スキ・・・・・。

2004/06/21 21:46 登録: 名作推薦人

578 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/09 22:31 ID:UjC5DoKs
S「私・・・好きなの・・・。K君が・・・。」
そんな突然告白された10月の秋。

俺(K_Y)は中学3年生のときのことだった。

ある日のこと俺は6時間目が終り帰りのしたくをしていた。
そうしたら隣の席のSがきょどって言った。
S「あ・・・ねぇ・・・え〜と・・・今日一緒に帰らない?」
Sとは小学校4年生のことからずっと一緒だがお互いのことはあんま知らなく、
話したことも遊んだこともあんまなかった。

580 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/09 22:37 ID:UjC5DoKs
俺「良いよ」俺はあっさりOKした。
と同時にちょっと疑問が沸いてきた。
俺「思ったけどさ、Sって俺と同じ方向だっけ?」
S「K君ってI3丁目でしょ?私もそうなんだ。」
俺「へぇー。というかなんで俺の家の住所知ってるの?」
S「それは・・・・えっと・・・。あ!そうだK君って今日掃除どこだっけ?」
俺「教室。」
S「教室・・・か。私トイレ掃除だからすこし早めに終わるから下駄箱の前で待ってるね。
俺「了解」
こんなかんじに会話が進んだ。

581 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/09 22:50 ID:UjC5DoKs
Sは肌が白く目がぱっちりしていて結構かわいいストレートな髪おとなしいの女の子だった。
俺は掃除中、ずっと「なんでSは俺を誘ったんだろう?」とずっと考えていた。
そう考えると同じ班の女子がこんなことを言った。
同じ班の女「ねぇさっきSちゃんと話してたでしょ?」
俺「あぁ・・・うん。」
同じ班の女「どんなこと話してた?」
俺「一緒に帰ろう・・・みたいなこと」
同じ班の女「うそぉ!!ありえない!Sちゃんみないな内気な女の子があんたみたいな男に話すなんて・・・。
しかも一緒に一緒に帰ろうってさそいでしょ??絶対ありえないし〜」
俺「Sってそんな内気なのか?」
同じ班の女「うん。男の子と話すことなんて1年のなかであるかないかだよ。」
俺「へぇ〜」

583 名前: Y_K ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/09 23:07 ID:UjC5DoKs
そんな話を聞きつつ掃除は終了。階段を下りて下駄箱にむかう。
そこにはSがぽつんとずっとまっていた。
S「あ・・・じゃぁ帰ろう。」
俺「あぁ。」
Sはどんなことを話すかちょっときたいしてた。
Sは突然こんなことを言い出した。
S「Kくんって高校どこにいくの?」
俺「んと〜××高校。」
S「やっぱり頭を良い人は行くところがちがうんだね・・・。」
自分で言うのも難だが自分は当時結構頭の良いほうで学年10位以内に入るほどだった
(余談ですが高校になってからは学年下から20位というものすごいアホになった)
俺「Sはどこにいくんだ?」
S「う〜ん××高校・・・」
俺「あそこか・・・。まぁがんばれよ!」
S「うん!。」

585 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/09 23:21 ID:UjC5DoKs
そのあと話しがとぎれて気まずくなった。
俺「・・・・・」
S「・・・・・」
そんな沈黙が3分ほど続いていた。俺は必死になって話題を考えていたがなかなか思い浮かばない
俺はそんなとき「あ!」とおもいついた。
俺「なぁ、女子って男子とかに興味あるの?」
S「興味・・・?」
俺「好きとか男の×××(×のなかはそうぞうにまかせます。)とかさー」
S「そりゃ・・・こんな年になれば興味ぐらいあるよ・・・。」
俺「へぇー。やっぱりあるのか・・・」
そんなことを話してたらいつのまにかうちの家の前についた。」
俺「俺ここ家だから。じゃな!」
S「あ・・・ばいばい」
俺「Sん家ってどこにあるんだ?」
S「あそこにアパートあるじゃん。あそこ・・・」
俺「へぇ。」

592 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/09 23:41 ID:UjC5DoKs
次の日もSは昼休み、声をかけてきた。
S「今日も・・・一緒に帰らない?」
俺「あーごめん。帰ったら速攻塾だから話せないんだごめん!!!」
S「別にK君があやまらなくてもいいよ。そういえば私・・・塾行ってないんだけどやっぱり行った方が良いかな?」
俺「まぁね。志望校によるかもしんないけど入れば勉強の癖とかつくしさ。」
その日はそんなことをずっと話していた。

