48手番外編

朝10時、モデルの仕事で貸しスタジオへ入った。
AVではないが女性のモデルと絡んで48手（性交体位）の撮影だった。
俺は下半身黒のタイツで、女性は白っぽい膝下までのレオタード。
（女性の年齢は想像におまかせします）
体があまり触れない形もあるが、かなり密着する体位もある。
撮影する際にポーズによっては体の位置を微調整するので、
薄い衣装で接触する時間が長くなると興奮した局部がピクピクしてしまう。
女性の方も同じらしく後半はレオタードに染みができていた。
撮影が終わってお茶に誘うと女性は「そうね」と言ってついてきた。
とりあえず近くのファミレスに入って飲みものを注文したが、
二人ともこんなことが目的じゃないことは暗黙に了解していた。
お互い相手が欲しくてたまらないのだ。
「シャワーでも浴びたいですね」
「そうね」
駅近くのビジネスホテルに入った。
バスにお湯を張りながら抱き合ってキスした。
前技は必要ない。
身体を拭くのもそこそこにベットにもつれ込んで合体。
二人ともあっという間に達してしまった。
「また逢いましょうか？」
「そうね」
そう言いながらも連絡先を交換しないで別れてしまった。

（追記）
数カ月過ぎた。
会社から続編（48手には裏があった）を出すとの連絡があり、
彼女と再会することになった。
撮影が終わってお茶に誘うと女性は「そうね」と言ってついてきた。


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