バレンタインデーの思い出

2007/02/16 14:50 登録: えっちな名無しさん

562 :水先案名無い人:2007/02/14(水) 08:41:50 ID:nvAA0GTU0
俺は朝、とある公園のベンチで目が覚めた…。
昨晩飲みに行ったことだけは覚えているが、
店を出た後のことは、気持ちいいぐらい何も覚えていない。
ふと横になっていた体を、起こしてベンチに座る。

…。

なんだか妙に尻が痛い。
デスクワークで痔になってしまったのだろうかと、気にはしなかったが、
とりあえずタバコを吸おうと、ポケットをまさぐったら、見知らぬ3万円が入っていた。


俺はそのときすべてを悟った。



563 :水先案名無い人:2007/02/14(水) 14:53:36 ID:0kX3791h0
高校生のとき、一つ下の幼なじみから義理チョコを貰ったことがある。
片思いのクラスメートにあげる本命チョコを作ったときの余りで作ったらしかった。
「義理チョコあげるね」
学校帰りに手渡されたときはドキドキだった。
ピンクに赤いハートをちりばめた袋には、手作りチョコ数個が入った小さな箱と
かわいらしい便箋が入っていた。嬉しかった。
「先輩にあげるチョコを作ったあまりだけど、心をこめて作ったからちゃんと食べてね」
と、書かれていた。

俺の気持は知らないんだよな、と思いながらチョコを口に入れると、自然と涙が溢れてきた。
そんなあいつも今じゃ立派なオッサンになっているんだろうな。


出典:2ちゃ
リンク:おはなし

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