で数年前に来て以来。
駅まで迎えに来ていた両親と徒歩でホテルに入った。
受付を済ませ、俺と両親は指定された席に着いた。分家なので
、末席に近い方である。席次表を見ると、本家の跡取り息子ヒ
ロシが夫婦で参加している。
あの乱暴者の従兄も嫁さんをもらったのか・・・
ヒロシは、元々乱暴な性格である上、事あるごとに本家の権威
を振りかざすので、俺は大嫌いだった。都会の大学に進学した
ときは、彼と顔を合せなくて良かったと思ったぐらいだ。
どんな嫁さんなんだろう。気になったが、かといって、わざわ
ざ挨拶に行くのもいやだ。
法事の会食が始まった。両親は、おじおば連中を集めて談笑し
ている。高校を出てから何年も故郷を後にしていた俺は全く話
しについていけない。
従兄弟や従姉妹たちは、本家の従兄ヒロシのところに集まり何
やら盛り上がっている。俺はこちらにもついて行けない。
婿養子に行った俺は、このイエの人間ではないのだ。
まあ、ロビーで息抜きするか。
俺は、ノートパソコンの入ったケースを手に、トイレに行くふ
りをして会場を後にした。
【再会】
ロビーに座り、ネットサーフィンをしていると、女性が一人座
っていたのを見つけた。あれ??どこかで見たことがあるぞ。
「弓美(ゆみ)、お久しぶり」「あら、ケンちゃん」
高校時代、俺には洋子という彼女がいたが、洋子の友人が弓美
である。
ぽっちゃりとした躰、丸顔に大きなめがねをかけ、当時は男と
は無縁そうな娘だった。
いつも図書委員として図書室のカウンターにいて、友人の彼氏
である俺に対しては、気軽に声をかけてくれていた。
聞くと、俺と同じ法事に出ているという。さりげなく、席次表
を見ると、、、、、、
あの、暴れん坊の従兄ヒロシの奥さんになっていた。(そう言
えば、下の名前は見たことがあると思ったら・・)全然想像が
付かない。
どうやら、勤務先で知り合って結婚したようだ。旦那のヒロシ
から見て従弟の俺と知人であることは特に話していないという
。
弓美は「(席次表に)あんたの名前もないじゃん。出るなんて知
らなかったよ」
俺は、勤め先の社長の一人娘・真帆と結婚。婿養子に入った形
なので妻の姓・中部を名乗った。だから、苗字が違っているわ
けだ。
俺たちは、会場入口のドアから死角となる場所に席を移し、話
しを続けた。
「ヒロシとはどうなの?」
「普段は優しくしてくれるけど、言うことを聞かなかったり、
怒るととても怖いの」
おとなしい弓美のことだ。きっと、奴に見初められたか、手を
付けられて強引に結婚に持ち込まれたに違いない。
「戻らなくていいの??」
「あの人、親戚が集まると、いつも従兄弟で馬鹿騒ぎをするの
。私のことは放ったらかしで……もう少しケンと居たいな。奥
さんは連れてこなかったの???」
「うち、分家だし、俺は婿養子だから」
「そう、お婿さんじゃ大変でしょ?」
友達の消息を聞いたりしているうちに、弓美はだんだん俺に近
づいてきている。さっきの席は向かい合わせのソファだったが
、今度の席は二人並びのソファだった。
「弓美?? んっ??」弓美は俺の手の上に自分の手を重ねた。
「私もケンのことが好きだったんだけど、洋子に悪くて言えな
かったの。もう少し早く洋子と違う大学に行くと知ってたら、
あなたに付いて、私も都会に行きたかった」(弓美は都会と地
元、両方の短大を受かっていた)
そういうと、がばと抱きついてきた。
おれも、幼児体型の洋子より、むっちりとした弓美の方がいい
なぁ、と思ったこともある。3人で遊園地に行ったとき、洋子
がどうしても嫌がったので、弓美と二人でお化け屋敷に入った
ことがある。その時、腕に胸が押しつけられたが、あの感触は
今でも忘れられない。
そして、弓美は、目をつぶり、唇を俺の方に突き出してきた。
いくら何でもロビーでキスはまずい・・・・・・
俺は、弓美に耳打ちすると、二人でロビーを横切り、階段を上
がった。
このホテルは、1〜3階が宴会場、4階が親族や新郎新婦の控室
となっている。結婚式があるときはフル活動する控室も、法事