594 名前: Y_K ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/09 23:58 ID:UjC5DoKs
そのその次の週の月曜日(昼休みに話した日は金曜日でした。)
Sが帰り、ふたたび話してきた。
S「数学で・・・わからないところあるんだ・・・。だから今日一緒に勉強しない?」
俺「あぁ。いいよ。どこで勉強する?」
S「私ン家はだめ・・・?」
俺「オーケー」
前と同じように下駄箱にどっちかが待つことにした。
Sは音楽室掃除で結構かかり俺は給食当番なので今度は俺が待っていた。
そんなとき俺の親友、Tが階段から降りてきた。
T「お〜い!K!!!一緒に帰ろうぜ!!!」
俺「あぁ・・あぁ今日俺Sとかえるから無理だよ」
T「なんだよ。あんな女とかえるのかよ。あいつかわいいかもしれないけどさ・・・
いつも暗いしすっげぇきもちわるいよ」
俺「話したらそうでもないけどなぁ。俺もそう思ってたけどさ。」
T「ふ〜ん。まぁいいや じゃな!」
俺「じゃな!」

595 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/10 00:07 ID:BXVYjR5u
Sはクラスのなかでも結構嫌われてたらしく友人もそんなに居なかったらしい。
たぶんあの内気な性できらわれてるんだろう、と思った。
そんなことを考えてたらSが来た。
俺「んじゃ行こうか」
S「うん」
Sは校門をでて1分ぐらいしたころ、こんなことをはなした。
S「男のこって・・やっぱり女の子の体に興味ある・・・のかな?」
俺「あるよ。この年になれば異性に興味ないほうがおかしいからねー」
S「んじゃあの人のあれを触りたいとか・・・やっぱり思うのかな?」
俺「そりゃ思うさ。」
S「んじゃ逆に自分のを見せたいって・・・のは思うの?」
俺「思うよ・・・けど大切な人とか好きな人にだけね。」

596 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/10 00:10 ID:BXVYjR5u
S「勃起ってあるけど・・・あれって女の人の見たらだれでも勃起しちゃうの?」
俺「まぁ・・・そうだね」
S「へぇ・・・。」
俺はSがエロネタに興味あるとは思わなかった。
当時の感覚では
明るいやつ=エロイ
暗いやつ=エロくない
という感覚だったのだ。

598 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/10 00:16 ID:BXVYjR5u
S「女の子もそうなんだよね・・・。男の子のあれを見たいって思う。
けど・・・男の子と違うのは好きな人のしか見たくない、本当に大切な人、
想ってる人にしか見せたくないんだよね・・・。」
このとき俺は女の子にも性欲があることを知った。
そんなかんだで話してたらSの家の前についた。
S「ここが私の家。」
俺「ここがお前の家か〜」
S「アパートだから狭いし中汚いけどけどごめんね。」
俺「いいよいいよ。きにすんな」
Sの家はかなり質素だった。ここだけの話彼女は父親が居ない。
彼女が生まれて3歳のとき離婚したらしい。だから母一人で働いてると聞いた。
だから家には8時まで親は帰ってこないのこと。

633 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/10 19:41 ID:qO9enGxT
S「じゃ教えて」
俺「え〜とね・・・・」
ひとまず俺はSに教えてほしいとこを教えていた。
そのときエンピツが机の上から落ちて、俺は拾おうとした。
そのとき偶然目にSのパンチラが飛び込んできた(そのときSは制服なのでスカートですた)
俺は「S・・・見えてるよ」と言った。
Sは顔を赤くして隠した。
S「えっち・・・」
俺「アハハ、ごめんごめん」
S「やっぱ男子って興味あるんだね・・・・・・今・・・立った?」
実は立っていたのだがいきなりいわれてびくって
俺「い、いやたってない!!!たってない!!!」
S「ふぅ〜ん・・・なんか顔赤いけどね・・・。」

634 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/10 19:48 ID:qO9enGxT
俺「い・・いやきのせいだってば!!」
俺はこのままここに居るのは気まずいので帰ろうとした。
俺「あ!も、もうかえるわ!教えてほしいこと教えたし!」
そして俺は立ち上がった。そのときSが言った
S「あ・・・ちょっとまって。」
俺「ん?」
S「あのさ・・・相談があるんだ・・・。」
俺「なんだよ?」
Sはちょっと恥ずかしそうに顔を真っ赤にして言った。
S「K君ってさ・・・T君と仲いいよね・・・?」
俺「あぁ、そうだけど?」
Sはしばらく黙り込んだ。そしてちょっときょどって言った。
S「あ・・・私ね・・・・T君のことが好きなの!!!!!!」

636 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/10 20:02 ID:qO9enGxT
俺はわが耳を疑った。SがTのことを想っていたなんて。
Tは学年では結構もてる方で前にも「なんで持てるTとダメ男Kが友人なのかね。不思議なくらいよ」
とまで言われたこともあった。
でも自分はその日に下駄箱で待ってるとき、Tが言ったあの言葉を思い出した。

