ビックリした(これ実話です)
2006/10/15 17:35 登録: えっちな名無しさん
友人がナンパで可愛い子を引っ掛けてくる。
オレはそれを指をくわえて見てるだけ・・・。
オレもナンパするか、と思い立ち、早速繁華街に繰り出す。
早速、可愛い子発見。
オレ「こんにちは。いま買い物中ですか?」
女「はい、そうです。」
オレ「あ〜やっぱり。いま、すれ違ったとき、チラッと顔が見えたんだけど、かなり僕 のタイプだったんですよー。あ、いま、お一人ですか?」
女「いや、友達待ってるんですよー。あと、少ししたら来ると思うんですけど・・。」
オレ「ああ、もしかして彼氏待ってたんですか?」
女「いや、彼氏じゃなくて友達です。」
オレ「ああ、そうなんですか。うちの学校って男子校なんですよ〜(ホントは共学)。 だからあなたみたいな綺麗な人と話す機会全然なくて・・・。あの、良かったら 友達が来るまでそこの喫茶店でお話してもらえませんか?おごりますから。」
女「えー、どうしようー?たぶん、あと二十分くらいで来ると思うんですけど。うー ん、・・・。・・・わかりました。じゃあ少しならいいですよ。」
オレ「ホントですかー!!ありがとうございます。」
美人とお話する機会を得た俺は有頂天になって喫茶店に彼女と入った。
オレ「ここのクレープ美味しいですよ。お好きなやつを選んでください」
女 「じゃあ、この○○○クレープを。」
オレ「(この喫茶店には初めて入ったが)あ、オレもそのクレープ好きなんですよね ー。(店員に)すみませーん、この○○○クレープと△△△クレープ、あとコー ヒー二つで。」
店員「かしこまりました。少々お待ちください。」
オレ「あのー、失礼ですがお名前は?」
女 「あ、山田(仮名)と言います。」
オレ「あ、山田さんとおっしゃるんですか。僕は東(仮名)といいます。」
女 「いっつも、こんなことしてるんですかぁ?」
オレ「いやいや、今日はじめてですよ。オレ男子校なんで、女性と五年くらいしゃべっ てないんですよー。身近な女は母親と姉くらい・・・。たまには、女性としゃべ りたいなーって思って、今日はじめて声かけたんです。それに、どうせなら、美 人とお話したかったし・・・。」
女 「えー、でも結構ナンパ慣れしてましたよー。」
オレ「ほんと初めてですよー^^」
このあと色々、話して大いに楽しむ・・・・・・・・・。
そして十分くらい話したとき、その友達から山田さんに連絡が来た。(友達の会話は推測)
友達「もしもし〜、いまどこ〜?」
山田「もしもしー。いま、近くの喫茶店。・・・キャハハ、一人なわけないでしょ。ナ ンパされたの。」
友達「えー、イイ男に?」
山田「(こっちを見て)うーん、まぁまぁかな。あんた、いまどこ?」
友達「××にいるー」
山田「あー、わかった。じゃあ、行くから少し待ってて。」
オレ「いまの友達から?」
山田「うん、そうだった。じゃあ、あたし行くね。クレープご馳走様^^」
オレ「いえいえ、こちらこそ美人と話せて嬉しかったです」
山田「フフフ、ありがと。じゃあ、バイバイ」
山田さんは荷物をまとめると、颯爽と店を出て行った。
オレは、自分のクレープの残りを食べる。コーヒーを飲み干すと、財布を出して中身を確認。二千円しかない。喫茶店で、クレープ代を払うと、残りは千円程度。まー、美人と話せたしいっかと思い店を出る。
しかし、店を出た途端に・・・・・・・・・・。
「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
何だ何だと思って、声のしたほうを振り返ると、そこには二人の女が・・・・・。
一人は紛れもなく今までオレと喫茶店に居た、山田だった。
そしてもう一人のにぎやかな笑い声を出してるのは・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・オレの姉貴だった・・・・・・・・・・。
山田「ちょっと、恵理、何笑ってんの?」
姉貴「ギャハハハハハハハ、だって・・・、こいつ・・・あたしの弟だよ!!」
山田「えーーーーーーーーーーーーーっ!!!!マジーーー!!??」
オレはなんと姉貴が待ち合わせしてた友達をナンパしてしまったのだ。
・・・なんたる不覚・・・。
姉&山田「ギャハハハハハハハハハハハ」
オレ「(顔を真っ赤にして)うるさいから二人とも止めてよ!」
姉「(ニヤニヤしながら)ふーん、あんたは真理(山田の仮名)みたいな子がタイプな んだ〜。で〜、なんて言って口説いたの〜?」
山田「(ニヤニヤしながら)結構ナンパ慣れしてたよね〜。声掛けとかかなり普通だっ たし〜。」
オレ「違う!!ホントに今日が初めてだった!」
姉「ふーん、初めてのくせに、よく真理みたいな子に声掛けれたね〜。どこの男子校に 行ってるんだっけ?あんたの学校って共学じゃなかったかなぁ(笑)」
山田「(ニヤニヤしながら)ほらー、やっぱりナンパしまくってるんじゃん。」
オレ「違う・・・どうせなら美人が良かったから・・。」
姉「(笑いながら)あー、言っとくけど真理、彼氏いるよ〜。残念だったね〜。」
オレ「(山田に)じゃあ、なんでオレに付いてきたんですか?」
山田「今日は恵理と遊ぶ約束だったしね〜。ちょっと面白そうだったから」
オレ「・・・・・・・」
姉「まぁまぁ、あんたもまた、お得意のナンパで可愛い子探したら?」
山田「あ、じゃあ恵理を口説いて今日一日付き合っちゃえば?」
オレ「は?」
姉「あ〜、いいね〜。あんたの口説き方をチェックしてあげる。良かったら、今日一日 付き合ったげる。」
※続く
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