コピペ

2006/08/24 15:15 登録: コピペ

とある友達(小田切亮・仮)の話します。
そいつは中1の時に付き合ってる人(三橋光・仮)がいて、どんなことでも相談し合えるとても仲が良いカップルでした。
ある日、光の誕生日に2人でファミレスで祝うことになりました。他愛のない話がとても楽しくて人生で一番幸せな時間でした。帰り道に公園によって「これから」について話し合いました。同じ高校に行って、大学に行って、結婚して…。その時、お互first kissをしました。そして用意しておいたプレゼントをあげました。犬のぬいぐるみです。光は
「可愛い…ずっと宝物にするね」
と言い泣き出しました。亮は抱きしめてあげました。
そして予定より時間が過ぎて10:30になりました。帰り道、2人は手をつないで歩いていました。そして近道をするために人通りの少ない裏道を通ってくことにしました。
時間帯が悪かったのか、駐車場に25才くらいの金髪の男がいました 。2人は気にせず歩いていると男が「いいなぁ!!彼女欲しいなぁ!今、たまってんだよなぁ!」とこっちに歩いて来ます。光は怯えていました。駐車場を横切らなければ進めないのです。逃げたとしても亮は運動部だが、光は吹奏楽部なので追いつかれてしまいます。亮はそれなりに武術に自信があったのでそのチンピラと戦う決意をしました。チンピラは
「ちょっとうち来てくんねえ?金やるからよぉ」
と亮を無視して光を誘っていたので亮は
「やめろ!」
と叫びました。 近くには閉店した居酒屋やクリーニング屋しかなく、あたりはしんとなりました。チンピラは舌打ちし、
「てめえには用ねえんだよ!」
と亮に襲いかかりました。亮は突きを流し、腹に拳をたたきこみました。 チンピラはかなり苦しそうにしてましたが、懲りずに蹴りかかってきました。亮はかわして顔面にストレートをかましました。チンピラは鼻血を出しました。チンピラは
「ガキが調子のんじゃねえ!!」
とポケットからナイフを出しました。チンピラは切りかかって来ました。亮は相手の手首をつかみました。そしてアゴにヒザ蹴りをしようとした時…チンピラは逆上していたせいか、思ったより力が強く、右ヒザをナイフで切られてしまいました。亮はそのまま倒れてしまいました。チンピラは
「調子のっからそういうコトになんだよ!」
と言い、放心状態で言葉が出なく泣いている光を車に連れ込みどこかに行ってしまいました。亮は
「光…光…光ー!!!!」
と叫びながら悲しみと悔しみの涙を流していました。
亮は右足を引きずりながら、光を捜し続けました。5〜6時間捜したが見つかりませんでした。とりあえず家に戻ることにしました。そしたらなんと光が亮の家の近くで立っていました!亮は光の名前を叫びながら歩み寄りました。 なぜだか服がボロボロでした。
「光!大丈夫か!?…ごめん…俺が弱かったから…。俺が強ければ…。」
亮は悔しさのあまり泣き出しました。光は
「ごめん…ね…」
と泣き出しました。亮はとりあえず近くの公園のベンチに連れて行きました。
「光…あいつに何されたんだ!?」
「ごめんね…」
「あいつの連絡先とか住所とかわかるか!?」
「ごめんね…」
「光……」
「ごめんね……最初は亮だって決めてたのに…」
「光…ごめん…俺のせいで…死ぬほど怖かったよな…」
亮は光を抱きしめました。光はレイプされたのだろう…。光は
「もう朝だし…家に帰るね。」
と言い、亮は光を家に送って行きました。そして光の親父さんにめちゃくちゃ怒られました。亮も家に帰ったあと母にこっぴどく怒られました。亮はこの日、早めに学校に行きました。
そして朝の学活が始まりました。しかし光は来ていませんでした。無理もない。
今日は一日疲れを癒すことが大事だよな。と思いました。学活のあと亮は先生に呼び出されました。
「小田切、お前たしか三橋と付き合ってたよな?」
「はい…そうですけど」
「落ち着いて聞けよ…今朝、三橋が自殺した。」
「え?……」
亮は全身が震えた。
「光が自殺したってどういうことですか!!?」
「脈を切って自殺していたんだよ…そこに犬のぬいぐるみがあってな、その下に遺言状がおいてあったんだ。これがそうだ。」
遺言状には可愛い字で「ごめんね」と書かれていました。開いて中を見ると、そこにはこう書かれていました。
「亮には謝らなければならないことが3つあります。
1つ目は、初めてをあなたとできなくてごめんなさい。
2つ目は、先に逝っちゃってごめんなさい。
最後に、一緒にずっといられなくてごめんなさい。
私のコトなんか忘れて、亮は亮の人生を進んで行って下さい。今までありがとう。愛してるよ亮。」
涙が止まりませんでした。亮は自分の無力さを呪いました。
先生は気を使ってくれたのか、早退させてくれました。
亮は家に帰って、泣きました。ずっとずっと泣いていました。水一滴も飲まずに泣いていました。毎日吐いて吐いて吐きました。お通夜、葬式には行ったがいつ
でも死ねると思った…。光の父は亮に
「光のことは忘れて下さい。あなたはあなたの人生を歩んで下さい」
と応援してくれました。
光をレイプしたやつを一ヵ月ばかり捜してみたが、みつからなかった…。
亮は途方にくれてしまった…。



出典:泣けたコピペ
リンク:ノンフィクション

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