仲良し4人組
2006/08/19 13:21 登録: えっちな名無しさん
俺には昔から仲のいい仲間がいた。
いつも笑ってる浩太と、おっとり系の有紗。勉強のできる真奈美の3人。
遊ぶときとかグループを作るときも大抵この4人。
一緒にいるのが当たり前ヤと思ってたし、周りもそう思ってたと思う。
最初はからかわれることもあったけど、「兄弟みたいなもんやから」
と同じ年のくせに有紗が言い放ってた。
でも実際はというと、俺→真奈美 浩太→真奈美 真奈美→その他 有紗→浩太
と結構濃い4人だったりする。
鈍感な真奈美を除いて、3人はお互いに気づいていたようなんだけど表には出さず。
「兄弟」の関係をずっと保っていた。今年までは。
中1の時、運動神経がよくリレーの選手なんかもやっちゃってるかっこいい奴が
真奈美に告白し、しかもそいつが真奈美の好きだった「その他」の奴で。
真奈美が振る理由もなく、半年ほど付き合ってたらしい。
モテる2人が付き合っているという噂はまたたくまに広がり、2日3日で
学年の9割が知っていたと思う。(しかし浩太は残りの1割でしらなかったっぽい。
2人が別れたのもそのせいで。
「親に知られたくない」というのが一番だった(真奈美談)
そういう話を真奈美から聞くたびに、俺は恋愛対象じゃないんだなと思ったり。
いつでもどこでも気軽に話してくれる真奈美がやっぱり好きだと思ったり。
でも告ると関係がくずれるきがしてなかなか踏み込めなかった。
今年の春休みに事件がおきた。(俺のせいやけど)
4人で「勉強」という名目で遊んでいると、浩太と有紗から重大告白が。
「俺ら付き合うことになりました」
俺と真奈美は口をポカーンとあけて、シャーペンを止める。
俺は浩太に
「お前真奈美のこと好きじゃなかったん?」と小声で聞くと。
『いつの話だよ。』
真奈美も有紗になんか言っていたようで有紗はテレ気味やった。
そしたら浩太が
『お前ら(俺と真奈美)つきあってないん?』と聞いてきて。
〜こっからセリフで〜
真「そんなわけないじゃん!」
有「なんで?仲いいじゃん」
真「仲いいのは昔からでしょ〜」
浩「でも智(俺)はお前のことすきみたいやしな」
俺「は!?」
真「そういう冗談やめとこ。ね、迷惑ヤよね〜」
俺「いや・・・本当のことやし。」
有「浩太頑張った!」
真「ちょっと勝手に盛り上がるな!智も合わせただけやろ?」
浩「真奈美いいかげん気付けや」
俺「俺は本気やけど」
有「真奈美は智嫌い?」
真「嫌いじゃないけど・・・」
浩「じゃあ付き合えばいいじゃん。」
有「そうだそうだ!」
真「ちょっと待ってよ。何でそこまで話が進むん?」
俺「嫌いならいいよ。無理しなくて」
真「いや、嫌いじゃないけど・・・」
浩「有紗向こう行こ!話が終わったら呼んで」
2人が出てくと沈黙が・・・。
真「・・・冗談やろ?」
俺「本気やって。浩太も言っとったやんか。」
真「なんでいきなり言うん?」
俺「俺だっていうつもりはなかったさ。浩太が言うから・・」
俺「本気やから付き合って・・・ください」
真「。。。。うん。」
俺「マジ!」
真「あ、やっぱり考えさせて。時間頂戴。」
俺「ヤだ。」
真「なんで〜!」
俺「時間あげたら断るやろ。浩太〜終わった!」
浩「どうなったん?」
俺が笑顔で、真奈美はちょっと膨れ顔で。浩太もわかったっぽい。
有紗は「おめでと〜!」とか言うし。
俺は幸せやった。けど。
やけど真奈美が2週間ぐらいで別れ話を持ち出した。
「やっぱり友達がいい」とか言い出して、謝ってきた。
俺は素直に応じるはずもなく、「別れる気はないから。」ときっぱり断った。
それから真奈美からのメールが途絶えて、有紗に聞いてみた。
どうやら真奈美は別れた気でいるようで。しかも元彼とより戻すかもしれないらしい。
いくらメールしても真奈美からの返事がないから、有紗に頼んで会わせてもらった。
真奈美は有紗に怒っていたようだけど、俺がにらんだら素直に俺についてきた。
(あの勉強会の時も俺の部屋を使ってたし、真奈美は躊躇なく入ってきた。)
俺「メール拒否っとるやろ。」
真「・・・・・」
俺「何で?」
真「別れてっていった」
俺「納得した覚えはない」
真「・・・彼氏できたから」
俺「・・・・・」
真「だから別れて。」
俺「嫌やっていったら?」
真「・・・もう帰る。約束あるし。」
俺「彼氏と?」
真「・・・うん」
俺「お前ふざけんなや!」 壊れた瞬間。理性がどっかいった。
帰ろうと立とうとする真奈美の腕を引き押し倒した。
真「何すんの!離してよ!」
俺は無言のままキスした。2,3分ぐらいずっと離れなかった。
真奈美はひたすら抵抗してたけど、100パーセント俺の方が力あるわけで。
口を離したとき、真奈美は泣いてた。
ちょっと罪悪感はあったけど、とまらなかった。
そのまま首、耳へ移していって。なんかすごいいいにおいがした。
真奈美はずっと気持ち悪いといい続け、彼氏の名前を呼び出した。
俺はさらにムカついて、服もブラも上げて胸を楽しんだ。(結構大きかった)
舌を使ってたら、真奈美が「ん!」って言ったから多分感じてたんだと思う。
両手を使いたかったから真奈美の手を縛って、ズボンを脱がし。
手で恥部を触ろうとしたとき、真奈美の携帯が鳴った。電話らしい。
画面を見てみると、彼氏の名前が出てた。
受話器があがっているマークを押し、そばに置いといた。
かすかに彼氏であろう声は聞こえるけど、何言ってるか聞き取れなかった。
続きとばかりに手をいれ触る。なんか不思議な感触で。
真奈美は感じているだろうが、手を縛ったとき一緒に口も縛ったので
んしか聞き取れなかった。
彼氏に聞かせてあげようかと思い、口の方は解いて、クンニした。
真奈美は顔を真っ赤にしながら、聞かれまいと携帯をとろうと必死。
俺が「大きい声だして助けよべば?」笑いながら言うと「最低!」と小声でいい、
ただ泣くしかなかった。
「もうやだ」「助けて」「やめて」と何度も繰り返し言う真奈美に、
さすがに入れるのは気がひけて(妊娠しても困るし)電話を切った。
俺は縛っていた手を解き、トイレにたった。
帰ってくると真奈美はちゃんと服を着て、彼氏と電話で話してた。
「なんでもないの。ごめん。」と無理して笑っていた。
俺と真奈美の仲が壊れたのは必然で、真奈美と彼氏がうまく言っているのも必然で。
浩太と有紗は「なにしたん?」と聞いてくるが、俺は「何にも」とごまかす。
罪悪感でいっぱいなんだけど、でもやっぱり真奈美にメールを送り続けている。
真奈美からメールが来ることはないし、ついこの間、着信拒否された。
当たり前やけど・・・・
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