本当に大切な君へ・2
2006/12/18 23:01 登録: えっちな名無しさん
Eに投稿した事がバレマシタ…。
共通の友達(先輩?)がばらしやがった…。E激怒。。まぁまさかEもここに書き込まれてるとは思わないでしょうww
そして人生の転機のことですが…。
ある日、カラオケで5対5の合コンに誘われたんだ。そしたらEがいて。。後から聞いた話、友達に無理矢理誘われて断れなかったんだとか…。まったく…。
Eは俺の顔見て、大きな目をさらに大きくしてた。なんかわかんないけどすげえ腹がたった。Eはずっと下向いてた。そういえばEの隣にいる男近すぎじゃない!?耳に息吹きかかってんだろ!あいつ断れなくておろおろしながら真っ赤になってんじゃん…。
…でもここで俺がカッコつけて乗り込んでも、俺彼氏でもないのに…。
…ってそうこうしてるうちに二人で出てったじゃん!相手その気なんじゃないの!?
気が付いたら追いかけてた。あいつらどこに行ったんだよ。寒空の中、ずいぶん走った。
「…っやぁ…助けてぇ…」
???
今、確かに「助けて」ってEの声がした。声のする方の路地に行ってみるとEが服の上からだけど胸を揉まれてた。次の瞬間俺はカァーッっと頭に血が上ってそのチャラチャラした男(俺が言えないけどさ)をぶん殴ってた。
「ってぇな!何すんだよタコ!!」
「うるせぇ!Eの事襲おうとしてたんだろ!?あァ!?」
みたいな事言いながら俺は馬乗りになって男をぶん殴ってた。
Eが隣で「ヤメテ」って言ってたのもその時の俺には聞こえてなかった。
しばらく殴り合いが続いてEが泣いてるのに気付いた。
「私は大丈夫だから…っ、もう…やめてよぉ…」
Eはか細い声でそう言うと俺に抱きついてきた。チャラ男は
「気違いが!付き合ってられっかよ!」
とかいいながら去ってった。
Eは震えてた。だから俺はせめて優しく壊れないように抱きしめた。
「隼世が…いつもの隼世じゃなくてこわかっただけ…。隼世が来てくれなかったら…」
ってまた泣きそうになるから
「もう…何も言わなくていい」
って言って俺はまた抱きしめた。ここまで来るともう歯止めが利かなくてそのまま…
「好きだよ。愛してるんだ」
あんなに言えなかった言葉がすらすら出てくる。抱きしめる手は震えているのに頭はみょうに冴えていた。
「…先、越されちゃったね。私もずっと好きだよ。もっと早く気付いてくれればよかったのに」
…嘘。
…やばい。どうしよう。
「じゃあ、付き合ってくれんの?」
「当たり前でしょ」
そして、俺達の運命の歯車が音を立てて回り始めたんだ。
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