ボキ
2007/07/02 09:24 登録: えっちな名無しさん
31 :おさかなくわえた名無しさん:2007/06/26(火) 21:29:53 ID:riZDqaxq
昔、地方大学で下宿していた時の事
夜中に友人から救援要請の電話が鳴った
友人の下宿先はかなり古い木造家屋でネズミの巣窟のような場所
そこでネズミが出たものだから大慌てでネズミが逃げられないようにテレビやら椅子やら
扇風機やら本やらで砦を作って退路を立った。
たったひとつだけ隙間を作っておいてそこにゴキブリホイホイを仕掛けた。
ところがそれから全くネズミが出てこない。何とかしてくれ、というもの。
下宿に向かって友人とともにネズミが出てくるのをかれこれ3時間待った。
ようやく顔を出したネズミは予想以上に小さい、おそらく子ネズミのようだった。
なんかかわいいなぁ、と思っていたら、ゴキブリホイホイを避けようとしてタコ足の上を歩いていた子ネズミがホイホイに落下
横向きにべーったりと張り付いたまま、全く身動きがとれない状態になった。
小さい声で必死でキーキー鳴くし、自分達もそれからそのホイホイをどうして良いか分からず
(こういう場合、この地方では水に沈めて水死させるらしいが、そんな勇気は全くなかった)
とりあえず、この子ネズミをホイホイからはがすべく、先輩の下宿に持って行った。
先輩は獣医学部だったので何とか方法が分かるかもしれない、と思って持っていったのだが、
持って来られた先輩はたまったもんではない。当たり前か
流しで洗剤を引っ張り出し、水を出しながらネズミをひきはがそう、としていた所
キーキーというネズミの鳴き声が突如止んだ
「首の骨が折れた」
そこには全く動かなくなったネズミがホイホイに張り付いたままになっていた
二人で真っ青になった。
ホイホイに一度でも張り付いたネズミは取れないらしい。
無理に?そうとするとボキっといってしまうそうだ
自分で殺す勇気がないのに害獣をむやみに捕えた事を後悔した
出典:5
リンク:5
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