続 嫁の実家にて

2007/01/09 15:45 登録: えっちな名無しさん

客間に戻り、娘にパジャマを着せて寝かしつけ、自分も布団に入る。しかし、先程見てしまった光景が頭にこびり付いて眠れそうにない。
義妹はまだお風呂に入っているようだ。しんと静まり返った家の中にシャワーのお湯の跳ねる音、給湯器が点いたり消えたりの断続的な音が客間にまで響いて来る。娘の寝顔を眺めつつも、意識はお風呂場の音に集中してしまう。
「何を考えているんだ、俺は! 義理の妹だぞ!」
だが、どうしても自分の感情を抑えきれずに布団を抜け出し、足はお風呂場に向かっていた。

「覗けるだけでもいいか…。」
そう思い脱衣所のドアをそっと開ける。磨りガラスの扉の向こうに義妹の姿はなかった。
「なんだ、お風呂に浸かっているのか…。」
ほっとしたような、がっかりしたような。
その時、義妹が浴槽から上がった。横から見える、腰から脚へと伸びる滑らかな曲線、丸く柔らかそうな胸の膨らみが、ガラスを通してソフトな感じに浮かび上がる。
『バタン、バタン』音を立て浴槽の蓋を閉めている。手を動かすたびに揺れる胸が悩ましい。
「まずい!もう出て来る。」
 義妹は脱衣所に私がいることなど知る由もなく、こちらに背を向けシャワーを浴び始めた。
「早くここから出なきゃ。」
そう思ったものの体が動かない。ただただ、義妹の身体を見つめているだけ。
『キュッキュッ』とシャワーを止め、こちらに振り返り義妹が扉に手を掛ける。
「もうどうにでもなれ!」
私の頭の中で何かが弾けた。覚悟というより自分の本能に任せた。

「なっ、何!?」
扉を半分押し開けた義妹がびっくりした声をあげる。
「しっ! 声を出さないで。お義父達が起きて来ちゃうよ。」
 もちろん、義父達に起きて来られたら困るのは私の方だが、義妹は素直に私の言葉に従い声を出さなかった。私は義妹の濡れた腕を掴み、脱衣所に引き入れる。
「身体を拭きなよ。風邪ひいちゃうよ?」
 出来るだけ優しく声をかけた。
寒いのか、怖いのか、震える手で義妹はバスタオルを取り、慌ただしく身体を拭き出した。裸を見られたくないのだろう、タオルを胸からだらりと下げ、私の視線から避けるように身体の前面を隠して拭いてる。私は娘が使用したバスタオルを洗濯物の入ったカゴから取り出し、
「そんなんじゃ後ろが拭けないよ。後ろ向いてごらん。」
「だって、お兄さん…。わ、私…。」
私は義妹の言葉を遮り、幾分強い口調で、
「だってじゃないよ! いいから後ろ向いて!」
びくっとした義妹は身体を拭く手を止め、少し考えた後、私に背を向けた。

首から肩にかけての滴を丁寧に拭う。義妹は固まったようにそのまま私に身を任せる。夏の日焼けの名残か、うっすらとビキニの跡の残る背中を下へ下へとゆっくりと進む。お尻は幾分小さいものの背中から腰、お尻へと続くラインは女性特有の柔らかく丸みを帯びたカーブ。私の義妹に対して懐いていた仄かな感情を、実現へと導く、熱く激しい感情に変化させるにふさわしい魅力的な曲線を描いていた。つるりとしたシミもキズも無い、透き通る様な肌に思わず手を触れる。



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