会席では全く使用されない。今日は仏滅なので、控室のある4
階はエレベーターも通過扱いとなっている。
仏滅と言うことで、スタッフも最低限必要な人を残して皆休ん
でいるはず。(結婚式をやっているホテル、仏滅の日曜日は休
みの奪い合いなのだ。結婚式場でバイトしたことがあるので、
その辺の事情は詳しい) 誰もいないフロアにスタッフが来る
心配はない。
階段で4階に上がると、非常灯だけが薄暗く点る廊下に、控室
の扉がずらりと並んでいる。
親族控室の一つを選び、中に入る。錠がかかってなくてよかっ
た・・・・(錠がかかっていたらトイレに行こうと思っていた)
入口の前に衝立を置き、中のソファに二人並んで腰掛けた。
【●いよいよ別室で●】
俺は、上着を脱ぐと、弓美の肩に左手を回し、右手で顔を寄せ
た。弓美は目をつぶって心持ち顎を上げている。唇を合わせ、
しばらくたって舌を入れると、弓美も絡め返してきた。(奴譲
りのテクニックか)
そのまま左手をバストに回すと、予想していたより大きく、片
手で余るぐらいだ。
ワンピースの上から揉み始めると「暑い・・」と弓美
フォーマルウエア(喪服)のワンピースは、背中ファスナーにな
っているので、ホックを外し、ファスナーを下ろす。むちむち
の肌に、真っ白なレースのブラが食い込んでいる。
そのままブラホックも外し、ワンピースの上半身をはだけると
、Cカップはありそうなバストが現れた。乳輪は大きめのピン
ク。カーテン越しの光がぼんやりと入るだけの薄暗い控室で、
弓美の真っ白な肌が輝いている。
弓美ともう少し話すことができれば、大学生活はバラ色だった
はず。こんな魅力的な躰の女性だったら、二人きりで都会で暮
らしていたかもしれなかった。ふと、そう思った。
俺は、弓美の背中に回ると、豊かなバストを横側からもみ上げ
た。バストの外側に刺激を与えるように・・・・
たぷたぷと震えながら形を変えるバストは、Aカップの妻では
味わえないものだ。
弓美の息づかいが荒くなってくる。そのまま、乳首にタッチす
ると「あん、あん。」と悶えるようになった。
俺は、弓美の前に回り込むと、マシュマロのような乳首にしゃ
ぶりつき、吸った。
弓美は、「ああんっ」と喘ぎ、足をもぞもぞさせている。
俺は、スカート部分をまくって股間に触ろうとしたが「シワに
なっちゃう」と弓美は自分から腰を浮かせ、ワンピースを足下
にはらりと落とした。
黒タイツに包まれた脚は、地元の人が皆そうであるように、む
っちりとしている。ソファに座っているから、なおさらむっち
り感が際だっている。
タイツから透けて見えるパンツは真っ白のおばさんパンツ。
俺の視線に気が付いたのか、弓美は「まさか、人前でパンツ見
せる事なんてないと思ったから・・」と言い訳をしているのが
かわいい。
まあ、法事に行くのに、紫の勝負下着で行く奴なんていないけ
どね。
俺は黒タイツの上から足を撫で始めたが、「伝線しちゃう」と
弓美。
おばさんパンツを見ても仕方がないので、パンツとタイツを一
気に下ろした。
むちむちの太ももの付け根にあるヘアと一緒に、盛り上がった
土手を優しく撫でる。弓美はくすぐったそうにしていたが、局
部に手を当てるともう、ぬるぬる。いきなりクリをこすられて
、ピクッと反り返った。
そのまま、右手で優しくクリを捏ね。左手で肩越しに乳首をつ
まむと、「ああああああんっ」と大きな喘ぎ声をあげた。
さらに、指を中に入れて捏ねようとすると、弓美は「ケンのも
触らせて」というので、ベルトを外し、下半身を丸出しにして
仁王立ちになった。
弓美はおそるおそる両手で握ると、擦りだした。
手で竿をこすったり、亀頭を捏ねたり。「弓美、気持ちいいよ
。どこで覚えたの??」「・・・・・・」
おれは、擦られながら、壁の時計を見た。部屋を出てからだい
ぶ時間が経っている。
弓美もそれに気が付いたのか、ソファに横たわると「欲しい・
・・」
俺は、弓美の両足を抱え、持ち上げると、一気に挿入した。
「痛っ」「大丈夫??」
「うん、ちょっとケンのが大きかったから・・・でも続けて。
気持ちいい」
