悲しきバーコード

2007/06/28 23:36 登録: えっちな名無しさん

小学校のとき友達が俺の家に遊びにきた。
この友達は普段から笑いをとるのが好きでいろんなことに
ツッコミを入れたりするんだけど時々ひどいツッコミをする事もあった。
その日はたまたま俺の親父も家にいたんだけど
友達が親父に会うなり「おっちゃんバーコード頭やな〜」って言い出した。
俺の親父は「ははは、バーコードやろう〜」とか笑顔で交わして
俺と友達は2階の部屋に上がっていった。
俺たちはゲームをしながら遊んでいて途中で俺が菓子をとりに下に降りたら
親父が悲しそうな顔をしながら鏡を見て自分のバーコードの部分をさわっていた。
そして俺につぶやいた。
「お父さんだってなりたくてこうなったんやないんやぞ。」
俺はフォローの仕様がなかった。

今ではあの時の友達と俺も親父の仲間になりつつある。



出典:忘れました
リンク:忘れました

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