なんだよ。あんな女とかえるのかよ。あいつかわいいかもしれないけどさ・・・
いつも暗いし”すっげぇきもちわるいよ”

このすっげぇきもちわるいよ という言葉が俺の頭に響いた。
なんかSがとってもかわいそうに思えた。

638 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/10 20:15 ID:qO9enGxT
俺はSに言った。
俺「Tのこと好き・・・なんだ・・・。」
S「う・・・うん。でね・・・・。私T君に告る・・・・・ことにしたの。」
俺「へぇー。でもなんで?」
S「T君のこと考えるとね。勉強に集中できないの。しかもこの時期に勉強ができないってのは
進路にも響くから・・・・」
俺「そりゃそうだ。でもふられたら立ち直れる?」
S「うん・・・ぶっちゃけふられてもしょうがないと思ってる。でも告白してすっきりしたほうがいいから・・・」
俺「へぇー。」
そのとき自分はSはすごいヤツだと思った。ふられることを覚悟してでも告白する。
自分には告白する勇気すらないのに。

743 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/13 23:21 ID:Nu33IMhf
俺「で、いつ告白するの?」
S「・・・・明日]
俺「おぉ!かんばれよ!」
俺がそういうとSはすこしだまりこんだ。
S「・・・・それでなんだけど・・・。」
俺「ん?」
Sはもうしわけなさそうにいった。
S「K君がかわりにT君に言っておいてくれない?」
俺「えぇぇ!!!?」
S「やっぱ私には告白する勇気ないし。だからかわりにK君が・・・。」
俺は怒鳴っていった!
俺「ちょっとまて!あのなぁ〜自分で言ったほうがいいと思うぞ?
そっちのほうが相手に気持ちは伝わるぞ?」
S「・・・・やっぱ私には告白する勇気なんてないよ」
そのあとSはずっと黙り込んでいた。俺はしょうがなく帰ることにした。

744 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/13 23:26 ID:Nu33IMhf
家に帰った俺は勉強しながらずっと考えていた。
そもそもあのSが突然告白するはずもない、って。
男子ともまともに話せないのに告白できるはずがない。
けどだからといって人に頼っていいのか?
自分でいえないヤツに告白する勇気なんてあるのか?
そう考えていた。
あともうひとつ俺は悩んでいた。
Tに言った。そのあとのTの返事をどう伝えればいいか?
OKだったらそれをそのまま伝えればいい?
でもOKじゃなかったら。寝るまで俺はずっと考えていた。

746 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/13 23:36 ID:Nu33IMhf
翌日の放課後、俺はTにこのことを言った。
無論Tの答えは「だめ」
あとは彼女にどうやってこのことを伝えるか。
ふられる覚悟はできてるとはいえふられたらだれでもショックだろう。
明日、このことをどうやって伝えようかその日はそのことで頭がいっぱいだった。
この時期に落ち込むのはだれでも痛いだろう。
次の日の放課後、俺は下駄箱にSを呼び出した。
俺「ん〜・・・あのさ・・・一昨日の件なんだけど・・・・・・だめだって・・・さ」

864 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/18 14:28 ID:xw5/0eb5
Sは静かに「そう・・・」
と答えた。
やっぱりSは悲しそうな顔をして「じゃね・・・」
と帰っていった。
その後Sは1週間はずっと落ち込んでいた。
そんなSを心配して俺は励ましてやろうとしたけどかける言葉が見つからない・・・。
そんなときSが「今日K君の家行ってもいい?」
俺はちょっとあせりながら言った。
俺「あ、あぁ、。また教えてほしいのか?」
Sはこくんとうなずいた。
俺「あぁ〜この前のことなんだけどさぁー」
S「あれはもう気にしてないよ。」
俺「ならよかったけど・・・。」

865 名前: K_Y ◆IaMhp4TpBQ 投稿日: 03/01/18 14:42 ID:xw5/0eb5
そして放課後いつも一緒に帰りうちに来たS。
俺はSに教えてほしいというところ(勉強です。)を教えてあげた。
そのあとは学校のこと、友人のこと、恋愛のこととかいろいろ話していた。
そんなときSがこう質問してきた。
S「K君って好きな人いるの?」
俺「いや・・・いないけど。」
S「そっか・・・」
といった、その瞬間Sはいきなり抱きついてきたのだ!

出典
http://wow.bbspink.com/hneta/kako/1039/10395/1039535572.html
小中学生の時のエッチな思い出8

◎コピペ動機 by 名作推薦人
エロくないけれど、胸がきゅんとなってしまったので、コピペしました。

(・∀・): 209 | (・A・): 293

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