デブスの悪夢

2006/09/12 01:47 登録: えっちな名無しさん

昨日、俺は初めて出会い系サイトで知り合った女の子(?)と会った。
何人かはメールでのやり取りはしたことがあった。ある人は1年も続くくらいメールでの駆け引きは自信があった。
今回の相手は16才の光一(自分20)。メールやり取りして数日で「会いたい」。でも「お金ない」と繰り返し言った。
 俺は容姿に自信がなかったので今まで会わないできたが、今回の娘は急に会いたくなり自分もOKをした。・・・・もちろん、俺のおごりで。
 彼女は映画に行きたいと言ったので、桜木町を選択した。会う前日、嫌われないかと緊張して眠れなかった。
 いざ、次の日待ち合わせ場所の改札前で待っているとメールが・・・。
 「遅れます。」
30分して、後ろから声をかけられた。
 「K君ですよね?」・・・・!!!!????
前にメールで「身長は170cmあるよ♪」とは言っていたが、俺より明らかにでかい。でかい。でかいぞあんた!しかも、肉まんのような顔・・・まるでいいところがない。
一瞬、間が空きふと我に返った。「あ、じゃあ行こうか」明らかに俺は棒読みだった。
ここから悪夢のデートが始まる・・・。
 出発早々の悪夢。お金がないことは聞いていた。せいぜい映画代だろうと思っていたが、なんと交通費まで俺もちで来たらしい。以外に長距離。痛い出費だ。
 電車に乗り込んだが、話が弾まない。というか、彼女が「うん」か「いや」か「うふふふふふ・・・」(鼻息か?)しか言わない!! せっかくデブスに気ぃ使って言ってるのにと思ったが、あきらめて俺は寝た。
 目的地に着いたが、無言のまま映画館へ。またしてもヤツはやらかした。
「○○○・・・2なんてどう?」 いきなり続編ものかよ!
だが、反論する気がなかったので1見てないが○○・・2に決まった。 そして、一番最悪の事態が訪れる・・・。
飯を食べていたのだが(もちろん金は俺。なのによく喰う)、前方に見慣れた人影が・・・。
大学の友人だった。なんと同じ店に来る!来る!!来る!!!
すかさず俺は無意識のうちにトイレに逃げ込んだ。こんなところ見られたら、一生の恥だと思った。
長い長いトイレだった。「長かったねぇ」なんて言われたが、誰のせいじゃい!と言いたくてしかたなかった。
さて、映画まであと二時間どうする?という話になったが、もう俺は帰りたかった。「軽い罰ゲームなら終わってるよ」と思いながらショッピングモール内の雑貨店へ。
ここなら、暇をつぶせるし、人ごみにまぎれるし、万が一友人と出くわしても危険は回避できると思った。
しかし、ヤツはものの10分で飽きやがった。「ねぇ?、他のところ行こうよ」
うるせー!こんな天国はなれられるか!! と思ったが、やつの足はすでに出口に向かっていった。
他の店は身を隠すところが少ない!! なるべく距離を保ちながら移動、買い物、会話をした。
しかし、餓鬼なのですぐ飽きる。で、また雑貨店へ・・・。ここで俺は考えた。
「このままバックレたい」
「今なら気づかれずにデリートできるんじゃ!?」
と思ったが、俺はチキン・・・。逃げられませんでした。orz
さぁ、お待ちかねの映画だよ♪・・・。って俺1見てねーよ。
席はまぁまぁかと思ったが、やはり悪夢。となりもデブス!!しかも、肘掛ねーよ!お前ら、肉はみだすなよ!
悪夢の2時間が終わった。明日筋肉痛だわ。 帰ろうかと思った矢先、「おなか減ったねー」・・・。このまま東京湾に投げ込むのと、車道に突き飛ばすの・・・どっちが警察にバレないかと本気で考えてしまった。地味に高いレストランに行き、残り半分をきった俺の財布。が、またしても悪夢が!!
「ただいま、人身事故により、○○線の運転を見合わせております」
FU○K YOU!!
俺は帰れる、が、彼女が帰れない!!! 一泊なんて嫌!今日一瞬たりとも勃起しなかった相手と一泊なんて嫌ぁぁぁぁ!
必死でルートを探す。大学受験以来の脳をフル活用☆なんとか見つかった♪
げっ!通常ルートの二倍!?高っ!
心で泣きながら切符を渡す。乗換えがあるのであと一回は同じ電車。
電車内では終始無言を貫く俺。もうめんどくさい。
だが、悪夢は終わらなかった・・・。
最後の切符を渡し、お別れを告げようとしたら、やつはこう言った。
「昨日・・・お財布なくしちゃって・・・お金貸してくれない?月末に返すから」
 
 
 
まずはお前が市ね。  気づいたら、俺は無言で猛ダッシュしてました。何かに怯えながら・・・。


もう二度と出会い系では会わん。


出典:タカ日記
リンク:なし

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