牛ステーキ肉精液混入ソース煮込み
2004/06/27 03:02 登録: えっちな名無しさん
ついこないだ両親が何かの記念で旅行に行った。確か結婚記念日だったか。
ヒマで仕方なかったので真夜中にペットボトルに溜めた精液(1年物)を水で割って煮込んだ。
当然グツグツと沸騰してくる。いくら水で薄まっているとはいえ1年物の精液。臭いったらありゃしない。
どうやら台所から異臭が漏れていたらしく、中1の妹が起きて来やがった。
休みの日でも午後10時くらいに寝るくせに何で起きてくるのか、コイツは。
「にーさん、何かすっごい変な匂いが充満しまくってるけど今度は一体ナニやってるのよ」
と妹。未だこの独特のかほりを知らんらしい。
妹の純情?さにほっとしながら学年約260人中約122番の脳みそは早急に打開策を模索する。
「う、ああ。自作のオリジナル調味料でも作ろーかと思ってな。ハハッ」
とっさに出た言葉がこれである。つーか自作のオリジナル調味料って何だ自作のオリジナル調味料って。意味が重なってるぞ。
思わず泣きたくなるのをこらえながら説明する。幸い、俺が料理好きなのと、普段の奇行から疑われはしなかった。素直に喜べん…
「ふーん。で、この匂いは何なのよ。ホント食べ物なの、コレ?」
キタ━━━━━('A`)━━━━━ !!!!! コレを上手く誤魔化さなければ俺に明日はない!くそう、今だけは憎らしいぞ、妹よ!
「あーダメダメ。教えん。なんたって自作のオリジナル調味料だからな。ホラ、くさや汁ってあるだろ?アレと同じ原理だ!」
どんな原理だ。しかし俺の料理の腕はそう捨てたモンじゃない。流石に母には遠く及ばないが、妹にも何度か手料理を振舞ったことがある。
「うーん、まぁいいか。信じたげる」
おお、何とか誤魔化したか。何だか綱渡りをしている気分だ。言葉を慎重に選んで話さなくてはっ!
「じゃ、ソレが完成したら私にも食べさせてよ。結構にーさんの料理好きだし。その匂いはちょっとアレだけど」
Σ (゚Д゚;)ハイ!?い、今なんと仰りやがりましたかまいしすたー?んなことになったらこの物体Xを捨てれなくなっちまうじゃねーかYO!
つーかそんなことより俺の精液を飲むのか!?知らんのに飲ませるのか!?俺!!
「……ああ、別にいいぞ。この匂いがイヤだったら何とかしてやる。」
「ホント!?」
……ナニを言ってるんだ、俺は。ナニを嬉しがってんだ妹よヽ(`Д´)ノ
「じゃあさ、コレ使ってよ!私この匂い好きなんだ〜♪」
と、妹が差し出してきたのはバニラエッセンス。こんなモンを使うような料理は作ったことがないが、匂いは強烈なので渡りに船って奴だ。
「ああ、わかったからまだ寝てろ。もう少し時間がかかる。」
「うん、りょーかい。できたら起こしてよ〜?」
何とか妹を追い出すことに成功。しかしヒマな奴だな。…人のことは言えんが。鍋にバニラエッセンスをブチ込む。お、ヴァニラの匂いだ。
とりあえずこの物体Xを早急に料理に仕立て上げなけらばならない。食えればいい。美味いかどうかはこの際どーでもいい。
誰にだって失敗はあるものだ。今回はそれでeじゃないか!
しかし今回予想できないのが俺の愛しい子種達。なにやら苦いやら口内がシビレルやら聞くが、さっぱり想像がつかない。
何とか食える味にしなくてはっ
……チョットマテ。この物体を食える味にする。それはこの俺が味見をするということか!?
それは少しでも良い子孫を残そうと決意し(ペットボトルに向かって)飛び立っていったマイラヴァー精子たちの誓いを冒涜することに他ならない!
……ペットボトルに保存した時点で裏切ってるだろ、とか言わないように。そこ、味見したくないのを感動っぽく見せて誤魔化しているのを見抜くんじゃない!
だって精液飲むんだぞ!?俺はチキガイなんて高尚な幻想種じゃない。どこにでもいる厨房だ。そんなこと、できるわけないじゃないか!
…まさか妹に食わせるわけにも行かない。それこそ本末転倒ってやつだ。
とりあえずどこにでも売ってる様な和風ソースを目指して調理開始。醤油やらナニやらを入れて味付け。
冷蔵庫を漁ると大根があったので下ろして加える。見た目は完璧だが、味は…?