俺のはそんなに大きくないはずだが・・・さては、ヒロシのや
つ、相当な粗チンに違いない。
(後日、それを確かめることになる事件が起こる)
締まりは妻の方が上だが、柔らかい肉ひだに逸物が包み込まれ
る感触は俺も初めてだ。
ソファの上は狭く、落ちそうになったので、弓美を絨毯の上に
横たえると、引き続きピストン。脚を大きく広げると、俺の逸
物はさらに奥へ押し込まれ、弓美の息はますます荒くなる。大
きなバストは若干横に垂れているが、それでもふくらみは充分
に感じられた。
そのまま弓美の手を引いて対面座位に持ち込み、キスをしなが
ら腰を突き上げた後は、俺が後ろに倒れて騎乗位に。
大きなバストがゆさゆさ揺れ、その上で昔の友達が喘いでいる
光景。まさに絶景。俺は猛然と突き上げると、弓美は「ひぃぃ
ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」と逝ってしまった。
少し間を開け、今度はソファに手をついてもらい、バックから
ずぶりと挿入。
無人の部屋に、パーンパーンとバック独特の音が響き渡る。一
回逝った弓美も、また「あーん、あーん」と喘ぎ声をあげる。
カーテン越しの淡い光の中、真っ白で大きなお尻が目にまぶし
い。ふんわりとした抱き心地は、最近、真帆以外の女性を相手
にしていないので新鮮だった。俺は、尻を抱えながら逝きそう
になった。
「逝きそうだよ」
「いいわっ。中で逝って」
俺は、ヒロシと血液型が同じだったことを思い出すと、弓美の
中にどくどくと射精した。
【後始末】
「ごめん、中で出しちゃった」「いいのよ。血液型同じなんで
しょ。親戚だし」
弓美は、局部を拭き、ショーツにナプキンを当てると、そのま
まショーツとタイツを穿いた。
真っ白なバストは、俺が吸ったりしたところが痣になっている
。
「大丈夫なの??、あそこには俺の汁が入ったままだし、おっぱ
いにはあざがついたし・・」
「ええ。きっとあの人、これから場所を変えて、今日集まった
人たちと朝まで飲み明かすんだから。私のことはほったらかし
で」ブラのカップにバストを納めながら弓美は言った。
「弓美は行かないの??」
「私が行っても話題について行けないのよねぇ?」
弓美が語るところによると、彼らの話は、かつての文学少女に
は全く相容れないものだった。また、彼のセックスは力任せの
自分本位のもので、あまり気持ちよくないそうだ。バストも鷲
づかみにするだけだし。
「さすが都会仕込みは違うわね。とろけそうだったわ」
「そんなことないよ」(心をこめて愛しただけだ。キミのこと
好きになりそうだったから。チャンスさえあれば、一緒の時を
過ごせたのに・・・) 後半の言葉は何とか飲み込んだ。
本家の跡取りの嫁を略奪したとあっては、都会の郊外で暮らす
俺はともかく、此処しか居るところのない両親は地元で生きて
行けないだろう。もちろん、一番愛している真帆を悲しませる
ことはできない。
服を整え、メールアドレスを交換した俺と弓美は、別々に宴会
場に戻った。
【エンディング】
法事が終わり、その日の新幹線で自宅に戻った。法事の翌日か
ら数日は妻と夜を共にする暇もないほど会社も忙しく、何とか
ばれずに済んだ。(妻は婿養子である俺の田舎や両親のことに
は恐ろしく無関心)
そんな折、弓美からメールが入った。
(男名前で、できるだけビジネスっぽい文章で書くように言っ
てある)
今度、「外国に転勤する友達の見送りのために成田まで出てく
る」そうで、「その後に泊まるホテルを探してほしい」そうだ
。
友達の見送りぐらいで地方からわざわざ新幹線代使って成田へ
泊まりがけで来るか?
俺は疑問に思ったが、次の瞬間、ひらめいた。
俺は、リビングのカレンダーに「昔の同級生と呑む。終電で帰
る」と書いた。
『終電に間に合わなくなって、ビジネスホテルに泊まってくる
よ♪』というストーリーを愛する妻・真帆に捧げるために用意
した。
続編:通夜
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