俺の夢

2007/04/23 13:33 登録: えっちな名無しさん

俺には夢があった。その夢を叶えるべく、様々な心霊スポットを巡った。

高速道路を駈ける女を追い抜く。
その際に奴の足を一本轢いたらしく、婆捕獲成功。

陰気な道を走っているとフロントガラスに女が落ちてきた。ちょうど良い。
俺はそいつを剥がして捕獲した。

走ってるとまた追いかけてくる奴がいる。あ、下半身ねぇ。
まぁ良い、俺は急ブレーキをかけると、奴は車と正面衝突。気絶した女をトランクに詰めた。

トンネルの先に立っていた女に驚いて一歩手前でブレーキをかける。先は崖だった。
「死ねば良かったのに」おぉ、自分から乗り込んでくれるとは。手間が省けたぜ。

1日目にしてけっこうな収穫だ。
2日目。今日も車を走らせる。

崖で顔面蒼白で立ち尽くす女と可愛い幼女。母親らしき女から詳しい事情を聞くと、
昔殺した娘の生まれ変わりらしい。それなら話は早い、と幼女をもらって帰る。

街中でマスクをかけた女を見たので、車を止めて待ち伏せ。案の定声をかけてきた。
俺は「俺に着いて来れば答えてやる」と返事をし、無理矢理車の中に押し込んだ。

地元の小学校に行き、トイレにいる花子をおびき出す。所詮は小学生、俺の腕にかかれば訳は無い。
小遣いをやると言ったらすぐに着いてきやがった。最近のガキは現金だからな。

廊下をガラガラと走る音が聞こえる。ナース姿だ。俺は白衣に着替える。
「急患だ、一緒に来てくれ!」と叫んだら楽勝。看護婦の誇りは捨ててないらしい。

2日目にして計画の半分以上は終った。
3日目、今日が正念場だ。

りかちゃん電話に電話をかけた。同時にメリーさんからも電話もかかってきた。
こいつらは家まで来てくれるから助かる。2人同時に俺の背後に立ったようだ。
しかも2人が立った場所は切り開いたゴキブリホイホイの上。
すでにGが数匹かかっていて、それを2人は踏み潰し、絶叫していた。さすがは女の子だ。

友人の家に行くと女が出て行くなと行って外出できないらしい。うらやましいぞ畜生。
壁の間に入ってるペラペラ女をもらう。持ち運びが簡単だ。

「ちょうど今日で一週間だな。」テレビに井戸が映り、そこから女が出てきた。
ゆっくり近付いてくるとテレビからニュニュニュと出てくる。
しかし奴も俺の部屋を見れば赤子同然だった。

部屋には既に11匹の有名な妖怪や幽霊がいたからだ。

これからこのアクの強い12匹を妹にするつもりだ。そう、それが俺の夢。
まずは1匹ずつ調教してやるか。


出典:妹
リンク:妹

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