するのか、味見。しなきゃいけないのか、味見。……意を決して口をつける。頭の奥で何かが崩れ去った…気がする。
味はまぁ、マシな方だった。冷蔵庫にステーキ用の安い肉があったので焼く。そして例のソースで煮る。うぅ、ヴァニラ臭い…(泣
もちろんわざわざ煮る必要などないのだが、俺の精液が染みこんだ肉を妹が食うのを想像したら煮ないわけにはいかなかった。ティムポ勃った。
皿に盛り付けて、ソースをしこたまかけて完成。時計を見ると午前2時。おいおい、起きたばっかりで肉はキツイだろ、と今頃気付く。
結局寝起きのいいあいつなら大丈夫だろうと決め付け妹の部屋へ。ドアを開けるとしっかり眠ってる我が妹の姿が。
こんにゃろ、こっちの苦労(自業自得だが)も知らないでスヤスヤ安眠しやがって!添い寝しちまうぞ!コラ!と欲求が。もちろん襲っちまえと考える勇気なんてない。
「うぉい、目覚めろマイリトルラヴァ〜。さもなきゃ俺様のDeepなチッスが藻前の唇を奪っちまうZE!」
調子に乗って跳躍しながら訳のワカンナイことを口走る。もちろんンなことする勇気なんてない。ああ、なんてヘタレ…
って何であきれた風にこっちを見ている我が妹よ。さては狸寝入ってたな!聞かれちまったYO!
「ったく。なぁにがまいりとるらばぁ〜よ。馬っ鹿じゃないの?」
頬を染めながら言ってくれれば胸キュン物なのだが、そこにあるのは呆れたような笑顔のみ。なんだかなぁ…
「おぅ、とりあえず料理出来た。肉なんだけど、食えるか?」
とりあえず聞いておく。おにーさんは妹が心配なのだっ。……本心は食わせたくて仕方がないのだがなーw
「ん、だいじょぶだいじょぶ。全然オッケー」
「あ、そーいや夜に物食ったら太るんじゃ・・・」
蹴りが来た。
妹を連れて台所へ。流石に眠そうだが、こんな所で眠られたら俺がアレを処理しなければならない。午前9時にはクソ両親共が帰って来るのだっ。
「ほれ、たぁんと食え。因みに俺はさっき夜食食ったから残しても食ってやらんぞ。あまり味わって食わんでもでいいから食え」
漏れが食わない言い訳を立ててから妹に忠告。もう心臓はバックバクである。
「あれ?ソースの色が変わってる…」
不味い。それを考えてなかった。なんて迂闊…(汗
「あ、ああ……アレは気に入らなかったんで捨てた。その代わり今度のは栄養を重視したんだ。『タンパク質』とかいろいろ豊富だぞ」
何のタンパクかは言うまい。妹は料理なんぞしないのでイイカゲンに言っても問題はない。
「ふ〜ん。じゃ、いただきまーす」
おおぅ!おぅ!おぅ!遂に我が妹が牛ステーキ肉漏れの精液混入ソース煮込みを口に!くちにぃぃぃぃいいいい!!
「んぐんぐ…うん、流石にーさん。結構美味しいよ、これ」
おお、変な味はしなかったか。ほんの少ししか味見してなかったから不安だったのだが、良かった良かった。
「むぐむぐ…ん、おいしいおいしい」
と、どんどん食い進めていく妹。嗚呼、ボキの精子たちが妹に食べられちゃってるYO!!!
「ふう、ご馳走様でした。美味しかったよ。また作ってね、にーさん」
!!いくら知らないとわかっているからってコレはキツい……愛しの妹よ、そんなにおにーちゃんの精液飲みたいのKA!?
「あ、あぁ。お粗末様。こんなんで良かったらいくらでも作ってやるよ」
「うん、ありがと。それじゃ私もう寝直すね。後片付け手伝いたいけどもう限界…」
うむ、いつも10時には寝てしまうんだから流石にキッツイだろな。それに冷蔵庫の中にある例のペットボトルを発見されたら厄介だしなっ
とっても爽やか&満たされた気分で後片付けを終える。何だか無性に妹が愛しく思える。なんつーか、自分の精液が今でも妹の腹の中にあると思うと、なぁ?
いてもたってもいられずそのまま妹の部屋に直行して熟睡している妹に添い寝して翌朝グーで殴られたのは秘密だw
あの事件の後から妙に妹が冷たいのは最重要機密だw
終

(・∀・): 129 | (・A・): 151
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