ちょっと怖い話

2007/04/05 15:22 登録: えっちな名無しさん

俺が大学の四年生の時
就職も決まって後は卒業するだけだったので、
就職したらお金を返すと親に約束して車を買ってもらった。

その車で彼女とよくドライブしてたんだけど、
ある時たまたま彼女に急な用事が出来てデートが中止になった事があった。
仕方なく俺は一人でドライブに出かけて、特に目的地も決めずに
オーシャンビューを眺めながらドライブしてて、最後に絶壁に立つ岬に辿りついた。
そこは駐車場やトイレなんかが整備された上に最高の眺めだったんだけど
そのわりに物寂しげな感じだったんだよな。

自殺の名所かな?と思ったりもしたが、それから暫く景色を堪能して引き返した。

途中ファミリーレストランに寄って席に着くと、おかしな事にコップが2つ運ばれてきた(そのとき俺は勿論一人)
それでウェイターに一人だと言うと、あれ?っと首を傾げながらコップを1つ下げてった。

家に帰ってから彼女に電話で一部始終を話すと、いつもおっとりした感じの彼女が珍しく強い口調で、
「○○ちゃん(俺の名前)、それは自殺者が憑いて来たんだよ、もう一回その岬まで行って
手を合わせて帰ってもらわないと駄目だよ」みたいな事言ってきた。
霊とかあんまり気にしない方だったんだが、彼女が嫌に真剣なので翌日またその岬に行く事に。

彼女の指示通り途中で線香と花を買い、岬で手を合わせ、また昨日と同じ
ファミリーレストランに立ち寄ったんだが、

今度はコップが3つ運ばれてきた。


出典:2
リンク:2

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